落葉松亭日記

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凄まじいシナの権力闘争

2012年04月11日 | 政治・外交
重慶市副市長で公安局長の王立軍、米国領事館に駆け込み亡命を求めた事件は、その上司薄熙来(第17期中共中央政治局委員、重慶市委書記)の失脚に発展した。
彼等は江沢民とも繋がっている。江沢民は反日政策、法輪功弾圧にも精力を注いだ。囚人(中には生きたまま)から取り出した臓器移植の実体も明らかになってきている。
インターネットを利用する情報戦は、開示と隠蔽を繰り返し、官製報道を信じない民衆は独自のネットワークで情報をやりとりするとのこと。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成24(2012)年4月11日(水曜日)弐 通巻第3621号
http://www.melma.com/backnumber_45206/

薄き来は完全失脚。政治局員、中央委員を停職
一斉に飛び出したアングラ情報に驚き、桃の木! 薄の愛人は28名


 その夜、北京では緊急会議が招集された。政治局常務委員、政治局員の多くが参加したが、「これほど緊急かつ大規模なトップ集合は珍しい」と言う。
そして10日夜、新華社が報じた。「薄き来の政治局員、中央委員の職務を停止する」

 アングラ情報が一斉に飛び出したが、ほぼ事実に沿った確定的情報と思われるものを幾つか拾うと、

 ――薄の愛人は28名、なかには有名人が含まれる
 ――すでに夫人の谷開来は殺人容疑で逮捕されている
 ――英国人ヘイウッドの殺害は薄が直接命じ、秘書の張暁軍が実行した
 ――彼らはほかにも六人を謀殺している
 ――重慶市南岸区党委書記の夏徳良は副市長昇格をねがって薄に3000万元を贈った
 ――この夏によれば夫妻の賄賂は10億の収入、薄は「狂人」で「秦始皇帝、毛沢東、そして三番目は、このオレ様」と豪語していた
 ――王立軍は薄夫人のスキャンダル捜査を実施中、王チーム11名が拘束され、そのうちの弐名が撲殺、ひとりは自殺。周永康に捜査資料を渡したが握りつぶされ、薄の愛人との密会現場をおさめたヴィデオを持参して米国領事館へ駆け込んだ等々。

 権力の闇の奥の凄まじい実態。中国国民よ、反日なんて言っている場合か!

参考記事
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成24(2012)年4月11日(水曜日)通巻第3620号<前日発行>
人民日報、解放軍報、環球時報など一斉に「ネット取り締まりに整合性を」
噂、流言、風説に躍らされる中国の情報空間の取り締まり強化へ

http://melma.com/backnumber_45206_5535420/

【新紀元連載】重慶亡命騒ぎ 王立軍が米領事館に駆込んだ全内幕 1前半
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/03/html/d66260.html

【新紀元連載】重慶亡命騒ぎ 王立軍が米領事館に駆込んだ全内幕 1後半
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/04/html/d83973.html

【新紀元連載】重慶亡命騒ぎ 王・薄 争いで暴露された驚きの黒幕 2
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/04/html/d28088.html

【新紀元連載】重慶亡命騒ぎ 指導部内部の対立が激化 中共崩壊の前兆 3
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/04/html/d69408.html


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