落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

偏向報道NHK敗訴

2013年11月30日 | 世相
「差別的言葉で名誉毀損」NHKに賠償命じる 台湾先住民族ら逆転勝訴 2013.11.28 23:05
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131128/trl13112823060006-n1.htm

日本の台湾統治を扱ったNHKの番組内容で名誉を傷つけられたとして、出演した台湾先住民族のパイワン族や視聴者ら計42人がNHKに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で東京高裁は28日、「人間動物園」という言葉が台湾先住民族の女性に対する差別的表現で、名誉を傷つけたと認定、100万円の支払いを命じた。1審東京地裁判決は原告側の全面敗訴だった。

 1審で原告側は計約1億1000万円を請求していたが、原告数の減少に伴い2審では計710万円の支払いを求めていた。

 判決などによると、平成21年4月5日に、NHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」で放送。1910年にロンドンで開催され、パイワン族の生活状況を紹介した日英博覧会の写真に「人間動物園」とテロップを表示し、「イギリスやフランスは植民地の人々を盛んに見せ物にし、日本はそれをまねた」と紹介した。

 賠償を認められたパイワン族の高許月妹(こうきょ・げつまい)さん(83)の父はこの博覧会に参加。高許さんはNHKのインタビューに応じた。
 1審は「人間動物園」の表現について、「過去の歴史的事実として紹介したにすぎず、番組が原告の父親を動物扱いしているものではない」と認定。しかし、2審で須藤典明裁判長は「深刻な人種差別的意味合いを持つ言葉で、パイワン族が野蛮で劣った人間で動物園の動物と同じように展示されたと放送した」とし、1審の判断を覆した。

提訴時の報道
パイワン人も提訴、原告1万人突破 NHK台湾特集訴訟2009.8.12 14:13
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/090812/med0908121417000-n1.htm

 NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」に出演した台湾人などから番組内容に歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題で、出演した台湾少数民族のパイワン人らが番組で、民族の誇りを傷付けられたとして、NHKを相手取った集団訴訟に原告として加わることが11日、分かった。原告数は提訴後も増え続け、1万人を突破した。
 訴訟に参加するのは、台湾南部のクスクス村のパイワン人出演者ら4人。番組では、1910年に開催された日英博覧会の写真に「人間動物園」の文字をかぶせ、《イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていました。人を展示する「人間動物園」と呼ばれました》などとするナレーションを、パイワン人へのインタビューとともに放送。「日本政府がパイワン人の実演を『人間動物園』と呼んだことはない」(訴状)と批判が出ていた。
 関係者によると、訴訟に加わるパイワン人4人のうち、2人は番組に出演。インタビューの際、「人間動物園」に関する十分な説明を受けておらず、単に写真を見て懐かしいと涙ながらに語ったシーンが歪曲されて伝えられたとしている。残る2人のうち1人は親戚(しんせき)が日英博覧会に実際に参加して、それが今でも自分たちの誇りであるにもかかわらずNHKに「人間動物園」とおとしめられ、名誉を傷付けられたとしている。もう1人はパイワン人の地元名士となる元郷長で、番組でパイワン人の名誉と誇りを傷付けられた-としている。

【安藤慶太が斬る】NHKこそ「人間動物園」ではないのか 2010.5.23 18:05
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100523/trl1005231808000-n1.htm

 迷走を続ける鳩山内閣の新たな火種が「口蹄(こうてい)疫」への対応である。地元、宮崎県で奔走を続ける東国原英夫知事の血相を変えた真剣な表情とは対照的に、赤松広隆農水相はじめ関係者の表情からは、こうした農家の痛恨を正面から受け止めた厳粛さが伝わってこないのである。
 殺処分を進めて被害の拡大を抑える判断に今は合理性があるといわざるを得ないが、果たして不要不急の外遊に出かけたうえに、選挙応援の街頭で赤松農水相は「口蹄疫ってのはね、人には害がないんです」などと発言したそうである(週刊文春5月27日号)。今に至ってもどこがおかしいのか、といいたげにしか見えない赤松農水相の対応は誰が見ても「?」である。

 ■裁判史上最大規模
 さて、今日の本題はこれではない。先週の金曜日の14日、東京地裁で開かれたNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」をめぐる訴訟についてである。
 昨年4月5日に放送された同番組をめぐっては、取材を受けた台湾少数民族・パイワン族や視聴者ら計約1万300人が、番組内容に偏向・歪曲(わいきょく)があったとしてNHKに計約1億1千万円の損害賠償を求めている。
 その第二回の口頭弁論でパイワン族男性が「パイワン族の名誉を徹底的に傷つける放送で、決して許すことはできない」と意見陳述したのである。
 1万300人もの原告数というのはどうやら、日本の裁判史上最大の規模とされている。米軍基地をめぐる騒音や公害など過去様々な事案で原告数がふくらんだ訴訟はあったが、それを上回る規模である。

