落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

三田市・三国ヶ岳(648m) 篠山市・愛宕山(648m)

2007年01月30日 | 散歩・山歩き

 雲一つなく抜けるような青空が広がった。
 18日に登った千丈寺山のさらに北にある三国が岳、愛宕山に登った。峠を越えれば篠山市になる。
 三田市志手原三叉路を左にとって49号線を北上する。通る車も少なく真っ青な空の下を快適に走る。但し空気は冷たく指先がしんしんと冷えてくる。峠を越えると花菖蒲の名所永沢寺がある。道は下りになり母子の里に入った。
 さらに篠山方面に向かうと美濃坂峠手前に三国ヶ岳登山口「ふきのとう休憩所」がある。付近は茶畑が広がっている。注意書きがあって、2月15日までは狩猟期間中で危険ですと書かれていた。引き返すわけにもいかないのでリュックにクマよけ鈴を付けて行くことにする。のどかな景色が広がっており、ため池には薄氷がまだ溶けていなかった。野良に出ている人は見かけない。茶畑を過ぎるとすぐに山道になった。昼近いのに日陰には霜柱が残っていた。鉄砲の音がしないか緊張したが、それもなく斜面を登り切ると頂上についた。峠はすでに標高が500m位あるので汗をかくまでもなく25,6分で到着した。

 北側、南側の眺望は開けている。北側には多紀アルプス、篠山の町並みが一望できた。その向こうには福知山の高い山も頭を出していた。東側には木立の間から弥十郎嶽、大野山が見えた。南側は千丈寺山、遠くには羽束山の丸い頭がのぞいていた。西側も木々の間から遠くに笠形山や千ヶ峰とおぼしき山々が望まれた。このあと登るつもりの愛宕山は木の陰になり確認できなかった。
 空はあくまでも青く、空気は冷たいが真上にある陽光の下、眺望を満喫しながら弁当を広げた。





 愛宕山は三国ヶ岳の西側(直線距離で約3km)にある。母子の里からは三国ヶ岳同様にすぐに往復できるはずであった。近畿自然歩道の立派な標識があり、愛宕山の方向を示してはいたが登山口がわからなかった(帰宅して落ち着いて地図を眺めたら、やや北寄りの所を右往左往していたようだ)。仕方なく北側の竜蔵寺から登ることにした。美濃坂峠を越え372号線(デカンショ街道)に出る。真南条から竜蔵寺参道に入る。竜蔵寺は標高が300m位の山奥にある。寺の奥まったところに愛宕山登山口があった。大きな古い石段が山中のお堂まで続いた。途中住職さんが書かれたものだろう、箴言が貼ってあった。

 無人の古いお堂から本格の山道になった。急斜面で100m位のロープで登るところもあった。太陽が大分西に傾き、焦りを感じながら汗だくで登ること30分ようやく頂上に着いた。展望はなくわずかに北側だけが開け、西の斜光線を浴びた篠山の町や山が見えた。

 登山口に引き返すと16:20、空は明るいが周りは夕暮れて冷え込んできた。汗のシャツを着替え帰路についた。

 ふきのとう休憩所(11:30)~三国ヶ岳(11:50)昼食~ふきのとう休憩所(13:00)
 竜蔵寺・愛宕山登山口(14:40)~お堂(15:05)~愛宕山頂(15:35)休憩~登山口(16:20)

 帰宅 18:15  バイク走行 110km

神鉄丸山・高取山~須磨アルプス~山陽電鉄・塩屋

2007年01月28日 | 散歩・山歩き
(1/29 HPにスライド掲載しています)

 神鉄丸山駅から山陽電鉄塩屋まで六甲縦走路の逆を歩いた。
 昨年初歩きのコースのおさらいだ。その時は須磨旗振山で足が痛くなり1時間もかかって須磨浦公園駅に降りた。町中で道を間違えたとはいえ7時間もかかった。膝の痛みはたしか1週間続き、食料の買い出しにも不自由し、日記には「年は取りたくないものだ」などと泣き言を書いていた。
 昨年一年間あちらこちら歩いたが、果たして本当に足は丈夫になったのだろうか。今日はその確認の意味で歩いた。

