かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

GIVE PEACE A CHANCE

2017年12月11日 | The Beatles


今日は、ジョンとヨーコの、ベッドインイベントの、写真展に行ってきた。
場所は、渋谷のタワーレコード。
このスペースのイベントは、初めて。



手頃な大きさのスペース。
入場券のデザインを、まず選ばなくてはいけない。
まさに、らしい企画。



オフィシャルフォトグラファーの、ジェリーディーターさんの写真展になるが、未公開写真多数。
豪華写真集にしても売れそうなクォリティ。



実際のベッドも再現されていて、靴を脱げば、横になって、彼らの気分を味わうことが、できる。

その奥には、バーチャルリアリティで、ジョンとヨーコの気持ちになって、ベッドインを体験できる。
7分ぐらいだが、相当の度胸がないと、できないイベントで、あったことが、実感できる。



ということで、ビートルズファンは、マスト。
それから、平和主義者にも。
写真集も、大充実で、もちゲット。
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ゴッホ最後の手紙

2017年12月10日 | Movie


この映画は、あまり宣伝されておらず、知らなかったのだが、ゴッホ展で知って、是非と思って、やっと行けた。

期待通りのでき。
まず、画面が、本当にゴッホの絵が動いているような絵で、まず感動。
そして、推理。
ゴッホの死は、自殺だったのか、他殺だったのか。
聞く人によって、言うことが違う。
まるで羅生門?

そして、疑問の核心であるガシェ医師との話が、クライマックス。
でも、本当のことを話しているのかわからない。
精神異常が高じて自殺してしまったと思い込んでいたが、どうも真実は違うところに?
そして、ゴッホの手紙。

登場人物、そしてその背景が、まるでゴッホの絵が動き出したような感動を呼ぶ。
そして、そのストーリーのリアルさ。

もう残り少ないが、近代絵画に興味がある人は、是非。
アニメに興味のある人もね。

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日本神話はいかに描かれてきたか

2017年12月09日 | Books
今日も、先週に引き続きゴルフ。
朝、寒くて心配したが、日中は、好天で、楽しめた。
スコアは少し改善するも、まだまだ。



本書は、新聞の広告を見てそくゲット。
面白かった。

日本神話の主人公たちが、どう絵として描かれてきたかを、イザナギイザナミ、ヤマタノオロチ、ワニ、サルタヒコとアメノウズメ、神武天皇、神功皇后んびついて、調べた結果を披露してくれている。

神々の絵というと、江戸時代だと、浮世絵、近代だと初期の洋画、日本画をイメージしたが、引札という、江戸から明治にかけての広告の図柄が多く取り上げられる。戦前の教科書や、絵本の絵なども。

それぞれのテーマの切り口も面白く、髪型がどう考えられいたか、神々が何の象徴とされていたか、明治維新後どう変わったか、生物学的にどうとらえられていたかとか。

感じたのは、明治維新後、神々が政治利用され、逆に、庶民の生活から距離が出てしまったのではないかとのこと。政府の指導により、祭る神まで変更した神社もあるとのこと。
神武天皇なども、クローズアップされたのは、明治維新以降とのこと。
それでは、神々も迷惑だろう。

このような、多面からのアプローチが、真の歴史を読み解く糸口になるようにも思う。


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ビートルズ トークイベント

2017年12月08日 | The Beatles

今日は、久しぶりに、渋谷のアップリンクでの、藤本さん主催の、トークイベントに来た。
今日のゲストは、ビートルズ10という番組を、長年やっておられるカンケさん。
正直、番組を聴いたこともないし、素性も知らない。
でも、間違いなくお詳しいはずなので、楽しみにして来た。
お話を聞くと、音楽のプロデュースを中心に、幅広く活躍されている人らしい。

前半は、ジョンの命日にちなんで、お2人のジョンのベスト10。
流石のお2人で、ポピュラーな曲から、マニアックな曲まで、こだわりの曲が、並んだ。
一位は、カンケさんが、Love、藤本さんが、Give Me Some Truth。比較的オーソドックスなところに落ち着いた。
とにかくトークに、知見の深さが滲み出ている。



後半は、ほんまちゃんが、登場。
この方も知らなかったのだが、ピーターホンマさんというハワイ在住のプロデューサーらしい。
ビートルズの最近の映画の、字幕監修を、藤本さんと一緒になさってもいたらしい。
ここは、お客さんの、アンケートをネタにしたトーク。
まぁ、皆さんレベル高くて、びっくりだ。
ビートルズが、今コンサートをするなら、ドームがいいか、武道館がいいか、クラブがいいかとか。
再録音するなら、前期の曲がいいか、後期の曲がいいかとか。

こんなマニアックなトークイベントに、こんなに人が集まるなんて、どっかおかしい?

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ごまかさない仏教

2017年12月07日 | Books


本書は、新聞の宣伝で見つけた。
佐々木さんの本は、何冊か読んだが、切れ味鋭くという印象。
宮崎さんの本は、初めて。

佐々木さんは、理系出身らしく、緻密に積み上げるタイプ。宮崎さんは、実践から入るタイプ。
切り口が違うから、なかなか議論が噛み合っていないようにも思うのだが、そもそも仏教の伝わり方自体、議論百出なのだから、議論の根拠をどこに置くのかという議論から始めなければいけない。
多種伝わる教典から推測することは、不可能ではないのだが、確定することはできない。古代史の研究のようなものか。

とはいえ、本書は、ブッダの人生と、仏法僧の切り口から、痛快な議論を展開してくれる。
前回の鈴木さんの本は、あまりにも難しかったが、本書は、断片的に言いたいことはわかる。
ブッダ一人で、ここまで深い思慮をしていたのかというと、驚くしかないが、これも、後に付け加えられた部分も混じり込んでおり、なんともいえない。

仏教の真髄とは何ぞやと思われている方にお勧め。

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