 ■日本は台湾と戦争はしていない
 俎上(そじょう)にのぼっている番組の問題点を簡単におさらいしておく。番組全体に日本を貶(おとし)める意図があったのではないか、取材した関係者のコメントのうち、自分たちの番組の企画に沿った部分のみが取り上げられ、恣意(しい)的な番組づくりが行われたのではないかーという包括的な疑義があったうえで、「日台戦争」「人間動物園」といった番組で使用された言葉が問題視されている。
 このうち、「日台戦争」という言葉は以下のように使われた。
 《日本軍に対し、台湾人の抵抗は激しさを増していきます。戦いは全土に広がり、のちに「日台戦争」と呼ばれる規模へと拡大していきます》

 台湾と日本の間に戦争をした事実はない。出演した台湾人からも「先住民族の抵抗なら治安の悪化だ」「戦争は言い過ぎ。NHKの誤り」などと抗議があがっている。
 NHKは「日台戦争」という言葉について、日本の大学教授らが使っていると根拠を挙げた。しかし、「平成に入って用いられた造語。確かに『日台戦争』という言葉を一部の大学教授が使っているが原典は戦争の定義もしておらず、治安回復のための掃討戦に過ぎない」(日本李登輝友の会関係者)という。

 ■なぜ問題視されるのか
 学者の造語を番組で使っていけないのか、という人もいるかもしれない。これは若干、説明を要する。
 近現代史をめぐって戦後主要な論点となった「南京事件」「慰安婦」「戦時徴用」などの歴史用語は、いずれも「南京大虐殺」「従軍慰安婦」「強制連行」など、日本を誇大に貶める用語が作り出され、それが喧伝(けんでん)されてきた歴史がある。これらの言葉の源流は、はじめはメディアの報道だったり、小説に始まったものだったりする。学者の造語などをメディアが無造作に使い、教科書に掲載され、入学試験を通じて浸透していくなかでやがて疑うことの許されない事実と化し、取り返しのつかない外交問題にされた。
 学者の造語をすべて否定しているわけではないが、とりわけ近現代史をめぐってわが国を貶める歴史造語が生まれていることも事実である。こうした造語にどれだけわが国が振り回され、すさまじい税金がつぎ込まれ、私たち日本人の名誉が貶められ、国益が棄損されたか。こうした虚構の構図にメディアが加担していることに多くの国民がすでに気づき始めているという自覚もメディアにはあってしかるべきである。
 日本人や日本国が貶められれば、そのツケは結局私たちが負うのである。多くの視聴者はすでに、こうしたうさんくささをかぎつけている。戦争ならば賠償が発生しうる問題となることを忘れてはならない。なぜ戦争もしていない台湾で起こった「掃討戦」「武力衝突」をあえて「日台戦争」などと表現する必然性があったのか。まさかNHKは日本に戦争による賠償金を台湾に払うべきだとか考えているのだろうか。

 ■冒涜されたパイワン人の怒り
 《イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていました。人を展示する「人間動物園」と呼ばれました》
 そして問題点のもうひとつが、この「人間動物園」という表現である。意見陳述したパイワン族の長老、バジェルク・タリグ(華阿財)さん(71)の怒りもここに向けられる。

 NHKは、1910年の日英博覧会のパイワン族の写真に、「人間動物園」の文字をかぶせた。フランスの学者、ブランシャール氏らの共著「人間動物園」などを参考にしたという。
 番組では当時イギリスやフランスでそうした言葉が使われていたのかどうかも明らかにしていない。また日英博覧会には、パイワン族だけでなく、日本の村やアイヌの村、力士も参加していた。
 これを今も栄誉としている村もあり、「日本政府がパイワン族の実演を『人間動物園』と呼んだことはない」(訴状)、「パイワン族に対する人権問題」(出演者)というわけである。
 せっかくの機会なので、バジェルク・タリグ(華阿財)さんの意見陳述の抄録を述べておく。
 《放送を見ると、パイワン人の父祖が民族衣装に正装した写真に『人間動物園』という字幕がついています。しかしパイワン人が動物扱いされたり、見せ物にされた事実は断じてありません。
 この写真の人たちは、パイワン族の伝統を世界の人々に紹介したいという気持ちでイギリスに行ったのであって、踊りをしたり、生活の状況を演じたのは誇りを持ってやったことです。
 仮に動物扱いされたのであれば、相手が日本人であろうが、イギリス人であろうが命を賭して闘うのが、パイワン人の精神です》
 《私たちパイワン族の間では父や祖父の世代がイギリスに行ったことは今でも良い思い出になっています。ロンドンではイギリス人と交流があり、そのときに覚えた英語の歌が今でも歌い継がれているほどです。嫌々ながら連行されて屈辱的な仕打ちを受けたら、このようなことはあり得ません》