 神鉄丸山駅(8:50)~高取山登山口(9:10)~高取山頂(9:45)~妙法寺(10:30)~東山・横尾山登山口(11:00)~東山(11:45)昼食~馬の背(12:05)~横尾山(12:15)~栂尾山(12:30)~高倉台団地(12:40)~高倉山頂(13:05)~鉄拐山頂(13:20)~旗振山頂(13:40)・鉢伏山往復(14:00)~塩屋登山口(14:20)~山陽電鉄塩屋駅(14:45)

 約6時間足らずで歩くことが出来た。脳みそは衰えるばかりだが、筋肉は高齢でも鍛えることは出来るという説は本当かも知れない。足は疲れたものの階段が上れないということはなく通常の疲労なのだ。誰かの台詞ではないが自分を褒めてやろうと思った。(写真:須磨アルプス・馬の背)

首相施政方針演説

2007年01月27日 | 政治・外交
 昨年9月末、安倍内閣が発足し4ヶ月が経過しようとしている。TVでは支持率が低下したとか、顔が見えないとか批判が多い。しかし、所信表明演説、今回の施政方針演説を見ると従来の首相とは違っている。外交面では村山談話を踏襲するといい歯切れの悪さもあったが、戦後体制からの脱出、改憲と教育改革を柱にしていることでこれからの日本のあり方、道筋を示しているものと受取り期待している。

 いじめ虐待、子殺し親殺しが頻発し、先生の質の低下も指摘されている。支払能力があるにもかかわらず給食費を払わない親がいることは驚きであった。公務員の贈収賄、飲酒運転、一般企業でも当然守るべき職業上の信義がおろそかになったり社会規範が崩れてきている。すべて教育制度が悪いためとは云えないだろうが、一因にはなっているのではないだろうか。学校、家庭、社会の教育力を上げるような施策を「内閣の最重要課題」と位置づけて取り組むというのはもっともだと思う。

 先日中共が人工衛星破壊実験を行い、経済大国を目指しつつ軍拡も怠りない。北朝鮮も核実験を行いそれを脅しに無理難題を押しつけている。拉致問題も膠着状態だ。従来の安全保障の考えが通用しない時代になった。

 あれこれ盛りだくさんな事を云うより、「改憲」と「教育改革」これを中心に邁進されることを期待する。

街頭宣伝車

2007年01月26日 | 世相
 「毎度おさがわせしております・・・」と断りの入るものから、ただただラウドスピーカーでがなり立てるものなど、喧しい。前者は灯油移動販売、バイク、家電品の引き取りが多い。特に灯油の移動販売はこの地区には夕食時TVのニュースにダブりはなはだ迷惑している。まぁ、これがお仕事なのだと思うので我慢もしよう。

 後者は、略して街宣車(日本語変換も間違いなくできるなぁ)が昨日一日中喧しかった。当地区に何かあったのだろうか。任侠系の名前にデカデカと日の丸が貼り付けてあった。そして軍歌や古い演歌をボリューム一杯に流す。ちょうど交差点で止まっているのを上から眺めていると、運転席の兄ちゃんは週刊誌を広げながらハンドルを操作していた。右翼を標榜しながら保守系のイメージダウンを企図しているのははっきりしている。しかし、日教組の大会があったりすると繰り出してくる街宣車もあるから色々あるのだろう。
 今日は共産党の宣伝カーが喧しかった。こちらはほぼ毎日である(ただし昨日の街宣車とはダブっていない)。プロのアナウンサーのテープだろう。女性の声で言葉はやさしいが音量は大きい。団地のコンクリートに反響し倍増する。
 いずれも結構な費用だと思うが、マイナーな団体にもかかわらず資金があるのだなと不思議に思う。

 参議院選挙を控え先が思いやられるが、もう少し音量を下げてもらえないか。

「南京の真実」映画制作・良識人立ち上がる 1/2

2007年01月24日 | 政治・外交
 昨年暮れ、中共の反日工作がその裏にあると思われるが、アイリス・チャン著の反日史観で史実誤認の多い「レイプ・オブ・南京」を下敷きにした映画「南京」が公開されるというニュースがあった。
 このほど日本でそれに反論する映画の制作発表があった。心強くもあり、素晴らしい事だ。

 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成19年(2007年)1月25日(木曜日)通巻第1690号より引用
 ついに良識人が立ち上がった。
 嘘放送はもう許せない!!  「南京の真実」を映画化
 南京大虐殺なる政治プロパガンダの嘘を世界に向けて発信


