落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

ウィキリークス(Wikileaks)

2010年11月30日 | 世相
ウィキリークスが入手した25万通の秘密外交文書の一部を公開 米韓が北朝鮮の崩壊後の統一を協議 米紙が報道 2010.11.29 06:59 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101129/kor1011290701001-n1.htm

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が入手したとする秘密外交文書の内容を報道した。文書は米国の在外公館と国務省と間の公電約25万通としている。
 それによると、米国と韓国は北朝鮮の内部崩壊に備え南北統一後の展望を協議。今年2月にソウルの米大使館から国務省に伝えられた公電の内容として、統一国家が米国と同盟関係になることで中国が持つ懸念に対し、韓国側は(中国側に有利な)経済的な方策を用いて不安を緩和することを考えていると明らかにした。
 大半は最近3年間の文書。パキスタンの核問題をめぐる駆け引きや、アフガニスタン政府の汚職疑惑、中国での米インターネット検索大手グーグルへのハッキング工作などについて記されたものもある。
(共同)

米軍トップ「機密文書公開、踏みとどまることを望む」 告発サイトのウィキリークスに“要望” 2010.11.27 11:18 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101127/amr1011271119009-n1.htm

 ロイター通信は26日、米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長が、近く新たに機密文書を公開するとしている民間の内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が「文書公開の責任について考え、情報漏洩(ろうえい)を踏みとどまることを望んでいる」と述べたと報じた。
 28日放送予定のCNNとのインタビューで語った。公開予定の機密文書には、米外交文書が含まれているとされ、米国務省は外交関係への打撃を抑えようと公開に備えて関係国に連絡や説明を続けている。(共同)

米軍の内部告発情報が大量にインターネット上に流れ出している。
外交は国益のせめぎ合い、密約もあれば、裏工作、殺人さえもある。
知らぬが仏でいたものが、間接的に己の手も血で汚れているのを知らされるかもしれない。

内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者は「WikiLeaksは、告発者とジャーナリストができるだけ問題なくパブリックドメインで隠された情報を見つけるのを許す国際的な公益事業です。」と云っている。(機械翻訳)

イラク戦争ログ(行われた米軍による無差別殺害)
http://www.wikileaks.org/media/press.html
「Webページ翻訳」を使うと概要が読めます)

憂国忌

2010年11月25日 | 政治・外交
40年前のこの日、作家三島由紀夫が割腹自殺をした。
陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内東部方面総監部の総監室を森田必勝ら楯の会メンバー4名とともに訪れ、隙を突いて益田兼利総監を人質に取り籠城。バルコニーから檄文を撒き、自衛隊の決起・クーデターを促す演説をした後割腹自殺した(三島事件)、45歳没。(wikipedia)

野次の中、バルコニーから最後の演説をした。

「・・・自衛隊が立ち上がらなければ、憲法改正ってものはないんだよ。諸君は永久にだねえ、ただアメリカの軍隊になってしまうんだぞ。
・・・諸君は武士だろう。武士ならば、自分を否定する憲法を、どうして守るんだ。
・・・自分等を否定する憲法というものにペコペコするんだ。これがある限り、諸君てものは永久に救われんのだぞ。
・・・自衛隊は違憲なんだよ。

・・・諸君は憲法改正のために立ち上がらないと、見極めがついた。これで俺の自衛隊に対する夢はなくなったんだ。それではここで、俺は、天皇陛下万歳を叫ぶ。」

悲痛な檄も野次にかき消され「天皇陛下万歳」は聞こえなかったそうだ。

同年7月に産経新聞に発表された、戦後日本に対する「決別宣言」。

「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことが出来ない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日増しに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、ある経済大国が極東の一角に残るであろう。それでいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである。」

当時管理人は、万博のアルバイトを終わり、次の仕事を捜していた頃だ。三島事件は知ってはいたが、ノンポリの典型、口をきいてもらえない部類だ。氏の作品は「潮騒」「金閣寺」ぐらいしか読んでいない。三島氏と行動を共にした会員等は管理人より少し若い年輩だった。

