かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

インド哲学10講

2018年06月20日 | Books
今日は、アジャイルについてのイベントだった。
世の中、凄いスピードで変わっている。
そして、この本は、真逆の話。



本書は、ずっと興味があった分野の新書ということで、即ゲット。

読んでみたが.....

前に鈴木大拙さんの本がさっぱりわからないという話をしたが、本書も。
国語としては、わかるのだが、その中で語られていることがわからない。
講義を元にまとめた本とのことだが、講義の中で、質疑応答があったのか。
私のレベルで質問しても、回答がわからず、困惑のまま終わっていただろう。

仏教は、大乗仏教の登場もあり、より庶民的になっているのだが、仏教が発生した当時の思想は、まさにばらばら。
有⇔無、ある⇔なる、ブラフマン⇔アートマン、神⇔業、一つ一つのお題が、謎なのだが、インドの紀元前の哲学者たちは、放っておけなかったらしい。

それにしても、この哲学の深さ、それを現代に繋げた後継者の深さは、なんなのだろう。
我々世代がそれだけ深い議論をしているようにも、見えないし、それを乗り越えたレベルに到達したのか。
少なくとも、世の中に存在するものを、原子レベルに落として組み立てていく手法は、このインドの時代にもあったが、数千年経って、証明されてきたようには見える。
やはり普遍的な思想なのか?

このインド哲学者達の考え方を理解できたら、開眼できる?

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ビートルズは何を歌っているのか?

2018年06月19日 | The Beatles


本書は出たばっかり。
本屋で見つけて即ゲット。

半信半疑だったが、藤本さん監修とあったので、とんでも本ではないと信じてゲット。

とんでも本ではなく、しっかりした本だった。

ビートルズの詩に関する洞察が、最新の理論?も踏まえた、総合的なものになっている。
また、見たことのない未発表曲の末熏レっている。
さらにその前後のエピソードもマニアック。
イラストの気が効いている、等々。

途中でビートルズクイズが挟まれているが、その難易度も絶妙。
通でも100点連発できないだろうし、初心者も、0点にはならないレベル。

多岐に渡る情報から、ビートルズの作品の詩に焦点を当てて、コンパクトにディープな書にまとめた著者に拍手。

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MIKE STERN BAND

2018年06月18日 | Music



今日は、友人に誘われて、MIKE STERN BANDのコンサート。
素晴らしかった。



これは、ステージだが、4人の強烈な個性が、ぶつかり合い、素晴らしいサウンドを構成していた。
主役のMIKEは、もちろん、キーボードの小曽根さん、ベースのTom、ドラムのSimonと、その個性とテクニックが、半端ない。
アンコールのジミヘンのカバーまで、圧倒された。
どういう練習をすれば、こういう演奏ができるのか?



サインを頂だき、ツーショットも。
大満足の一夜だった。

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YUMING 45th Aniversary

2018年06月17日 | Music
今日は、束の間の休日。
午後から、ちょっと動いた。



最初は、友人の書道展。
そろそろ還暦で、定年後の生活に入ってきた。
自分は、どうるすか?



11月のチケットをゲット。
中では、そのメインミュージシャンが練習中。
そんなもんだよね。



最後は、川崎でのユーミンの写真展。
ちょうど噴水とユーミンの音楽とのコラボタイムだったのだが、みんなユーミンの歌を口ずさむ。
これだけ、スタンダードになった曲群。
凄い。



展示は屋外のみだが、そのインパクト大。
お近くの方は、ただなので、お寄りになってはいかが?

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神武天皇vs.卑弥呼

2018年06月16日 | Books
今日は、ゴルフ。
天気が心配されたが、かろうじてもった。
逆に、曇りで、ひんやりして、快適なゴルフが楽しめた。
結果、前半普通で、後半は、まずまず。



関さんは、いろんな書店からいろんな本を出されるから、その作品群がどのような構成になっているのか、さっぱりわからなくなっているのだが、またこんな題名の本が並んでいたので、思わずゲット。

題名にもある通り、ヤマト政権の成り立ちについての考察本だが、関さんの本を多量に読み過ぎて、頭に刷り込まれてしまったのか、すんなり頭に入ってしまうのが、怖い。

日本書紀にあるような、一本筋の通った天皇家の話にまとめてしまうといろいろわからないことが湧いて来るのだが、当初のヤマト政権は、いろんな豪族の集合体であったと考えれば、丸く収まることも多い。

本書では、奴国、安曇家のことも多く語られる。ヤマト朝廷の成立に少なからず影響を与えた。
そして、いつもながら目だつのが、天皇の事績繰り返し論。
天皇家の歴史を古く見せるため、伝えられている天皇の業績を過去の天皇もやったように繰り返し記録する手法。
これも、証拠はないがありえない話ではない。

要するに、これ以上多くの発見がない限り、堂々巡りの議論が続く。
逆に言えば、さらなる発見が、議論の進展を促すということなのだろう。
文献の発展は期待できないので、考古学発見に期待するしかない。
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