 今朝(1月23日)、都内のホテルで歴史的な記者会見が開催された。
 日本の保守陣営が大同団結し、誤謬だらけの戦後の歴史認識と中国がばらまくインチキ歴史解釈の訂正のために、映像というもっとも効果的な方法での反撃が開始されたのである。
 南京攻略戦の真実を伝え、中国と米国の政治謀略「南京大虐殺」の嘘を暴くドキュメンタアリー映画「南京の真実」の制作発表と記者会見が開かれた。

 この映画は情報戦でもあり、英語版、中国語版がつくられ世界同時公開を目指す。
 またインターネットの動画による配信も計画されている。公開は南京70周年の12月を目処としている。

 記者会見は超満員となった。
まずプロジューサー兼監督の水島総氏が挨拶、ひきつづき上智大学名誉教授の渡部昇一氏が「田中上奏文のインチキを当時、だれも真剣に反論しなかった。情報戦にやぶれることはかくも凄まじい結果をまねく。メディアにはメディアで、情報戦には情報戦で闘おう」。

 南京学会会長でもある東中野修道教授は、
 「おととしニュー・オーリンズを襲ったハリケーンのときに、強盗、強姦、放火,暴行が蔓延していると言う噂が拡がった。調べてみるとデマであった。
 南京の報道は陥落(1937年12月13日)から三日後に米国の新聞にでたが、爾後、東京裁判まで一切語られることが無かった。
 突如、1946年からの東京裁判で浮上し、1972年本多勝一の『中国の旅』で、中国側の宣伝キャンペーンが開始された。そこで南京に派遣された、生き残りの将校に数知れずインタビューしたが、誰もが「このまま(嘘の不名誉がばらまかれたまま)では死ねない」と言った。
 南京陥落から蒋介石軍は、漢口から重慶まで逃げて、その間、じつに300回も外人記者団との会見を開いたが、ただの一回も南京問題がでてこなかった。
また当時の国民党中央宣伝部の用意したプレス・リリースにも一切現れていない。国民党報告には、一件の殺人事件さえ報告されていない」。

 ▼国会議員も超党派で支援に駆けつけた
 記者会見には国会議員も多数が詰めかけ心底からの熱弁を振るった。

 まず西村真悟(衆議院)議員は、「いよいよ日本側の反撃が開始される。これまで日本の議会は中国の工作に屈服してきた。虐殺は1927年の国民党の南京入城のさいに起きた。あれこそが南京の真実である」。

 松原仁(衆議院)議員は、
「当時、外国人が居住したのは『安全区』で、しかし国民党は『安全区』のなかにさえ砲台をつくった」。

戸井田徹(衆議院)議員。
「選挙区の講演会で挙手を求めると、じつに90%の日本人は『南京大虐殺があったか、どうか、知らない』と答えるほど、関心がない。我々の先輩は少なくともいまの日本人よりは立派だった。あんな事件を日本人が起こすわけはないのに、たとえば国会図書館関係筋ではBC級の裁判資料さえ、公開を憚ってきたのである。ようやく公開される運びとなって、行動はこれからだ」。

渡部郎(衆議院)議員。
「ティンパリーの嘘放送は蒋介石国民党の宣伝だったが、あれは米国を参戦させるための謀略文書。ところが、いまの日本人は歴史をしらず、大学入試どころか、高校で日本史が選択科目、日本人が自国の歴史を知らない。超党派で、この問題に取り組まなければならない」。

赤池誠章(衆議院)議員。
「中国社会科学院の学者らと議論したが、彼我の差は大きく、歴史認識が縮まることはない、と確信した。中国の歴史解釈とはときの権力者に正当性を付与するのが目的であり、政府の正当性を喧伝する武器。その道具に日本が使われているのだ」。

鷲尾英一朗(衆議院)議員。
「若いひとに歴史の真実を残しておかなければならない。全世界を相手に、この情報戦を闘わなければならない。大変な作業となるが、ともに闘いましょう」。

笠浩史(衆議院)議員。
「教科書問題、歴史認識問題は、国会でさえ、過去の難しい問題は好い加減にせよという意見を聞く。このどうでもいいさというムードに危機感を抱く」。