 ■NHKの傲慢
 《NHKは放送後、ホームページで『当時のパイワン族の人たちがどう感じたかは事実を左右しない』などと開き直っています。これは二重三重にパイワン族の名誉を傷つけるものです。
 『パイワン族は見せ物として動物扱いされながら、そのことを理解できずかえって喜んだ。NHKが客観的な事実を教えてやった今でも理解できず、今でも屈辱的な事実を良い思い出として喜んでいる』というのがNHKのホームページの見解です。
 これほどパイワン族の名誉を貶める意見があるのかと腸が煮えくりかえる思いです。私はNHKがパイワン人に対する人種差別と人権無視の事実を明確に認め、謝罪するまで絶対に許しません》

 補足すると、NHKのホームページには今も「パイワン族の人たち自身が当時どう受け止め、感じたかということは、『人間動物園』の事実を左右するものではありません。こうしたことは台湾の方々にとっても心地よいことでないことはもちろんですが、番組は当時の状況の中でおきた事実としてあくまでも客観的に伝えたものです」と書かれていて、ここをバジェルク・タリグさんは問題視している。実はパイワン人を差別し、見下している、民族の矜持(きょうじ)を踏みにじったのは、日本の過去の人々ではなくほかならぬNHKだ、と突きつけているのである。

 ■「人間動物園」と当時言ったのか
 NHKのいう「客観的事実」というのも、どうにも怪しく、客観的事実だと主観的(独断的)に言っているのではないだろうか。
 百歩譲って英国で植民地の人間を見せ物にする心ない仕打ちがあったとして、 それは日英博覧会での展示とイコールだったのか?
 博覧会で「人間動物園」と表記されていたのだろうか?
 日本がパイワン人を見せ物にしようとしたなら、なぜ日本の力士まで連れていったのだろうか?
 日英博覧会でのパイワン人の展示について当時から人道上の問題が指摘されていたとNHKのホームページには書いてある。帝国議会で、博覧会への参加が「人道上の大失態」だと取り上げられていたというのだが、そこでのやりとりにも「人間動物園」という表現は出てこない。
 また「人道上の大失態」だったとしても、まず問われるべきは英国側であって話は英国側が日本人とパイワン人の名誉を貶めたということを意味しているのではないのだろうか?
 なぜ日本だけを悪者に描くのか?
 裁判所に出された日英博覧会の関係書類には、何よりも博覧会参加にあたって日本側が「本邦(つまり日本、パイワン人の住む台湾も含めている)ノ品位」に意を払っていたとある。
 つまり、日本物品の製作実演もすれば、演劇や手品などもあり、パイワン族ばかりではなく、アイヌ人もその生活ぶりを見せるために普通に寝泊りしていたのである。戦いの踊りや戦闘の真似事もその中の一つで、日本の品位を損するような「余興」は「一切之ヲ許容」しなかったともある。パイワン族はむしろ「本邦ノ品位」を示すものとして披露されていたと書かれているのだ。
 後世の学者の後づけによる歴史解釈を無理筋でつなぎ合わせた番組だったのではないか。歴史への悪意はNHKにあったのではないか。こういう疑念は強まる一方である。

 ■後講釈による歴史断罪の怖さ
 最後にもう一言。こうした歴史を遡っての断罪が許されるなら、TV自体が将来「人権侵害装置」のごとく不当な断罪を受ける恐れは十二分にあるということだ。人を盛んに見せ物にする、それが「人間動物園」という後講釈が成り立つのであれば、NHKこそ「人間動物園」ではないのか。例えば毎週日曜日に全国各地で行われているのど自慢。司会者が「さあ、次は元気な若手消防団の皆さんです!」。
 「○番、仮面舞踏会!」と始まり、派手なコスチュームとアクションを伴い、途中まで張り切り過ぎた歌を聞かされ、あえなく鐘が「か~ん」。再び3人が大袈裟にずっこけ、会場がドーっと沸きかえる。「元気な仲良し3人組でしたあ」と淡々とコメントして次へ、といった具合である。
 いい笑いものである。「アジアの一等国」としてこんな痛い映像を見せられる(それでいて結構見ていたりする)のだが、これは「人間動物園」ではないのか?
 もしかして「消防団の皆さんがどう受け止め、感じたかということは、『人間動物園』の事実を左右するものではない」のか。
 どーもくんのかぶり物を着せられた方も実に気の毒なものである。ノッポさんに至っては長寿番組の最後にわずかに発言が許されるという酷い仕打ちだし、大河ドラマにいたっては殺戮(さつりく)映像のオンパレードになりかねない。
 改めて問うがJAPANデビューの今回の番組は、自分たちで描いたストーリーで歴史を両断するために、言葉を弄びつつ歴史を通り過ぎていった多くの人々の営みや尊厳というものを軽んじ、踏みにじっていないだろうか。こうした冒涜(ぼうとく)が許されるなら、今のNHKだって後世、“不当”な断罪を受けてもおかしくはないということである。それがNHKの矜持に照らして受け容れられる類のものかどうか。よくお考えいただきたいものだし、とりわけパイワン族の方々に自分たちがやっている仕打ちがいかなるものか、ぜひもう一度問い直していただきたいと願っている。
(社会部専門職 安藤慶太)