今の日本は氏の決別宣言の通りになっている。国民は尖閣事件、朝鮮半島の戦争再開で多少は覚醒したかも知れないが・・・
北は、米の韓国支援を牽制するために同盟国日本にミサイルを撃ち込むこともあり得る。
周辺国の暴挙を抑止するためにも憲法改正、国防の強化が必要と思う。

参考:新潮45・12月号

「頑張れ日本」反中デモ・御堂筋3300人

2010年11月21日 | 政治・外交
「中国の侵略許さぬ」 大阪で3300人抗議デモ 2010.11.20 22:23 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101120/plc1011202226015-n1.htm

街宣車で演説をする田母神俊雄・頑張れ日本!全国行動委員会代表=20日午後4時28分、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)街宣車で演説をする田母神俊雄・頑張れ日本!全国行動委員会代表=20日午後4時28分、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関し、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)などは20日、大阪市内で中国政府への抗議デモを行った。尖閣問題をめぐる同団体のデモは関西で初めてで、約3300人(主催者発表)が参加した。
 先導したのは、関西本部代表の西村真悟元衆院議員や大阪支部代表の三宅博元八尾市議ら。「中国の侵略を許さない」「日本の領土と主権を守り抜く」などと訴え、西区の新町北公園からミナミまで約3キロを歩いた。日本の国旗を手に参加した家族連れや学生の姿も目立ち、中国に配慮して衝突映像を一般公開しない日本政府の対応を批判する声が多く聞かれた。
 インターネットの呼びかけで参加した大阪市内の男性(41)は、予想を超える大規模なデモに「まだ日本に希望が残っていると感じた」と話していた。

西村真悟  御堂筋のデモと難波の集会、草莽崛起☆☆
■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2010年11月21日 NO.764号)
http://www.melma.com/backnumber_133212_5029961/

 昨日、十一月二十日、尖閣諸島で侵略の本性を現した中国と、その中国に服従し屈服した菅・民主党内閣への抗議デモと集会を行った。参加者は約三千三百名だった。
 デモと集会で日の丸の旗が林立し、その数五百本ほど。
 御堂筋と難波で、これほどの数の日の丸が打ち振られるのは、戦後初めてではないか。

 今まで街頭デモは、左翼の専売特許だった。その左翼運動は、退潮した。そして、今は昨日のように、日の丸のデモに国民が集まり参加する。何故か。その訳は、我が国に本格的な左翼政権が誕生しているからである。 街頭における左翼運動は退潮した。しかし、左翼は身を隠して彼らの言う「ブルジョア組織」のなかに入り込み、学校の教育内容を支配し、各自治体の行政の末端に影響を及ぼし、遂に内閣を組織したのだ。これが、菅・仙石内閣である。
 彼らは、街頭運動はせずに正体を隠して、日本国民を誤魔化している。正体を隠すことによってのし上がるのに成功した。
 従って、菅内閣の支持率の推移で明らかなように、国民は当初は知らずに左翼を歓迎していた。
 しかし、はじめから正体を見抜いてそれにふさわしい手を打ってきたものがいる。それが、中国共産党であり、中国の動きに追随するロシアである。
 そして、菅・仙石は、見事にその正体にふさわしい対応をした。それが、この度仕掛けられた尖閣諸島における事態である。
 先日の横浜APECにおける菅の胡錦涛の前でのメモを見るおどおどした態度が明らかにしているのは、菅が胡錦涛の手下であるということである。