松本洋平(衆議院)議員。
「歴史の真実を明らかにすることは、国の名誉と誇りの回復であり、これからの日本人が世界に胸をはっていきていくためにも是非とも必要である。

稲田朋美(衆議院)議員。
「愛国暴走は中国人にとっては正義、偉い人を庇うのも中国人の正義。真実を追究してやまない日本人と天地のへだたりがある。先日も百人斬り訴訟で、我が国の最高裁判所が、百人斬るという嘘は、限りなく嘘に近いが、一部灰色である限りは個人の名誉云々は争えない、として不当判決をだした。
国家の名誉を守るのは裁判所ではない、政治家である」。

松下新平(参議院)議員は、
「宮崎県選出だが、歴史の真実を伝えるのは政治家の責務であると認識している」。

大江康弘(参議院)議員は、
「国会の議論の虚ろなこと、多くの議員は、この歴史問題に関心が薄い。台湾のことでも、本質議論に関心がうすく、たとえば関空第二滑走路を早めに完成することが決まったのも、理由は「華僑大会」が関西で行われるからというではないか」と現状のひどさを訴えた。

▼米国でも常識と扱われている南京
 さて、会場には加瀬英明、藤岡信勝、佐藤和男、中村アキラ、大高美貴、井尻千男、小山和伸、日下公人、勝岡寛次、佐藤克己、篠沢秀夫、田中英道、高森明勅、西尾幹二、西村幸祐、水間政憲、三輪和雄、八木秀次、山際澄夫氏ら、列挙できないほど夥しい有識者、大学教授、ジャーナリストが集合した。
それぞれが、この映画への期待と所信を連続的に表明した。
このため、記者会見は質疑応答を含め、じつに二時間にも及んだ。

 映画『プライド』をつくった経験もある外交評論家の加瀬英明氏は、「米国では南京とナチスが同列におかれて南京虐殺は常識となっている。日本の国益を守るべきである」

 教科書問題の偏向と闘う藤岡信勝氏は、「アイリス・チャンの考証もされていない本が基礎となっているが、アイリスの翻訳さえ日本では左翼系出版社も、あまりに誤りが多いので出さなかった。
こんな出鱈目本を基礎に、あのアメリカが映画を作ったのだが、日本でさえ文部省検定では南京事件があったことを書かないと検定が通らないという惨状を呈している」

 国際法に詳しい佐藤和男名誉教授は、「東京裁判は日本人に罪悪感を抱かせるための政治ショーに過ぎない。原爆投下は史上最悪の犯罪だが、南京は米国の原爆犯罪のすり替えだ」。

 大東亜戦争の研究で知られる中村アキラ教授は、「政府が何もしないので民間が立ち上がったのである。南京に参加した多くの将校にインタビューしたビデオもたくさんある。南京は完全なフィクションである」。

 歴史に詳しい勝岡寛次(明星大学教授)は、「日中共同歴史研究はなりたつまい。中国は最初から、侵略戦争という政治用語、プロパガンダ語彙を持ち出してきている。之では議論が成立しない」。

(つづく)


「南京の真実」映画制作・良識人立ち上がる 2/2

2007年01月24日 | 政治・外交
 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成19年(2007年)1月25日(木曜日)通巻第1690号より引用 つづき
▼日本人いがいに日本人の不名誉は回復できない
 機密文書を連続的にすっぱ抜くジャーナリストの水間政憲氏は、「世界の反日ネット網が完成しており、こうした歴史解釈の偏向ぶりの嚆矢となったのは中国帰国者連盟だ。およそ1000人が洗脳され、命と引き替えに出鱈目な証言を72年からなしてきたからだ。82年から中国の歴史教科書に南京事件が掲載されるようになったのだ」。

 評論家の西尾幹二氏。
「サダム・フセインの処刑を東条英樹とならべて朝日は、日本の保守派に言いがかりをつける戦術にでてきた。勝利者が負者を裁くという意味で、拙速だったという点で、ニュールンベルグ裁判と東京裁判は似ているが、これは保守の反論を防ぐ目的もあった。もとより人道の罪などと東京裁判はナチス裁判の側杖を食った形である」。

東北大学名誉教授の田中英道氏。
「ナチ、原爆、そして文革。この三つが二十世紀の歴史的犯罪だ。文革へのすり替えが、中国にとって南京大虐殺だった」。

 篠沢秀夫(作家、学習院大学名誉教授)は、「電車内で足を踏まれたら、足を踏んでますよ、くらいは言っても良い」

 ジャーナリストの山際澄夫氏、「日本人の名誉を回復させるのは日本人しかいない」

 大高美貴(ジャーナリスト)さんは、「恐れを知らない中国の行為は、死者への冒涜である。チベットも蒙古もウィグルも、日本が立ち上がることに大いに期待しており、そしてアジアに幸せがくる。
この映画作製による思想戦は、日本の崇高な使命だ」。

