かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

FLIC STORY

2017年12月30日 | Movie



今日は、伊豆で、のんびり。
美味しい魚食べて、美味しいお酒飲んで、温泉入って。
朝陽が美しい。



11月に、フランス映画の魅力というお話を聞いて、そこで紹介されていたFLIC STORYのBDを見た。
1975年封切りだから、映画館で見ててもおかしくないのだが、硬派な映画だから、あまり日本では流行らなかったか。
日本語に直せば、警官物語となるが、ジャンルイトランティニャン扮する凶悪犯を、アランドラン扮する警官が、追いかける話だが、作品全体に張り詰める緊張感と、リアル感が素晴らしい。
実話を元にしているから、ますますなのだが、そこに、音楽が入り、人々の暮らしが入り。

当時の映画は、そうだったなあと懐かしくもある。
ハリウッド映画隆盛になってから、面白さは増したかもしれないが、芸術の世界からは、遠のいてしまったか。
当時のフランス映画は、印象派の画家達の子孫達が、製作者に、なってもいた。
絵画の延長的感覚も強かったかもしれない。
映画が生まれてまだ100年ぐらいだから、どんどん今も変化している。

1970年代の映画を見たい人に是非お勧めしたい。
かっこいい!

PS
野沢那智さんの日本語吹き替え盤も見たら、途中で、時々、フランス語にひっくり返る。
何故?

コメント
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