落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

簡単・タンドリーチキン

2006年07月31日 | 日常・身辺
 ようやく近畿も梅雨明けの発表があったが、当地は今日は曇りがちで、夕方からは窓を少し閉めねば涼しいくらいになった。

 夏バテにはウナギなどが今は食べ時だ。値段のこともあって今日はタンドリーチキンを作った。以前倅達が来たとき作ったが、わりと好評だった。
 本物はオーブンや色々な香辛料がいるらしい。おっさんの作るものは、至って簡単。もっとガスコンロのグリルを活用せいというTV番組を参考にした。味噌を使うので味は和風。
 用意するもの。
 鶏肉:胸肉あるいは唐揚げ用肉でパックにされたもの。400g(二人前)
 たれ:プレーン・ヨーグルト、味噌、スライスにんにく少々
(1)鶏肉は一口大に切る
(2)たれ:ヨーグルト、味噌を大さじ各1杯半、スライスにんにくは粉々にしてとき合わせる。
(3)1,2をビニール袋に入れよく混ぜて、20分程度置く。その間付け合わせのレタスなどを用意しておく
(4)グリルにアルミホイルを敷いて、3から取り出した肉を並べて焼く。表5分、ひっくり返して5分、火を止め蒸らし3分
 たれには、ほかに色々ふさわしい香辛料があるのかも知れないが、おっさんにはその知識はない。

 (なぜ写真がないの)食品の撮影は難しい、美味そうに撮れなかった。想像してくだされ。

ミサイル制裁決議

2006年07月29日 | 政治・外交
 北朝鮮のミサイル乱射に対する安保理決議で日本外交を高く評価している記事が目立つ。

 桜井よし子氏のブログを見ると、以前のテポドンミサイルの対応との比較を書いておられ、今回の対応を評価している。
 2006年07月27日「 外交の勝利は堂々たる主張から 」より一部分

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日中の空中戦が続くなか、日本の外務省が揺れた。12日の中露両国による非難決議案提示以来、外務省の一部で「落とし所」を探る動きが始まったと報じられた。従来の日本外交なら、このあたりから流れは変わり、中国への卑屈ともいえる妥協が成立していったはずだ。

しかし、麻生太郎外相は、中露の非難決議案受け入れに傾こうとする外務官僚を、「あんたらはけんかの仕方を知らない」と叱責したという(7月17日付産経新聞)。議長声明から非難決議に中露が譲歩したのは日本の「突っ張り」があったからであり、日本が日本の主張を展開することではじめて道は開けていくとして、官僚たちの“落とし所”説を蹴ったという。安倍官房長官も、日本も中国案にのった方がよいと説得する北岡伸一国連次席大使に「不快感を示し」、そのような取り組みを否定した旨報じられた。

小泉首相も「最後まで突っ張れ」と述べ、強い姿勢を崩さなかった。政治家が官僚群の用意する妥協案にのらず、自ら外交を主導した結果、国連での中国有利の状況が反転したのは明白だ。こうして流れを再逆転させようと主張する日本に、米国も手を貸した。

イラク、イラン問題に手をとられ、東アジアでの新たな問題は極力回避したいとして、中国案に傾きかけたかに見えた米国に、北朝鮮に断固たる意思を示したいとする日本との協調路線を歩ませたのは、まさに、政治家たちが今回の国連外交を官僚に任せず、自ら主導した結果である。

日本が進むべき道とは

この状況を98年と較べると、絵に描いたように対照的だ。人間が違えば事情は全く違ってくることを痛感せざるを得ない。98年、北朝鮮が発射したテポドンが日本列島をとびこえて三陸沖に着弾した。日本の上空を他国のミサイルが切り裂いて飛んだのは大きな衝撃であり、脅威だった。にもかかわらず、当時の日本は非難することも出来ず、何の力もない報道向け声明を出したのみだ。

ときの首相は小渕恵三氏、官房長官は野中広務氏、外相は高村正彦氏、外務省アジア局長は阿南惟茂氏、中国大使は福田康夫氏と幼なじみである谷野作太郎氏だった。野中氏以下、阿南、谷野氏ら見事に親中国派が揃っていたのだ。これでは小渕首相が何を考えようとも、中国にも北朝鮮にも厳しい政策を打ち出せるはずがない。政策はまさに人間が変われば確実に変わるのだ。