▼ふりかかる火の粉は取り払わなければならない
 多摩大学教授もつとめたエコノミストの日下公人氏。
「中国の反日プロバガンダは米国に主舞台。理由は日米離間。であれば日本側の反撃も米国に焦点を当てて、狙いを米中離間におくべきだろう。

 歴史学者の高森明勅氏。
「インテリジェンスがいかに国益にとって重要であるか」

 さて会場に小生も出向いたので一言つぎのように述べた。
 (宮崎正弘)「田中上奏文が嘘であることは昨今ようやく世界的にばれてきたが、南京は、いってみれば日本にふりかかった『シオンの議定書』だ。
帝政時代のロシア秘密警察のつくった偽造文書『シオンの議定書』がユダヤ人虐殺に正当性の口実をあたえ、やがてナチスが援用した。ユダヤ人は本当に虐殺された。
もし“南京大虐殺”なる偽造文書まがいの嘘放送、政治プロパガンダを、このまま日本が放置してしまったならば、やがて日本人をまちうける運命はいかなるものになるのか? ふりかかる炎は取り払わなければならない」。

 なお、詳しくは「映画「南京の真実」制作委員会 電話(5464)1937
http://www.nankinnoshinjitsu.com/

藍那~西区「ふるさと散策の道」~太山寺(温泉)

2007年01月22日 | 散歩・山歩き
 2006年2月10日に歩いたコースのバリエーションだ。その時は木見峠から太山寺まで延々車道歩きをしてしんどかったが、今回は、西区のサイトに「ふるさと散策の道」というのが紹介されていたのでそこを歩いた。
 また、藍那から木見峠は前回のやや北側、丘陵地帯の中央部を歩いた。丘陵地帯の北半分は国営明石海峡公園の整備中ですっかり伐り開かれ立ち入り禁止となっている。

 道は雑木林のアップダウンが続く。かつての林道や農道があって枝道も多い。そこで中央部を東西に走る送電線を目印に歩いた。雑木林の上高く走る送電線につかず離れず、地形図を見ながら進路を決めていく。
 9:30から歩き、太山寺温泉に15:30に到着した。足腰が痛くなり、最後は頭の中に温泉がちらちらして止まなかった。

(1/23 HPにスライド掲載しました)







納豆騒動 その後

2007年01月21日 | 世相
 ここ数日納豆を食べられず寂しいので昨日スーパーをのぞいてみた。量は少ないが並んでいたので早速買って帰った。
 ニュースではTV番組で放送された納豆ダイエット効果は誇張であるとのこと。データが捏造だったそうだ。
「やっぱりな、TVで云うことはそんなもの」という風潮が増幅するだろう。
 ダイエットで納豆を買いに走った人々のがっかりする様子が目に浮かぶようだ。
 納豆が栄養食品であることは信じている。安定供給をお願いしたい。
納豆ダイエット効果を誇張 「発掘!あるある大事典II」 (2007/01/20 19:35)産経
 関西テレビ放送(大阪市)は20日、納豆のダイエット効果を取り上げた7日放送の情報番組「発掘!あるある大事典II」で、実際には行っていない実験データを放送し、効果を誇張していたと発表した。
 同社は「納豆にダイエット効果があるという学説があるのは事実。どうして実際と異なる放送を行ったかは現在調査中」としている。
 同番組の放送直後から全国で納豆の品切れが相次いでいた。
 同社は調査委員会を立ち上げ、原因究明を急ぐ。21日の番組放送は休止する。
 千草宗一郎社長はデータのねつ造を認め「視聴者の皆さまの信頼を裏切ることとなり誠に申し訳ない。2度とないよう対策を講じる所存です」と謝罪した。
 同社によると、「中性脂肪値が正常値になった」などと放送した被験者の数値測定は実際には行っておらず、朝に納豆を2パックまとめて食べた場合と、朝晩に分けて食べた場合の血液比較検査結果も架空だった。
 また米テンプル大のアーサー・ショーツ教授が「(ダイエット効果のある)DHEAを増やす食材がある」などと発言していないのに日本語訳コメントを勝手に付けた。
 さらに、被験者がやせたことを示す比較写真は無関係の写真だった。
 12日に一部報道機関から取材があり、調査して不正が発覚した。