 今一度、今や記憶から遠ざかっているコミンテルンという組織を思い起こしてほしい。このコミンテルンは、国際共産主義運動のことでありソビエトにより結成され中国共産党が権力を握る司令塔となった。そして、今も、中国共産党の戦略と行動パターンのなかに生きている。
 もちろん我が国においても、コミンテルンの指令の下に数々の事態が生じ、菅・仙石の学生時代は、大学はコミンテルンに支配されていた。その中で、左翼となったのが今の総理と官房長官である。そののし上がる課程は、コミンテルンの指令通りだ。つまり「ブルジョア組織」を利用して「ブルジョア組織」を支配するにいたった。
 そこで、西の大陸側に今も生きているコミンテルンの本山からみれば、彼らはどう位置づけられるのか。それは、明らかに、自分たちの指令の通りに動いてきた者達つまり自分たちの手下である。
 中国は、菅・仙石を自分たち中国共産党の手下とみている。これが、尖閣諸島への露骨な侵略と傲慢無礼な対応となって表れている。そして、菅・仙石も中国が見抜いた通り、中国の手下としての対応をしている。 それを示す映像が、APECで、胡錦涛の前で下を向いてメモを見る菅の姿である。また、手下であることを示す所業が、海上保安庁の撮影した尖閣諸島の映像を国民に隠した上での船長釈放である。

 そこで、昨日の御堂筋デモと難波での集会に戻るが、集まった国民が抗議し非難する対象は、単に中国の尖閣侵略のみではなく、その中国の手下であることが明らかになった菅・仙石民主党内閣そのものに広がった。
 敵は、中国共産党とその傘下の菅・仙石民主党内閣である。
 このことを明確にしたのが、昨日の御堂筋と難波である。

 難波での日没後の集会を閉じるにあたり、集う二千人近い方々が、街宣車の上に掲げられた日の丸を眺めて国歌「君が代」を斉唱した。そして、東の皇居の方向を向いて「天皇陛下万歳」を三唱した。東の空のビルの上に煌々たる月があった。
 解散後に立ち去りがたくまだ街頭に残る若い人々から口々に、国歌の斉唱と天皇陛下万歳は、よかったです、涙がでました、と言われた。まことに、うれしかった。

 ここに、デモと集会に参加された皆さんと、頑張れ日本・全国行動委員会のスタッフとして縁の下でのサポートに徹して下さった皆さんに、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
 時代は変わるが、今、変えているのは皆さんだ!
 これが、即ち、草莽崛起による日本再興!


もう一つの脅威・サイバー戦争

2010年11月20日 | 政治・外交
仙谷氏は左翼用語で「自衛隊は暴力装置」と云って物議を醸したが、たとえ「実力装置」と言い換えてもたいした違いはない。周辺国はさらに上をいってるようだ。
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(中国が世界のネットを18分間寸断)
http://www.melma.com/backnumber_45206_5028583/
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 サイバー戦争勃発、世界のネットワーク寸断の破壊能力を中国が持った
  米国のペンタゴン中枢、ハイテク企業の機密データから情報を盗み出していた

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 英国のMI5といえば情報の元締め。過去三年にわたって中国からのサイバー攻撃に経国を出し続けている。 「デジタル時代には旧式のスパイ、諜報、防諜手段が変わりつつあり、公共のネット、通信網への攻撃、国家安全保障の中枢ネットワークが狙われるばかりか、国家機密がネットを通じて盗まれる。国家の軍事、行政の機密データばかりが対象ではなく、デル、マイクロソフト、ヤフーなどの先端企業の機密も狙われている」(パット・クローソン、英国の防諜専門家、英紙『テレグラフ』とのインタビュー、11月18日付け)。

 中国はインド政府ならびに印度北部のダライラマ亡命政府のコンピュータに潜り込み、機密書類、データを盗む策動を続けている。
防諜に神経を使っているが、ひとつの抜け道は「フェイス・ブック」などのアカウントから従来の防護装置を楽々と乗り越えて侵入した形跡がある。
 3月におきた事件の被害はサイバー諜報ネットワークの「ゴストネット社」で103ヶ国、1300ものホスト・コンピュータが被害を受け、政府の機密情報が中国海南島へ送信されていたと発表されている(同テレグラフ紙)。