平成18(2006)年7月29日[土] 産経
【正論】大阪大学大学院教授 坂元一哉 「国際社会動かす決意示した日本外交 中韓の対北柔軟論にも変化促す」より一部分

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≪安保理決議は明白な勝利≫
 妥協の結果は日本にとって悪いものではなかった。国連憲章第7章の表現が削られているので、制裁に法的な強制力がないといわれる。だが、安保理が中国も含めて全会一致で採択した決議である。「政治的な」強制力はある。何より、最初は議長声明でお茶を濁そうとしていた中国が、北朝鮮非難と制裁の文言が含まれる決議案に賛成した事実は大きい。それは中国が「甘い」柔軟論から「厳しい」柔軟論に転換するきっかけになるかもしれない。
 さらに本紙(7月17日付)で岡崎久彦氏が指摘したように、決議が北朝鮮への制裁を主導する日米に「お墨付き」を与えた意義も大きい。
 この安保理決議は日本外交の明白な勝利である。だがそれは長い外交戦における一つの勝利に過ぎない。事態が今後どう展開するか誰にも分からないし、楽観はまったく許されない。国家の生存にかかわることでもあり、ときには天に祈りたい気持ちにもなる。だがそれはやるべきことをやった後のことだろう。
 この危機に日本は、国際社会を自ら動かしていく決意を示し、行動し続けるべきである。「天は自ら助くる者を助く」という明治の気概がいま再び求められている。(さかもと かずや)

 日本は「普通の国」になりつつある。次期総裁、内閣も是非これを踏襲してもらいたいもの。

意図的

2006年07月28日 | 世相

安倍氏「意図的なら恐ろしい」 TBS報道問題で (07/26 20:33)産経

 安倍晋三官房長官は26日の記者会見で、旧日本軍731部隊に関するTBSの報道番組で、内容と関係ないにもかかわらず自身の写真パネルが映し出されたことについて、「ビデオを見て驚いた。意図的になされたものであるとすると、ちょっと恐ろしい。私の政治生命を傷つけようということであれば大きな問題だ。意図的なものではないと信じたい」と述べた。
 総務省は同日までに、意図的な編集が行われたかどうかなど事実関係の調査を開始しており、安倍氏は「調査結果を待ちたい」と語った。自民党総裁選を控え、安倍氏周辺は「映像の使われ方があまりにも不自然だ」と強い不快感を示している。

 TBSは「意図的なものではなかったが、安倍官房長官にご迷惑をおかけし、視聴者に誤解を与えかねない映像となったことをおわびします」と謝罪したそうだ。

 民放はスポーツ以外はほとんど見ていないので何とも言えないが、主題とどういう関係があったのだろうか。意図的に、よくあるサブリミナル効果を狙ったのではないか。こういうのは放送したもん勝ちと思っていると見られてもしかたないだろう。

 制作現場がどんなものかわからないが、写ってしまいましたでは済まない。朝鮮系Tキャスターがやっているとかいう番組もTBS系ではなかったか。オピニオン誌などからこき下ろされているにもかかわらず存続しているのは、資金があるのか、まだまだ新聞TVしか見ない読者視聴者が大半だと言うことなんだろう。

 次期総裁選が近づくと、いろいろ出てくるものだな。

六甲 石楠花谷

2006年07月27日 | 散歩・山歩き
 5月24日に歩いた地獄谷の南側にある石楠花谷を歩いた。ダイアモンドポイントからは前回と同じでシュラインロードを経て唐櫃台にいたるコースをとった。

 地獄谷とはまた違った趣がある。沢に降りて写真を撮っていると、上流から「ヤッホー」と声がする。けっこうな年配の夫婦で、沢歩き専用のウェアでざぶざぶと降りてくる。アウトドア用品が色々開発されているのは知っていたが、当方より年配とおぼしき夫婦が若々しく沢歩きを楽しんでいるのを見て、なんだか負けた気がした。

 谷を離れダイアモンドポイントにいたる道はなかなか急でこたえた。足慣らしをしていたつもりだが1ヶ月ぶりとなるともう衰えを感じる。しかも夏山は何年ぶりだろうか。


今日のダイアモンドポイントの眺望(丹生山系、唐櫃台方面)

九州四国・梅雨明け

2006年07月26日 | 日常・身辺

 九州と四国やっと梅雨明け 平年より13―8日遅く (07/26 11:40)産経
 気象庁は26日、九州と四国が梅雨明けしたとみられると発表した。九州南部は平年より13日、九州北部(山口県含む)は8日、四国は9日それぞれ遅い梅雨明け。
 平年だと、東北北部を除き梅雨明けしている時期。記録的豪雨に見舞われた九州南部(鹿児島、宮崎)の梅雨期間は60日を超え、梅雨明けを特定できなかった1993年を除き過去30年で最長という。
 気象庁によると、梅雨前線は朝鮮半島付近まで北上して活動も弱まり、九州、四国地域は高気圧に覆われ晴天が広がっている。向こう一週間、にわか雨の降る日があるが、晴れて暑い日が続く見込み。
 梅雨期間中の雨量は、鹿児島県の阿久根で1485.5ミリ、熊本市で1426.5ミリ、山口県の下関で1025.0ミリなど、平年の2倍以上に達した所もあった。
 26日は、梅雨明けした九州と四国のほか、中国地方、東海などの広い範囲で午前中から気温が30度を超え、真夏日となった。