三田市 千丈寺山(589.6m)

2007年01月18日 | 散歩・山歩き
(1/20 HPにスライド掲載しました)

 2日も曇天が続くと永遠に続くような気がして滅入ってくる。昨晩気象予報をみると晴れ時々曇りとなっていた。予て用意していた地図とガイド情報、リュックを用意して寝た。

 夜明け前に目が覚めて外を見ると、オリオンが真上に来ていた。そういえば月が変わればもう立春なのだ。
 バイクで三田に近づくと霧が立ちこめてきた。武庫川水系の川霧だろう。千丈寺山西側の千丈寺湖(青野川)に近づくさらに濃くなってきた。どうしよう引き返そうかと空を見上げると所々青空がのぞいている。登山口の田園地帯になると霧が晴れてきたが山肌や遠方には靄がかかっていた。

 下青野公園に駐車
 感神社(10:45) ~ 尾根・北浦天満宮コース出会い(11:30) ~ 頂上手前展望岩(11:55) ~ 千丈寺山頂(12:5)昼食・休憩(12:50) ~ 祠(13:10) ~ 峠(13:55) ~ 上青野登山口(14:15) =(車道)= 下青野公園(14:45)


 感神社の石の鳥居をくぐり突き当たり右から登山道が始まる。特に標識はないが、青テープで示されている。急なところはロープもあった。迷いやすいと思われるところはビニール荷造り紐で遮断してあった。
 登山道は昨日までの雨で露が多量に残っていた。うっかり木につかまるとバラバラと降り注ぐ。
 尾根筋に上がると穏やかな冬の日が射していた。時折小鳥の声がする。下界はベール越しに見るよう。先日登った羽束山もぼんやりとしか見えなかった。

 今日はおそらく誰にも会わないだろうと思っていたが、なんと頂上で単独登山者がおられた。京都からで、山の東側の乙原から登って来られたとのことだった。この後、私とは反対に南に向かって行かれる。
 昼食、しばらくの歓談のあと北に向かった。祠を過ぎてから峠までは急斜面が続いた。落ち葉は濡れ、地面も湿っているため2,3度尻餅をついた。谷の向こう側には三国ヶ岳(648)峯ヶ畑(659.8m別名:乙原岳、峰山)が雄大に懐を広げていた。
 峠から上青野はしばらく荒れた感じだがやがて苔むした舗装林道になった。降りたところは池の畔で、とくに標識もない。

 そこからは午後の日射しの中、青野川の土手を歩いたり交通量の少ない車道を歩いて駐車場に帰った。
 (写真:千丈寺山(右奧) 帰路、千丈寺湖から) 
 
 帰宅 16:30  バイク走行 74km

 1/19 文中の三国ヶ岳は誤り、修正しました。

民主党の売り出し方

2007年01月17日 | 政治・外交
 参議院選に向けて街宣車が繰り出されるようになった。やはり宣伝し売り出したいところが喧しい。当地では共産党、公明党、民主党、自民党の順だろうか。

 堅実に売れているものはCMは少ない。洋菓子メーカーの不二家は品質もよく美味しいというイメージを持っていたが重大ミスを犯した。雪印もそうだったが立ち直りは難しい。売り場ではただただ値段を下げて端の方に並べてもらう状況になってしまう。

