ユーミンの、3回目の劇場作品。
当たり前だけど素晴らしい。
とは言え、3回目ともなると、ややシナリオが読めちゃうかなという気も、
それを上回るのは、ユーミンのパフォーマンスか。
前よりも、前面に出て、かつストーリーに、踏み込んでいる。
制作過程は分からないが、明らかに、そう感じるし、客の反応もそうだっようにに感じた。
松任谷夫妻の作品に触れないユーミンファンは、ありえない。
本シリーズも、解散後まで伸びてきた。
この前の藤本さんの話では、法律的に解散となる75年まで、続けるとの話だった。
72年以降は、2年で1冊にするようだが。
解散後になっても、手抜きなし。
というより、解散後だと、総括的な本も減るので、かえって、初めての情報、写真も増えているような気がする。
これも、藤本さんの話だが、この写真群の版権を取るのがたいへんなのだそうだ。
寄稿群も豪華で、ビートルズ関連の知識が集結している感もある。
この頃の4人の関係は最悪なのだが、今のスマップで言うと、ポールがキムタクということになる。そして、ポール以外の活動の方に脚光が当たった時期ということになろう。
特にバングラデッシュのコンサート、イマジンが大きい。
ポールのラムは、当時は、あまり評価されたいなかった。
私が、中学に入ったころで、INGでビートルズに触れ出したころだ。
バングラデッシュのコンサートの映画は、ロードショーで見た。
まだまだビートルズが現役の時代だった。
Delaney & Bonnieの1969年のツアーパンフレットをゲット。
この7日間のツアーが、イギリスロック史に残るツアーになっている。
というのも、エリッククラプトン、ジョージハリソン他、多数のfriendsが参加したからだ。
ツアーはこの通り、7日間。
イギリス国内のみ。
アルバートホールや、リバプールのエンパイアーでやっているから、相当客は入ったのだろう。
その音源も、入手可能だ。
クラプトンを前面に出すわけではないが、フェンダーのコマーシャルに登場。
ジョージの名前は、どこにもなく、本当の飛び入りというステータスだったようだ。
ここの落書きは、割り勘の計算にでも使ったのだろうか。
クラプトンの目もとにも落書き?
P.P.Arnoldという黒人女性歌手が、写真付きで、紹介されているが、何故か、他の資料でも、言及されているものが、少ない。
ポストビートルズ時代のロック界の、ビッグイベントの記録。