 豪雨に見舞われた九州地方や長野では、後片付けや、再起が大変なことと思う。
 当地も昼頃から日射しが強くなってきた。菊水山の上空も青空が広がり、山の端に小さな入道雲が顔を出した。
 近畿も一両日中に梅雨明け宣言があるだろう。

 梅雨の間は、昭和史に関する本を読んではHPの年表に書き込んだりして自習(?)したが、それもこの蒸し暑さで長続きせず、はかどらなかった。
 「富田メモ」はその信憑性が疑わしいにもかかわらず、NHKなどマスコミは訂正する様子もなく、媚中派議員の利用するところとなっている。

ちょっとした楽しみ

2006年07月25日 | 日常・身辺
 梅雨前線が関西上空に張り付き、今日も大変蒸し暑い。午後うっすらと青空が見えてきた。週間予報では週末には晴れ間が広がるだろうとのこと。梅雨明けも近いらしい。



 いつも、麦焼酎の麦茶割りでは能がないので、ジャムの空き瓶を利用してスモモの焼酎漬けを作った。3~4日すると色が抜けて、梅酒ほどではないがほのかに香りが酒にしみ出してくる。
 この前は夏みかんで作った。皮ごとぶつ切りにして漬けた。漬けた皮は取り出して刻みラーメンや汁物に入れるとけっこう美味かった。

「富田メモ」騒ぎ

2006年07月24日 | 政治・外交
 日経新聞が20日付紙面で、昭和天皇がA級戦犯の靖国神社への合祀(ごうし)を契機に参拝を見送ったとするメモについての報道が様々な波紋を広げネットを賑わしている。
 これは明らかに捏造じゃないか、どこを見てるんだというweb記事があった。
 報道された記事は、部分的なもので、その文の前に発言者を示す文言があるのにそれはカットし、藤尾氏の発言をあたかも昭和天皇のご発言のように作ったのだ。

 前にもあったが どうしたのだろう
 中曽根の靖国参拝もあったが
 藤尾(文相)の発言。
 =奥野は藤尾と違うと思うがバランス感覚の事と思う、単純な復古ではないとも。

 私は或る時に、A級が合祀され、その上、松岡、白取までもが、
 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが松平の子の今の宮司がどう考えたのか
 易々と松平は平和に強い考えがあったと思うのに、親の心子知らずと思っている
 だから 私あれ以来参拝していない。それが私の心だ。

(太字がカットされたところ)

 明らかにある意図を持って故意にやったと思われる。
 実際写真を見るとインクの色も新しく、字体も微妙に異なっている。
 この報道を基にして媚中派加藤紘一氏は得々としてTVで分祀論を説いたとか、恥ずかしい限り。
 日経新聞社には火炎瓶まで放り込まれたという。(幸い不発だったそうだが)
 なにやらこの間の永田メールのようなお粗末さだ。企図した人物(あるいは組織)はほくそ笑んでいるのではないか。

大相撲名古屋場所千秋楽

2006年07月23日 | 日常・身辺
 昇進がかかる2番が気になり出先から飛んで帰った。TVを点けると白鵬・朝青龍戦の仕切りが始まっていた。

 白鵬(寄り倒し)朝青龍
 力相撲を堪能した。白鵬、朝青龍の左上手投げをかわした後、がっぷり四つになった。一度は朝青龍が白鵬をつり上げるシーンもあったが、徐々に白鵬のペースになっていき土俵際に追い詰めた。白鵬の引きつけも素晴らしく、左右に振れることなく重ね餅のごとくどうどうと寄り倒した。両者ともに力を出し切り千秋楽にふさわしい一番、白鵬の横綱昇進を願う座布団が舞った。白鵬遂に13勝を堅持した。朝青龍は全勝優勝ならず。