『第1Rは中共の負け』

2013年11月28日 | 政治・外交
中共の無謀な「防空識別圏」の設定の裏には中共のいろんな思惑、背景ががあるようだ。
・プーチンのベトナム訪問とベトナムへの戦闘機供与
・ロシア空軍機の沖縄接近
尖閣・沖縄盗りだけでなく、露越の対中包囲網の形成に対する牽制もあるとのこと。
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第129号(11月27日)
http://melma.com/backnumber_190875/

*中国空軍の敗北

 中国が防空識別圏の設定を宣言した。2月に中国軍の羅援少将が設定を提案していたが、その時点では軍上層部は羅援の提案を無視していた。それが何故この時期に採用されたかと言えば、16日、17日と二日連続でロシアの空軍機が沖縄に接近するという事件があったからだろう。
 この二日とも中国軍機がロシア機に対応する形で沖縄に接近しており、その飛行経路は今回設定した防空識別圏と重なるのである。実は12日にロシアのプーチン大統領はベトナムを訪問しており、ロシアの最新戦闘機の供与について話し合われたという。
 今のベトナムにとって最大の脅威は中国であるから、この露越の動きはどうみても対中包囲網の形成である。その上でロシア軍機の東シナ海進出である。中国は反射的に防空識別圏の設定を宣言したのであろう。要するにロシアを牽制したのである。

 しかし中国が防空識別圏を設定するとなれば、中国が領有を主張している台湾や尖閣、そして韓国の一部も含まれることになる。設定を宣言した23日、中国の情報収集機が飛行し、そこは日本の防空識別圏でもあるから、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し中国機に接近し監視した。
 言うまでもなく中国から見ると中国の防空識別圏を日本の戦闘機が飛行しているわけだから、中国の戦闘機が緊急発進して日本の戦闘機に接近して監視しなくてはならない。ところが中国の戦闘機は緊急発進しなかった。
 そもそも防空識別圏とは戦闘機が緊急発進する範囲を指す。戦闘機が緊急発進しない防空識別圏など何らの実効性を持たない、言わば絵に描いた餅でしかない。それを見た米軍はB52爆撃機を飛行させ、やはり中国戦闘機は発進せず、中国が宣言した防空識別圏は八方破れの陣となった。


 おそらく航空自衛隊のF15が緊急発進したのを見て中国空軍の戦闘パイロットは二の足を踏んだのであろう。中国にはJ10やJ11などF15に一応対抗できる機種はある。しかし稼働率が異様に低く墜落率が驚くほど高いと言われる。当然訓練も儘ならず、パイロットの練度も低い。
 一口にいえば、空自のF15が出撃した瞬間に中国空軍は敗北したのである。中国が防空識別圏を設定したとの報を受けても動揺せず通常の手続きに従って緊急発進した空自のパイロットや現場指揮官の勇気は称賛に値する。
 これが民主党政権だったら、岡田幹事長みたいのが、中国を刺激するなとか言って緊急発進を中止させたに相違なく、そうなれば中国の防空識別圏は公式に承認されたものとなり、中国空軍は台湾、尖閣、韓国に勢力を広げていた。安倍政権は東アジアを救ったとも言えるであろう。

 中国の制服のトップ、軍事副主席の許其亮は空軍出身である。中国の権力闘争は昨今いよいよ激化しているから、許は責任を問われて失脚するかもしれない。失脚を免れるためには失敗を糊塗していよいよ強硬策に出ることも考えられる。たとえば1996年に台湾近くに軍事演習と称してミサイルを次々に打ち込んだが、形勢挽回、窮余の一策として有り得る。
 東アジア戦争の第1ラウンドに我々は勝利したが、戦いはまだ終わってはいないのである。


中共の「防空識別圏」は無視

2013年11月27日 | 政治・外交
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成25(2013)年11月27日(水曜日)貳 通巻第4075号
http://melma.com/backnumber_45206/

(速報)
米軍長距離爆撃機B52,中国の「防空識別圏」に進入
中国海軍は空母を当該海域に派遣、欧米各紙は一面トップ


 グアムを飛び立ったB52長距離爆撃機二機が26日、中国が一方的に宣伝した「防空識別圏」に進入し、尖閣諸島上空の飛行を続けて、グアムへ帰還したと米軍が発表した。
 欧米各紙はトップ扱いで伝えた。
 中国は空母「遼寧」を東シナ海へ派遣したが、米軍の行動がこのタイミングを狙ったかどうかは不明。
 また日本の航空各社は中国の要求した「飛行計画」をいったんは「安全飛行を担保するため」中国当局に提出したが、国土交通省の猛烈な「行政指導」をうけて提出しないことを決めた。


米戦略爆撃機B52、中国の防空識別圏を飛行―事前通知せず 2013年 11月 27日 07:35 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303735804579222482605659654.html?mod=WSJJP_World_Left_JapanLatest_News

