今回のパリで、一番行きたかった美術館?
このギメ美術館は、東洋美術の宝庫。
特に、フランスの植民地だったカンボジア関連の所蔵品は、世界一と言っても過言ではない。
今回は、春信の特別展をやっていたが、フランス人の浮世絵への関心の高さにびっくり。
いきなりクメール。
出来も保存状態もすばらしい。
プレアカンのものという。
12世紀から、13世紀の、バイヨン様式だ。
これも、アンコールの寺院の壁のレリーフ。
素晴らしい彫刻類が、並ぶ。圧巻だ。
きめ細かい浮彫の門と、たぶんバイヨン様式の仏像。
ナーガが、ブッダを守っている。
ヒンドゥ教の馬の神。
これは、やはりアンコール後期の像。
美の極致。
結構、リアルな頭像。
仏頭が並ぶ。
千仏柱。
前回のアンコールで、イオン博物館で見たが。
比較してみたら、面白いだろうに。
立ち並ぶアンコールの像達。
これは、古い様式のまぐさ。
ヒンドゥ教の神が、見事に彫られている。
バンテアイスレイのものか。
時間がなくて、ゆっくり見れなかったが、なるべく写真には収めたので、さらに興味のある方は、ご連絡を。
手軽な図録があればよかったのだが、ごく総花的なものと、専門書的なものしかなくて、専門書的なものは、あまりにも高かったので、総花的なものをゲット。
アンコール関係のものについては、他の写真集にも、たくさん出てくるので、それでよしとしよう。