 欧米の情報関係者は、こうしたネット上でのハイジャック行為は中国の通信大手「チャイナ・テレコム」の仕業と推測している。
同社は表向き否定談話を出しているが。。。

 中国はネット上のスパイ、諜報、防諜、機密情報詐取、攪乱情報、情報者の切断などで、世界最先端の技量を誇り、その手段はいずれも中国軍が策定した「超限戦」に謳われており、あらゆるハイテクを行使して、世界から機密情報を収集している。
 またそれらしい権威を名乗っての偽情報、偽の公共機関を粧って相手に安心して口座を開かせ、そのネット・アカウントにウィルスを送り込むなどは平気の平左。偽情報、囮情報などは『孫子の兵法』の延長線上にある。

 ▲中国はネットワーク寸断の破壊能力を持つ
 2010年4月8日に大事件が起きた。
 世界の国防関係者が震えた。この事件の意味が理解できない日本政府は中国と『友愛の海』「戦略的互恵」などと馬鹿の一つ覚えを呟き、欧米から徹底的に嗤われた。
 世界のコンピュータ・ネットワークの15%が、18分間に亘って切断されたのだ。
 今週報告された米国議会報告書は、これを中国の仕業と断定した。報告書は「米中戦略ならびに安全保障評価小委員会」が作成したもので、「中国は世界中のインターネットの相当のレベルをコントロール出来る」と報告した。
 多国のネットワークへの攻撃と自国のネットワーク防御に関して極めて洗練された技術を中国は保有するにいたり、米軍の誇る『サイバーコマンド』という指揮系統の中枢を攻撃できる能力があると推定される。
 米国政府、軍中枢、国防長官オフィスならび陸海空軍と海兵隊のネットワークへの浸透も、中国政府が支援する通信企業によってなされている。
グーグルによれば、人権委員会の活動のホームページ、通信網などが明らかに中国とみられるサイバーテロによって攻撃された。
他方、中国語版ウィクペディアやBBCなどには繋がらない措置もとられている。インターネットを寸断した『実績』とは、先の事件のように世界の15%のネットワークを18分間、ハイジャックしたことだ。この意味するところは、たとえばもし台湾攻撃をミサイルで仕掛け、米軍の支援反応が18分遅れて場合、致命的な段階へ陥落することである。

 ところで我が国のネットの安全性?
 海保のネット、管理の杜撰さは、サイバー攻撃をうける以前の幼稚な段階である。自衛隊にサイバー防御専門班はあるが、大々的で本格的なサイバー・チームはない。

世界はサイバー兵器の時代に入っているという。ロシアは既に、グルジアの通信施設を攻撃したことがある。さらにサイバー・ビームが兵器として使われるようになると、ミサイルや戦闘機、戦車、鉄道も攻撃されるようになり、核弾頭を付けたミサイルは爆発を起こさなくなると云う。(日高義樹「アメリカにはもう頼れない」)

×××手当に執着するより、軍事科学技術の研究も怠りなく願いたい。

NSC(国家安全保障会議)新設提言

2010年11月18日 | 政治・外交
これが本気なら民主党も棄てたものではないと思う。
戦争を抑止、国民の安全安心をはかり、ひいては毅然とした外交交渉の裏付けになる。
安倍内閣で日本版NSC設置を目指したが、福田康夫内閣で廃案となった。
防衛大綱で民主「5つの提言」判明 「NSC新設」「沖縄・陸自を師団化」 2010.11.17 01:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101117/plc1011170131002-n1.htm

 政府の「防衛計画の大綱」の改定を年末に控え、民主党外交・安全保障調査会(中川正春会長)がまとめた提言案の全容が16日、明らかになった。外交・安保の司令塔として首相官邸機能を見直し、NSC(国家安全保障会議)新設など政策立案・情報集約機能の強化を明記。中国の海軍力増強を受け、沖縄本島の陸上自衛隊第15旅団(約2100人)の師団(約8千人)化など南西防衛戦略の強化を盛り込んだ。

 調査会は17日に役員会を開き、最終調整し、月内に政府に提出する。提言案は中国の脅威を直視し、政府の危機管理態勢の強化を求める妥当な内容だが、民主党は旧社会党系勢力を抱えるだけに党内調整で後退する懸念もある。