 【ワシントン】米政府当局者は26日、米戦略爆撃機「B52」2機が中国当局に事前通知しないまま、東シナ海の尖閣諸島周辺上空を飛行したと発表した。中国は最近、同上空を防空識別圏に設定したと発表しており、米軍機による飛行は中国に対する直接的な挑戦である。
 米当局者によれば、2機のB52はグアムの空軍基地から飛び立ち、米ワシントン時間25日午後7時(日本時間26日午前9時)ごろ中国が新たに設定した防空識別圏内に入った。
 中国政府は先週末、尖閣諸島周辺の上空を防空識別圏にすると発表していた。日本が管理している尖閣諸島は中国では釣魚島と呼ばれ、同諸島の領有権をめぐる日中間の意見対立で緊張が高まっている。

飛行計画の提出取りやめ=中国の防空圏通過機―政府の要請受け・航空各社(産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/168/516ae04a4f8fd99e88d3c164282643ef.html

 全日本空輸や日本航空など国内航空各社は26日、中国が東シナ海に設定した防空識別圏を通過する航空機について、中国当局への飛行計画の提出を取りやめることを決めた。国土交通省が同日発表した。中国の程永華駐日大使が斎木昭隆外務事務次官に対し、「民間機の飛行の自由を妨げない」と表明したため、国交省は民間機飛行の安全が確保されると判断し、計画提出中止を各社に要請した。
 国交省は航空各社への要請文で「政府として民間航空機の安全確保にしっかり対応する」と表明するとともに、防空圏設定を認めない日本政府の方針に官民一致して取り組むよう求めた。計画提出をやめたのは全日空、日航のほか、ピーチ・アビエーションと日本貨物航空の計4社。
(時事通信) 2013年11月27日 00時19分


『国内の危機を海外に転嫁するという中国政府の「伝家の宝刀」』 という論説
「防空識別圏」の背後に青島爆発事故か 死者100人超の説も
http://www.epochtimes.jp/jp/2013/11/html/d86883.html

【大紀元日本11月25日】中国国防省は23日、沖縄県の尖閣諸島の上空を含む東シナ海の広い範囲に防空識別圏を設定したと発表し、この空域を飛行する航空機に対し、中国当局に飛行計画を報告することや、中国国防省の指示に従うことなどを義務づけ、従わない場合、武力による緊急措置をとるなどとしている。これに対し、日本外務省は「全く受け入れられない」と中国側に抗議し、米政府も同日、「緊張を高める一方的な行動」と中国を非難した。すでに尖閣諸島問題で日中関係が冷え込んでいるなか、「関係防空識別圏」の発表はまさに火に油を注いだ。このタイミングの挑発行為の背後に、先週起きた青島市爆発事故が影響しているとの見方が出ている。

 中国国内で22日、山東省青島市で石油パイプラインが爆発し、25日現在55人が死亡、9人が行方不明、136人が負傷と中国石油史上最大の惨事が起きたばかり。香港紙「蘋果日報」は現地住民の話として、死者が100人を超えている可能性があると報じた。石油パイプラインの修復作業に当たった河北省に本社がある「万田公司」だけで13人の従業員が死亡した。米VOAも死者が政府発表より多いとの目撃証言を伝えた。

 パイプラインを管理する中国石油化工(シノペック)は2年前から危険と知りながら対策を取らなかった。また、27年前に「郊外」に設置されたパイプラインは都市建設の拡張とともに、一部のパイプラインは住宅地から10メートルしか離れておらず、今や「市内」の地下を張り巡らせている。石油パイプラインが破裂した早朝3時から爆発が起きた午前10時まで7時間あったにもかかわらず、周辺住民を避難させなかったなど、事故は「人災」との声が上がっている。

 さらに、事故翌日、現地主要新聞紙はいずれも事故を取り上げていない。事故の視察に訪れた習近平主席の指示も目立たないところで掲載されただけだった。政府メディアはこぞって救助活動に現れた「心温まる美談」を宣伝している。「人命軽視、体面重視」の政府対応に市民らは「不幸がよくも慶事になった」と強い不満を口にした。被害の全容の解明と事故責任を求める市民の不満をそらすため、ミニブログ(微博)で「また釣魚島(尖閣諸島の中国名)を利用する手口を持ち出した」との書き込みが投稿された。

 今回の爆発は事故によるものと言えるかもしれないが、最近、不満を持つ市民による爆発事件も多発している。ウィグル族人による天安門広場での突入爆発事件、山西省太原市共産党本部前で起きた爆発事件などなど。そして、党内では共産党政権の存命を図るために腐敗取り締まりに力を入れている習近平主席は既得利益層との闘争に激しさを増している一方だ。国内の危機を海外に転嫁するという中国政府の「伝家の宝刀」は再び抜かれた。
(高遠)