 雅山(送り出し)玉乃島
 リプレイを見た。突き押しの攻防の後玉乃島を送り出した。雅山10勝達成。

 全とり組みが終わった段階で放駒親方の談話があったというニュース。
 白鵬、雅山共に昇進判定理事会は見送り、判定は来場所に持ち越すとのこと。

 当ド素人は以下のように推測している。
 雅山は10勝とはいえ不戦勝が1つあるし、現在は大関人員が5人いる。
 白鵬は初日朝赤龍に敗れていること、また「・・らしくない」勝ち方もあり、心技体の「心」に一抹の不安がある。

 来場所は本物の大関取り、横綱取りにファンを楽しませてくれるだろう。

大相撲名古屋場所14日目 朝青龍17回目の優勝

2006年07月22日 | 日常・身辺
 出島(叩き込み)玉乃島
 出島立ち会い変化し玉乃島を叩き込んだ。玉乃島憮然とした表情で出島を睨みつけたが後の祭り。
 好調玉乃島3敗目、出島この一番で勝ち越し。

 安馬(送り出し)土佐ノ海
 右上手から土佐ノ海の左腰に取り付き、重い土佐ノ海を持ち上げて送り出す。いつもながら精一杯の相撲で沸かせる。

 把瑠都(小股掬い)玉春日
 把瑠都大きな体だが、右上手で今日は頭を付けていく作戦。左手で玉春日の左足を掬う。レスリング的な一番で勝ち越す。

 琴奨菊(寄り切り)白露山
 右上手で2度まで土俵際まで追い詰めるが押しきれず、3度目に寄り切る。

 旭鷲山(叩き込み)北勝力
 旭鷲山立ち会いで左へ変化、北勝力あっけなく落ちる。

 稀勢の里(寄り切り)露鵬
 右がっぷり4つになる。力強く露鵬を寄り切る。二十歳の新三役で勝ち越す。将来が限りなく楽しみ。

 雅山(叩き込み)琴光喜
 激しい突っ張り合いのあと雅山が叩き込む。9勝目をあげ明日好調玉乃島を破れば念願の10勝目に達する。

 白鵬(上手投げ)魁皇
 激しい突っ張りの攻防があり、白鵬左上手をとり、まわりながら魁皇の頭を押さえつけ投げをうつと魁皇の巨体が落ちた。白鵬の集中心は素晴らしく、21歳の若者とは思えない。2敗を堅持。明日朝青龍にどこまで食い下がれるか楽しみ。

 黒海(突き落とし)栃東
 黒海の突っ張りがさえた。膝に故障のある栃東には無理。黒海10勝目。
 
 琴欧州(叩き込み)普天王
 突っ張り合いのあと、琴欧州膝が悪いながらも長身を活かし普天王を叩き込む。琴欧州、明日に勝ち越しを賭ける。

 朝青龍(寄り切り)千代大海
 左四つで千代大海を捕まえたあとはもう朝青龍のもの。千秋楽を待たず優勝を決めた。
 休場明けの名古屋場所、右肘が万全ではなかったが、今日まで全勝し17回目の優勝を決めた。
 後半大関陣が次々と脱落する中、スピードと技術、集中力は並外れている。

大相撲名古屋場所13日目

2006年07月21日 | 日常・身辺
 豊真将(突き落とし)玉春日
 豊真将念願の勝ち越し、好調玉春日自己タイの10勝越えを明日以降に延ばし、3敗。

 栃乃花(押し出し)安美錦
 途中安美錦の右足が土俵を割っていたがそのまま続行し、栃乃花が押し出し勝ち越し。
 物言いがついたが、判定箇所の説明だけで結果は変わらない珍しいケース。

 玉乃島(押し倒し)把瑠都
 把瑠都に今日も注目していたが、両手付きの後引いてしまった。好調玉乃島は大歓迎のかたちで把瑠都を押し倒した。
 玉乃島平幕で2敗を守り、朝青龍の優勝は持ち越し。

 稀勢の里(引き落し)垣添
 9日目から5連勝、勝ち越しまであと1勝。

 黒海(引き落とし)琴光喜
 久しぶりに見たような黒海の突き押しに琴光喜は翻弄される。地味だけれども黒海は9勝もあげたのだ。

 白鵬(寄り切り)千代大海
 もう一敗も出来ない白鵬の集中力はすごい。2敗を堅持。
 勝った後、息を細く出しながら整える。胸元は大海の突きで紅潮。

 雅山(叩き込み)栃東
 露鵬(上手投げ)琴欧州
 栃東、琴欧州共に膝の故障では無理、消化試合のようだが致し方ない。

 朝青龍(寄り切り)魁皇
 朝青龍は魁皇得意の右上手にはさせずスピードで圧勝。魁皇の表情(もう俺は限界かな)というふうに見えたが、残り2日で2桁あげるかどうか。