 提言案は(1)官邸の機能強化(2)南西方面の防衛力向上(3)自衛隊の人的基盤強化(4)国際平和協力活動の活性化(5)武器輸出三原則の見直し-の5項目からなる。

 官邸の機能強化策の要となるNSCは、内閣情報調査室など現行組織を機能強化する形での設置を提起する。安倍晋三内閣がNSC新設の方向で議論したため機構論に陥り、実現できなかったことを踏まえた。
 内閣情報調査室は、情報集約・評価を行う情報分析官6人とスタッフ計20人の現行態勢を大幅に増強。英国の合同情報委員会(JIC)が60人以上の情報分析官とスタッフを擁していることをモデルとする。

 情報を受け取り、政策立案・判断に生かす官邸側の機能も強化する。外交・安保担当の首相補佐官を置き、その下に20~30人規模のスタッフを配置。政策立案に必要な情報を内閣情報調査室に要求する双方向性も高める。これらの機能を総合した態勢を「日本版NSC」と位置づける。

 自衛隊の人的基盤強化は、若い隊員を増やし、年齢層の高い隊員を減らしてピラミッド型の隊員比率に改編する。国際平和協力活動では自衛隊の海外派遣を随時可能にする「恒久法」の制定を掲げた。

 武器輸出三原則の見直しでは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国や韓国、オーストラリアなどとの国際共同開発を可能にする緩和策を盛り込む方向で調整している。

 菅直人首相は16日の衆院本会議で、防衛計画大綱に関し「ここに部隊がいるから侵略を抑止できるという静止的な発想から動体的な防衛力に変えていかなければならない」と語った。

■民主党提言案のポイント
・NSC新設などによる官邸の政策立案・情報集約機能を強化する
・南西防衛戦略で沖縄本島の陸自第15旅団を師団化。先島諸島(宮古・八重山列島)にも陸自を配備する
・自衛隊の人的構成をピラミッド型に改編する
・国際平和協力活動への自衛隊随時派遣を可能とする恒久法を制定する
・国際共同開発を可能にするように武器輸出三原則を緩和する

 ■国家安全保障会議(NSC) 米国が1947年に創設した外交・防衛政策を企画立案・決定する会議。大統領が議長を務め、スタッフは約200人。日本でも安倍晋三内閣が日本版NSC設置を目指し、平成19年の通常国会に関連法案を提出したが、福田康夫内閣で廃案となった。

参考
■安倍版NSCの致命的弱点を問う 前原誠司
http://www.maehara21.com/blog/kiji.php?itemid=1008&catid=3
◆2007年5月1日「安倍版NSCの致命的弱点を問う」
(『ワールドインテリジェンス』vol.6(株)ジャパン・ミリタリー・レビュー) ◆
『縦割り』『情報』『憲法解釈』で骨抜き必至?
日本版「合同情報委員会」(JIC)を早急に創設せよ!」
取材・構成 牧野憲次郎(『軍事研究』編集部)
・安倍版NSCでは縦割りが打破できない
・情報の支援なしでは日本版NSCは機能しない
・憲法 66 条の解釈変更が不可欠
・内閣官房長官は忙しすぎる
・まず必要なのは日本版JIC
・核武装には百害あって一利なし
・武器輸出三原則を元に戻せ


稀勢の里がストップをかける!

2010年11月15日 | 日常・身辺
九州場所の目玉は、白鵬が双葉山69連勝記録を破るかどうか、そして誰がそれを止めるのかだった。
今日二日目、稀勢の里が白鵬を寄りきりで破った。稀勢の里は終始攻勢に出た。白鵬は焦りが少し見えた。
白鵬が観客席までころがったのを見たのは久しぶり。
白鵬、連勝63でストップ…稀勢の里に敗れる 読売新聞2010年11月15日(月)17:57
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/sports/20101115-567-OYT1T00719.html