どこまで本気? 中共の領土拡張

2013年11月25日 | 政治・外交
紅葉だ温泉だと浮かれている間、中共がとんでもないことを云いだしていた。
中共の防空識別圏の線引き拡張、まるで云いだしたもん勝ちの世界。
しかしこれは、中共が以前から云っている戦力展開の目標ラインであり、対米防衛線である「第一列島線」「第二列島線」のステップだろう。
シナ国内では毎日のように政府批難の暴動発生、日々激化する環境破壊、シナ人民の総意だろうか。
これらの崩壊寸前の国内事情から人民の目を反らすための中共政府の戦略と思われるフシもある。
だが、放置すれば日韓国境李承晩ラインと同様になりかねない。
安倍政権をはじめ従来の政権は、中韓に対して「同じ価値観を有する国々」と云ってきたが、かえって甘く見られているのではないか。中韓の反日政策を目にすると「同じ価値観」とか「戦略的互恵関係」などまやかしとしか思えない。「遠のく関係改善」歓迎、国交断絶がふさわしい。
中国の尖閣防空識別圏設定 警戒強める日本政府 不測の事態に発展も 遠のく関係改善 2013.11.24 00:36 [日中関係]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131124/plc13112400450001-n1.htm

 日本政府は23日、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことを受け、警戒を強めた。尖閣を自国領と主張する示威行動の一環とみられるが、軍事組織が直接向き合う空域では海域と比べて衝突に発展する危険性が格段に高い。中国機の尖閣への接近飛行がさらに増加すれば、不測の事態に発展しかねないだけに、政府内に懸念が広がっている。
 安倍晋三首相は23日、米村敏朗内閣危機管理監と兼原信克、高見沢将林両官房副長官補を公邸に呼び、対応などを協議した。政府は今後、警戒監視を強化する方針だ。

 防空識別圏は、各国が防空の必要上それぞれ国内法で設定しており、中国の防空識別圏に日本が従う義務はない。日本も東シナ海に独自の防空識別圏を設定し、自衛隊が地上レーダーや空中警戒管制機(AWACS)などの空中レーダーで空域を常に監視。進入してきた不審機には、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して動向を把握している。
 政府が昨年9月に尖閣諸島を国有化してから、中国機の領空接近は激増している。平成24年度の中国機へのスクランブルは306回に上り、23年度(156回)から倍増した。今年度も4~9月で149回に達している。
 日中両国の防空識別圏が重なるエリアは、その“主戦場”といえる空域だ。空自の戦闘機などがスクランブルで防空識別圏を飛行中に、中国側が「対抗措置」として戦闘機などを接近させてきた場合、偶発的な軍事衝突にもつながりかねない。

 外務省幹部は「尖閣では海上保安庁が中国公船を防いでいるが、空域でも同じ状況が起きかねない。海と空では不測の事態に発展する危険性が格段に違う」と懸念を表明。自衛隊幹部は「広大なエリアを常に監視するのは簡単なことではない。今後、中国がどう防空識別圏を運用していくつもりか見極める必要がある」と指摘した。
 日中関係をめぐっては、昨年5月を最後に首脳会談が途絶えたまま。中国側の新たな強硬策により、対話はさらに遠のくことになりそうだ。北京の日本大使館も23日、「全く受け入れられない」として、中国外務省に厳重抗議した。外務省の斎木昭隆事務次官は25日に程永華駐日大使を呼び、重ねて抗議するとともに日本側の立場を改めて伝える方針だ。


同じく産経新聞より

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成25(2013)年11月25日(月曜日)通巻第4071号
http://melma.com/backnumber_45206/

中国の一方的な「防空識別圏」の設定は日本への戦争準備完了宣言か
危機を高め、緊張を煽る中国軍ははたして何処まで本気なのだろう?


 2013年11月23日、中国政府は突如、東シナ海上空に戦闘機による緊急発進(スクランブル)をするかどうかの基準=「防空識別圏」の一方的な設定を発表した。しかも同日午前10時(日本時間同11時)から施行した。 この恣意的で身勝手な「防空識別圏」には尖閣諸島(沖縄県石垣市)上空周辺が含まれ、日本が既に設けている防空識別圏と重なり合う。即ち戦争の一歩手前の状態を宣言することに等しく、一触即発の緊張を伴うのが「防空識別圏」であり、軍事的な脅威のレベルが高まる。
 嘗て台湾が「防空識別圏」を設定したとき、たとえば香港行きのJALはフィリピン上空を迂回する羽目に陥った。このため飛行時間が一時間ていど遅れた。JALは、後日「日本アジア航空」を設定した。

  中国が主張する「防空識別圏」は朝鮮半島の南側から台湾の北側まで、日本の南西諸島に沿うように設定されており、この防空識別圏を飛ぶ航空機は飛行計画を中国外務省または航空当局に提出する義務を負うとされている。  日本政府はただちに反駁し、強く抗議した。

