落葉松亭日記

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韓国が海流調査

2006年05月01日 | 政治・外交
韓国、7月に竹島近海の日本のEEZ内で海流調査 (04/29 02:26)産経
 日本固有の領土・竹島(島根県)の近海を含む海洋調査問題で、韓国が今年7月に竹島の西部海域で海流調査を予定していることが28日、明らかになった。政府関係者は「調査予定海域は日本の排他的経済水域(EEZ)が含まれている」と指摘している。竹島を不法占拠している韓国側は、これまでも日本の抗議を無視して日本のEEZ内で海洋調査を実施しており、今回も調査を強行する可能性が高い。
 複数の政府・与党幹部によると、韓国の海洋調査院は7月3日から17日まで韓国南東部の蔚山沖合から竹島までの海域で、水温、塩分、海水の流れなど海流の変化を調べる予定になっている。
 韓国が主張するEEZは竹島を組み込む形になっており、竹島を基点とした日本のEEZと重複している。このため、韓国は過去4年間、竹島近海を含む日本のEEZ内で日本の抗議を無視し海洋調査を強行している。
 韓国が7月に実施する海流調査について、政府関係者は「EEZに関する日本と韓国の主張が重複するこの海域でも実施される」と指摘している。外務省幹部は「海底の調査ではなくあくまでも海流の調査で海底地形の名称とは関係ない」と説明。しかし、政府の一部からは韓国の海流調査について「海流調査となっているが、海底地形名称問題とも微妙に絡んでくる」(国土交通省幹部)と警戒する声が上がっている。
 竹島近海の海底地形名称をめぐる問題で、日韓両政府は22日の外務次官会談で、韓国がドイツで6月に開かれる国際機関「国際水路機関」(IHO)の「海底地形名称に関する小委員会」に海底地形に関する韓国名提案を行わず、日本も海上保安庁の測量船による海洋調査を中止することで合意した。
 ただ、韓国の柳明桓外交通商省第1次官は海底地形の名称提案を適切な時期に推進するとの考えを示しており、「今後、韓国が海洋調査を繰り返して実施し、データを収集を重ねるのは確実だ」(外務省筋)との指摘が根強く出ている。
 日本は竹島近海を含む海域で昭和50年以降、海洋調査を実施しておらず、「データの精度や新しさの面から、韓国に分があると判断される可能性もある」(海上保安庁関係者)との懸念も出ている。

 日本は、領土・国防意識が他国に比べ薄いと見られている。

中国、竹島問題で韓国と“連携” 対日強硬策たたえる発言 (05/01 22:18)産経
【北京=野口東秀】竹島(韓国名・独島)の領有権問題をめぐり、中国の政府系研究機関や日本研究者などから韓国との“連携”とも受け取れる発言や論調が出始めた。
 中国系香港紙「文匯報」(電子版)は4月29日、中国国家海洋局の孫志輝局長の海洋戦略報告で韓国の強硬対応をたたえた上で、「中国が管轄可能な300万平方キロメートルのうち52%で隣国と争いがある」と指摘し、日本への対応を注視しているとの認識を示した。また、孫局長は「中国が強硬姿勢を取るのは、日本に中国の主権に対する決意をみせ困難さを知らしめて、この問題を妥当に処理するためだ」とし、「そうしなければ日本がガス田採掘に踏み切り、中国は海上だけでなく国際的にも守勢に回る」と強調した。

 4月30日付の中国紙「新京報」も複数の専門家の見解を紹介。中国社会科学院日本研究所の金煕徳研究員は「日本が主権を主張する目的は、植民地時代の占領を合法化することが狙い」と指摘したほか、中国人民大学国際関係学院東アジア研究センターの黄大慧主任は「日本の目的は独島問題の国際化にある。歴史問題を解決できなければ他の問題も解決は難しい」と述べた。
 竹島問題では、中国紙のほとんどが韓国側の呼び名「独島」と表記している。

 朝鮮半島、東シナ海、台湾・・中共の勢力拡大が見えてくるような発言。
「日本が主権を主張する目的は、植民地時代の占領を合法化することが狙い」と何かにつけて歴史問題に結びつける。いまさら「植民地時代の占領を合法化」してなんの得があるというのだろうか