 小沢代表は「・・・と決意しております」などと云っていたが、小沢神話は崩れてしまっており、鳩山氏、菅氏ともども魅力に乏しい。
 2007年の活動方針では新聞各社の社説でその矛盾を突かれた。これでは政権交代はおろか二大政党も難しいのではないか。
1月17日付・読売社説(1)
 [民主党大会]「『対決』だけでは信頼は得られない」 (2007年1月17日1時36分 読売新聞)
 7月の参院選で与野党逆転を実現する――。民主党大会は、これを「唯一最大の目標」とし、通常国会を主戦場と位置づけた。安倍政権との対決姿勢を鮮明にするという。
 どれだけ民主党への共感と信頼を得られるかが、問われることになろう。
 だが、民主党の姿勢に疑問もある。たとえば、2007年度活動計画が、「参院選後をも展望し、他の野党との協力を進める」と明記していることだ。
 来賓として出席した社民党の福島党首は、自民党政治の打倒を呼びかけ、とくに憲法改正の手続きを定める国民投票法案に「断固反対」を求めた。
 しかし、民主党は独自の国民投票法案を国会に提出している。法案そのものに反対の社民党とはまるで立場が違う。
 活動計画は、自民党との対立軸を示し、民主党の政策、主張をわかりやすく伝える、としている。だが、参院選での選挙協力を重視すればするほど、自らの政策を貫けなくなるのではないか。
 先の臨時国会で民主党は、沖縄県知事選で共産、社民両党と統一候補を立てたことから、両党に足並みをそろえる形で教育基本法改正案、防衛庁の省昇格法案などに対する審議拒否戦術に走った。
 だが、民主党は、教育基本法改正案の対案を提出していた。省昇格法案には、最終的に賛成に回った。両法案に反対の共産、社民両党との共闘自体に無理があった。結局、民主党の国会対応が迷走するはめになったことを反省すべきだ。
 国の基本にかかわる国民投票法案を、党利党略でもてあそぶべきではない。
 党がまとめた「政権政策の基本方針」についても、地方代表の側から、疑問の声が少なくなかった。一つは、消費税を5%に据え置いたまま全額年金財源(基礎部分)に充当するとした点だ。
 2004年の参院選で民主党は、基礎年金部分の財源確保のため、消費税の3%程度の増税を含む年金制度改革を訴えて勝利した。なのに、なぜ方針転換するのか、財源はまかなえるのか、納得できる説明がないからだろう。
 執行部は、党内にさえ、基本方針を十分に説明できていない。これで、広く有権者の理解を得られるだろうか。
 自民党の中川幹事長は、公務員制度改革、教育改革、社会保険庁改革を「3本の矢」と呼び、民主党との争点としている。自治労や日教組を支持基盤とする民主党を揺さぶろうとするものだ。
 民主党は、国会で、具体的な対案を提示し、論戦で応えるべきだ。それが、政権を目指す責任政党として、有権者の信頼を得ることにつながる。

【主張】民主党大会 野党共闘優先でよいのか (2007/01/17 05:02)産経
 民主党大会は、参院選で与野党逆転を果たすことを「唯一最大の目標」と明記した平成19年度活動計画や、政権公約の土台となる「政権政策の基本方針」などを採択して閉幕した。
 小沢一郎代表は「国民に負担を強いる法案を、参院で一本たりとも通さない状況をつくらなければならない」とあいさつで強調した。
 二大政党が競い合い、政治に緊張感を与えることは必要だ。民主党には議会制民主主義がよりよく機能するための役割を果たしてもらいたい。だが、小沢民主党は、政権交代をして日本をどうするのかについて説得力ある具体像を示しているとは言い難い。
 一例は憲法改正の手続きを定める国民投票法案だ。小沢氏は記者会見で「結果として(安倍政権に)協力する形は良くないかもしれない」と慎重に対応する考えを示したが、自由党党首時代、他党に先駆けて国民投票法案を提示したのではなかったか。
 国の根幹を形作る法的整備より、社民党などとの野党共闘を優先するというのなら、政権政党たりえない。
 負担の問題もある。民主党はこれまで、基礎年金部分の財源確保のため、消費税の3%アップを打ち出していたが、「政権政策の基本方針」では据え置きとした。国民の負担増ではなく、補助金の廃止と一括交付などによって財源をまかなう考えだ。
 これに対し、党大会で地方代表が「もう少し詰めて示してほしい」と注文を付けたが、負担増をあえて打ち出していた民主党はどうなってしまったのだろう。自民党も参院選後まで消費税増税論議を封印するが、民主党は独自性を発揮できたのではないか。
 一方、小沢氏は党大会で、自身の資金管理団体が平成17年の政治資金収支報告書に事務所費約4億1500万円を計上していたことに触れ、「使途不明や他の経費との付け替えなどの不正や虚偽記載は一切ない」と述べた。その後の記者会見でも透明さを強調した。秘書の宿舎の建設費用などを事務所費に計上したとの説明であり、現行法では問題ないとされている。
 ただ、国庫からの政党助成金は合計で年間300億円以上にのぼる。政治家は政治資金の「出」についても道義的な説明責任を果たしてほしい。