  米政府もすぐに反応した。外交と軍事双方のルートを通じて「強い懸念」を中国政府に伝えたが、これは米政府の抗議である。
ケリー国務長官とヘーゲル国防長官、ならびに国家安全保障会議(NSC)は一斉に声明を発表した。
 産経新聞に従うと、「ヘーゲル長官は、防空識別圏の設定を「地域の現状を変更し、不安定化させる試みだ。一方的な行動は誤解と誤算(による不測の事態)の危険性を増大させる」と非難し、「日本を含む同盟・友好国と緊密に協議する」と強調した。さらに、尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用対象であることを「米国は再確認する」と中国にくぎを刺し、防空識別圏の設定でも「この地域における米軍の軍事作戦の遂行に、一切変更はない」と警告した。
 米政府は「尖閣諸島は日米安保条約の適用対象」と繰り返し表明しており、その外交的経緯をまったく無視した中国の防空識別圏設定は「米国と日米同盟へのあからさまな挑戦」(米国ペンタゴン筋)である。つまり米国は、自分の国が馬鹿にされたと怒っているのである。
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW 
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石平『なぜ中国から離れると日本はうまく行くのか』(PHP新書)
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 まさに結論は題名通り、これほどわかりやすい話しはない。平安時代の繁栄と安定は菅原道真が進言し遣隋使・遣唐使をやめたからである。江戸時代の未曾有の繁栄と平和は、徳川家康が「鎖国」という名の貿易を制限し文化的孤立を決断したからである。
平安時代にはカタカナひらがなが発明され、独自の仏教文化が花開いた。世界に冠たる『源氏物語』も世界で一番か二番目に早い憲法も、制定された。
江戸時代には朱子学が御用学問だったが、民間では国学が栄え、いにしえに復帰し、日本の伝統が確立し、芸術のレベルはおそらく世界一だった。
戦後の日本の経済成長も中国と関わらなかった時代が高度成長を成し遂げられた。
かくて本書の石平歴史観は過去二千年の日中関係詞をひもとくという展望のなか、そこに驚愕の法則があることを説明しつつ題名の通りの結論になる。
日本人が書いても、こうした歴史法則はあまり評判にならないけれども、帰化した石さんが再発見のように綴られると、大いに納得できる。    ▽



【山】大山(弥山1709m)・・湯原温泉、神庭の滝 (2/2)

2013年11月23日 | 散歩・山歩き
11月22日(金) 晴れ時々曇

昨晩(21日)は雪の大山登山の後、鏡ヶ成国民休暇村に一泊しました。
熱いお風呂で疲れを癒し、久しぶりに上げ膳据え膳、酒2合と懐石料理はうまかったです。
食事の後はすることもなくバタンキューで寝入りました。

おかげで、今朝は夜明け前に目が覚め、外を見ると降雪はないものの曇のようです。
東側の山には雲がかかっています。どうやら昨日と同じような天気です。
朝風呂のあと朝食をしっかりとってチェックアウト、行動開始しました。


気温は2度、幸い道路の凍結もなさそうです。
まずは景勝ポイントの鍵掛峠に行ってみました。

お馴染みの絵柄だとこの向こうに冠雪の大山が見えるはずですが・・・残念。

大山の周回路ドライブで四方八方から大山を眺めるつもりでしたが諦め、真庭市に向かいました。


南大山大橋から。やはり大山は雲の中。


下蚊屋ダムを望む背戸の谷橋から。少しだけ山裾が見えました。

未練を振り切り伯耆街道(国道482)へ
晴れの国岡山らしく青空がのぞいてきました。

蒜山三山。この山もいつか縦走してみたい山です。


関西屈指の露天風呂、湯原温泉。湯船が3つありました。
もう関係ありませんが、最初「子宝の湯」に入りました。ぬるめですが、岩に頭をのせて峡谷の紅葉をながめるのは至福の一時でした。
四阿の屋根のある「長寿の湯」は熱めでよく温もりました。

橋のたもとの食堂は休業。若い女将さんの話では、年末にかけて障子の張り替え中とか。
紹介して貰った「神庭の滝」に向かいました。


落差120mの堂々の滝でした。滝に向かう沿道にはニホンザルが降りてきていました。
竹箒を持った管理人の方にきいてみると、180匹いるそうです。


川沿いの紅葉。
茶店でぜんざいを賞味。
若い美人の女将さんは「お餅がよく伸びたでしょう」と云う。
「ええ」「新見の米なんですよ」とのこと。大粒の小豆とあいまってうまかった。

さらに南下、旭川沿いに酒蔵などの懐かしい家並みが見えてきました。
「景観保存」の看板が目についたので寄ってみました。




出雲街道(国道181)に出たところで「久世ラジューム温泉」の看板が目につきました。
中国自動車道の時間帯割引(17時以降)にはまだたっぷり時間があるので寄ってみることに。
中川橋を渡り川上方向、山の上に「百楽苑」というこの地域の福祉センターがありました。
湯船からはむかいの山々がほぼ上まで紅葉しているのが眺められます。
山裾に出雲街道が東西に伸び、行き交う自動車が豆粒のように、時折夕日に光って見えます。
他に入ってくるひともおらずゆったりと、おまけに高齢者料金が¥200はうれしい。

