所詮コップの中の争いと雖も選ばれた党首は、例え短期間でも日本国首相になるので無関心ではいられない。
鳩山・菅に誰かもう一人まだ続くのだ。
世論調査で高い人気をとる前原氏については、昨日の記事にあるように、メルマガ等で実体を知ることが出来た。
「腐りかけの饅頭」を食わされる国民の身にもなってほしい。
民主党幹部そのものがどれもスネに傷持つ者ばかり、綱領もなく右派から左派までの寄せ集まり、それが日本没落では一致している。
小沢氏がかつて云ったそうだ「神輿は軽くてパーがいい」。小沢グループが押す海江田氏はそうなのか。
解散総選挙まで余計なことをしない方がまだましか。
【主張】
民主党代表選告示 政治とカネはどうした 2011.8.28 02:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110828/stt11082802440004-n1.htm
「小沢問題」にもっと向き合え
告示された民主党代表選に5人が立候補し、本格的な論戦が始まったが、「政治とカネ」の問題にけじめをつけようとする姿勢はほとんどうかがえない。
政治資金規正法違反罪で強制起訴され、党員資格停止中の小沢一郎元代表への配慮が見え隠れしているためだろう。
小沢氏が支持を表明した海江田万里経済産業相に至っては、資格停止処分の解除に加え、要職で処遇することなどを示唆した。党がけじめをつけたことをどう考えているのか。
≪異様といえる小鳩裁定≫
海江田氏の出馬に至る経緯も、昨年6月に日米関係を壊して首相を辞め、政界引退まで表明した鳩山由紀夫前首相と小沢氏とが、密室で裁定したと伝えられる。
日本の最高指導者選びがこうした談合により行われていることに強い疑問を呈したい。
代表選は海江田氏と各種世論調査で高い人気を示す前原誠司前外相の対決を軸とした構図となっている。小沢氏の処遇をめぐり前原氏が受け入れなかったことから、小沢氏や鳩山氏は不支持として、海江田氏支持を決めた。
小沢氏は資格停止処分によって代表選の投票権さえ持たない。だが、実際には党内最大のグループを率いて数の力を見せつけている。各候補が小沢氏の支援を求め、「小沢詣で」を繰り広げているのもそのためだ。異様な光景と指摘されてもしかたがない。
27日の共同記者会見で、海江田氏は小沢氏に触れ、「一票を投じることはできないが、党員であることには違いない。小沢さんを慕うたくさんの人の力を借りるのは当然だ」と語った。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件では、土地購入資金の虚偽記載をめぐり元秘書ら3人が逮捕・起訴され、虚偽記載は20億円を超えた。小沢氏自身も強制起訴により刑事被告人となり、10月に東京地裁で初公判が開かれる。
小沢氏は衆院政治倫理審査会出席なども拒み、国会での説明責任を果たしてこなかった。そうした対応が民主党政権に対する国民の信頼を大きく損なったことを忘れたのだろうか。
強制起訴を経て党の処分が行われたのは当然だったが、離党勧告や除籍などのより厳しい処分にしなかったことから、小沢氏が党にとどまって活動するのを許した側面もある。
前原氏は「現執行部の考えを尊重すると明確に言っているのは私だけだ」と処分は見直さないとの考えを強調したが、野田佳彦財務相は「怨念を超えた政治」を唱えて直接言及を避けた。
鹿野道彦農林水産相も小沢氏を訪ねた経緯を説明しただけで、評価はしなかった。馬淵澄夫前国土交通相は「私は派閥に属さない」と語るにとどめた。
≪前原氏説明は不十分だ≫
東日本大震災からの復旧・復興や日本の再生がかかり、この国をどうするかが問われている時に、小沢氏復権が代表選の最大の焦点になっているのは極めて残念としかいいようがない。
一方、これまで政治とカネの問題で小沢氏の姿勢を厳しく批判してきた前原氏も、外相辞任の原因となった外国人献金問題を抱え、その対応を問われている。
前原氏は27日、3月に判明した在日韓国人女性からの献金25万円を含め、平成17年から22年にかけて在日外国人の個人4人、在日外国人が代表取締役である法人1社から計59万円の献金があったことを明らかにした。すでに全額を返金したという。
個人については在日外国人だと認識していたが、献金は「知らなかった」とし、法人献金では代表取締役が在日外国人だと知らなかったと説明した。
政治資金規正法は、日本の政治が外国の影響を受けるのを防ぐために、外国人からの寄付を禁じている。
新たな献金事実を自ら認めた形ではあるが、前原氏は外相辞任の際に説明を行うとしながら、半年近くも放置していた。
代表選告示後に、あわただしく発表した点にも不透明感が残る。「知らなかった」を押し通しているが、違法と認識していたのではないか。
最高指導者を目指す以上、引き続き説明責任を果たしていくことが求められる。
前原氏、在日外国人から献金59万円 2011.8.27 13:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110827/stt11082713370010-n1.htm
民主党代表選に立候補している前原誠司外相が27日、都内のホテルで記者会見し、平成17年から22年にかけて、在日外国人4人と在日外国人が代表取締役を務める法人1社から計59万円の献金があったことを明らかにした。
前原氏は、在日外国人4人からの個人献金について、在日外国人と認識していたことを明らかにしたが、「献金を受け取っているとは事務所も知らなかった」と釈明した。法人1社については、代表取締役が在日外国人とは知らなかったという。すでに献金は返金されている。
「前原氏、韓国人女性に出馬の決心伝えていた」 韓国紙が報道 2011.8.26 16:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110826/stt11082616330018-n1.htm
民主党の前原誠司前外相が、3月に発覚した外国人献金問題で、献金を受けていた在日韓国人女性に代表選出馬の意向を伝えていたと韓国紙、中央日報(電子版)が26日に報じた。
報道によると、前原氏は25日、この女性に電話し、「党代表選出馬を決心した。人々の関心が集中し、お母さんにまた迷惑をかけることになりそうで申し訳ない」と了解を求めた。これに対し女性は「大丈夫。首相になったら在日同胞問題もよろしく頼みたい」と応じたという。
女性は京都市内で焼き肉店を経営し、客だった前原氏は女性を「お母さん」と呼び、30年来懇意にしている。
前原氏は、平成17年からの5年間で計25万円の献金を女性から受けていた責任を取って、外相を辞任した。代表選出場に当たり、過去5年分の政治資金収支報告書を調べ、外国人献金問題について、記者会見を開き説明する方針だ。