 福岡国際センターで開催中の大相撲九州場所2日目の15日、横綱白鵬(25)は、東前頭筆頭の稀勢の里(24)に敗れ、今年初場所14日目から続いていた連勝が63で止まった。
 初日に白星発進した白鵬は、双葉山の最多69連勝にあと6と迫っていた。また、記録更新中だった連続全勝優勝も4場所で途切れた。

それでも、江戸時代の横綱・谷風梶之助(第4代横綱)の連勝記録63勝に並んでいるのはすごいことだ。

ピント外れの「谷垣」自民

2010年11月15日 | 政治・外交
「二・二六も命令無視」映像流出保安官を自民・谷垣氏が批判 2010.11.14 18:23 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101114/stt1011141824004-n1.htm

 自民党の谷垣禎一総裁は14日午後、さいたま市で講演し、中国漁船衝突の映像流出事件で神戸海上保安部の海上保安官(43)が関与を認めたことについて、青年将校らがクーデターを企てた二・二六事件を引き合いに出し「映像流出を擁護する人もいるが、国家の規律を守れないのは間違っている」と批判した。

 同時に「二・二六事件でも『将校の若い純粋な気持ちを大事にしないと』という声があり、最後はコントロールできなくなった」と指摘した。
 一方で「政治の責任で解決する姿勢がなかったことが一番の問題だ」と菅内閣の対応を非難。「政権担当能力を失っており、一日も早く退陣させないといけない」と強調した。

自民党総裁谷垣氏は古い「2.26事件」を持ち出して、尖閣ビデオを世間に告発公開した海保保安官を批判した。
尖閣ビデオは、すでに6分間に編集したビデオが先に国会議員に公開されているので極秘ではなかった。
批判するなら、領海侵犯したシナ漁船船長を処分保留で釈放した地検、および責任回避した仙菅内閣ではないか。

内閣支持率が20%代になっても、自民党支持率がアップしない。
国民はもう民主党を見限りはじめている。なのに、自民党が「死に体」民主党に取って代われないのはなぜか。
自民党は国民の空気を読めていない。

【海保職員「流出」】14日も聴取はなし 5管周辺にはデモ隊も 2010.11.14 21:45 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101114/crm1011142146016-n1.htm

 沖縄・尖閣諸島沖の中国船衝突をめぐる映像流出事件で、主任航海士(43)は流出を認める告白をしてから5日目となる14日も、神戸海上保安部と第5管区海上保安本部が入る神戸第2地方合同庁舎(神戸市中央区)に閉じこもったままだった。
 5管本部によると、主任航海士に対する捜査当局の取り調べは13日に続き14日も行われなかった。主任航海士は庁舎8階の一室で出前を食べるなどして過ごしており、落ち着いて元気な様子だという。

 一方、庁舎周辺では14日午後5時過ぎ、数百人が参加したデモが行われ、参加者は日の丸を手に「政府はビデオのすべてを公開しろ」「sengoku38を守り抜くぞ」などとシュプレヒコールを繰り返した。


■「海上保安官の行動支持」APEC開催の横浜で田母神氏が演説 2010.11.14 19:25 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101114/plc1011141926027-n1.htm

必見・「博士の独り言」動画

2010年11月12日 | 政治・外交
ルーピー鳩山以降、民主党政権が無能であることが歴然としてきた。
しかし、その無能の本性は売国だ。中共・朝鮮半島に精神侵略されたNHKをはじめとするメディアがそれに加担するのもかつてない事態だ。

政治論評人気ブログ「博士の独り言」が制作された動画は、近年の日本の状況を的確・厳然と表現されていて感動した。
政権批判ばかりしていてもはじまらない。民主党にやらせてみた結果は惨憺たるものになった。
我々国民は反省もし、次どうするかを考える時期にきている。

■Japan 事実を噤(つぐ)む口 尖閣収奪「国難」の到来
http://www.youtube.com/watch?v=pR74H69jcRM

■China 事実とは正逆の口 侵略と虐殺と国土収奪の60余年
http://www.youtube.com/watch?v=S2jW9zWaXLM