よく温もった後、付属の軽食堂で親子丼を注文。
ウイークデーのためか、親父さんがひとり店番、快くこしらえてくれました。

大山周回はならなかったけれど、この日二回も温泉に入り朝風呂も入れれば三回、まことにけっこうなドライブになりました。









【山】大山(弥山1709m)・・湯原温泉、神庭の滝 (1/2)

2013年11月23日 | 散歩・山歩き
11月21日(木) 曇時々晴れ

大山の初冠雪は11月3日にあったそうです。
青空に映える冠雪の大山、山腹の紅葉を見てみたいと出かけました。
鳥取地方の天気予報はなかなか晴れマークが見えませんが、ようやくこの日晴れマークがつきました。

神戸を早朝出発、現場に8時過ぎに到着。
すでに何度か雪が降ったようで、道路脇に雪が残っていました。

桝水原から見る大山、残念ながら山頂に雲がかかっています。

8時45分、下山(しもやま)駐車場から夏山登山コースで登山開始。
登り始めるとあたりは銀世界になりました。

3合目付近の樹氷、見えているのは孝霊山でしょうか。


7合目付近、雪はだいぶん深くなり、雲の中に入ったためか展望はまったくありません。

8合目から木道になりますが、踏み外さないよう目の前の足跡を辿るのみです。
強風もあり冷気が厳しくまさに冬山、夏の大山には来たことがないので、今どの辺りを歩いているのかさっぱりわかりません。
ようやく目の前に山小屋があらわれました。すでに登山者が数名休憩していました。
アイゼンを付けたままでは入れないので、立ったまま一服し、頂上に向かいました。


大山頂上、かじかんだ指先ででシャッターを押しましたが、ただ冷たい強風が吹きつのるだけの面白くない風景です。
ここからは山小屋は見えず、元来た道を足跡を忠実に辿りました。
吹雪であればホワイトアウトであらぬ方向に踏み出すことになるでしょう。もっともそんな悪条件で登ることはないでしょうが。

山小屋に帰り、握り飯を食べ一休みして下山しました。
さすがに人気の山、休んでいる間にも女性を含む若者グループらが到着していました。
14時45分下山駐車場に帰着しました。往復5.6kmですが非常に長く感じました。



【 山】神戸市北区 菊水山

2013年11月15日 | 散歩・山歩き
11月14日(木) 晴れ

自宅から菊水山周回。やく8.9kmでいい運動になりました。


菊水山頂上 中高年ハイカーで賑わっていました。


大阪湾と須磨の山


須磨、淡路島、下は石井ダム。上空は青空ですが水平方向はモヤがかかっています。


ポートアイランドと大阪湾


妙号岩と石井ダム(ダム堰堤から) 下の道はかつて電車が走っていました。


イヤガ谷東尾根の展望岩から菊水山、妙号岩


ナナカマドが一番先に紅くなってくるようです。


夕暮れ



【山】兵庫県神崎郡神河町 砥峰高原

2013年11月07日 | 散歩・山歩き
11月5日(火) 曇時々晴れ
兵庫県神河町 砥峰高原、砥峰(972m)

秋の風景を探しに砥峰高原を訪れた。
天気図ではひろく高気圧に覆われ晴れマークであったが、現場は雲の多い天気ですっきりしなかった。

草原は美しく映画のロケに使われるほどで周回路を歩いていても気持ちがいい。
ススキは毎年山焼きが行われるためか、それほど背は高くない。
砥峰高原周回は約4k余り、ゆっくり歩いて3時間。






高原北側の砥峰(972m)から



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古希記念 小学校同窓会

2013年11月01日 | 日常・身辺
10月29日(火)、30日(水) 晴れ

 今から60年前の小学校3,4年生同窓会で琵琶湖巡りをしました。
 参加者は16名(男10、女6)、担任の先生は18年前67歳で病没されましたが、クラス会はこうして続いています。
 大津にある先生のお墓に参り、そして先だった級友に黙祷を捧げてから、近江八幡水郷巡り、草津の博物館や水生植物園を見学しました。



 近江八幡の水郷は、若いころヨシ刈りの風景を撮りに来たことがありますが、観覧船に乗って巡るのは初めてです。案内する船頭さんのお話に依れば、電柱もなく農道とサイクリング道しかなく、しかも静寂な広い風景、なにより、戦国時代から交通の要衝でもあり、付近には安土城趾など史跡が数多くあることから時代劇の撮影にぴったり。名だたるTVや映画のロケによく使用され、船頭さんもエキストラにかりだされるとのことです。








 二日目は天気も上々。琵琶湖博物館や水生植物園を巡りました。
 植物園ではちょうど懸崖菊が展示されており、その前で古希の記念撮影をしました。










 近江八幡水郷(1969年2月撮影)