かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Beatles 赤盤、青盤

2015年02月10日 | The Beatles


The Beatles の赤盤、青盤については、今更説明を要しないだろう。
ビートルズの唯一の正式なベスト盤とでも言おうか。
私が、中学生の時出て、小遣いがなくて、弟に買わせた記憶がある。
おまけで、木製の、立派な写真パネルが付いてきたが、今はどこに行っただろう?
2009年のリマスター音源でのCDは、出ていたのだが、昨年、ビニール盤も出た。
新しい音源ではないのだが、懐かしさもあり、ゲット。

最初出たのは、盤の方も、赤と青の、半透明のビニールだったと記憶するが、今回のは、今流行りの180g重量盤。真っ黒。レーベルは、もちろん赤と青だけど。青の、色が、ちょっと変!

通して聞いてみたが、今更なのだが、すばらしい。初期の音で、ミキシングにばらつきがあるのがちょっと気になるのだが、次々と、代表曲が。しかもビートルズ1と違って、アルバムでしか聞けない名曲も含まれていて、ビートルズの名曲を一通り聴きたかったら、やはりこの4枚組が最適だろう。
聴き比べてはいないが、従来のビニール盤よりも、音もいいはずだ。

当時より、マイナーな Old Brown Shoeが、何故このベスト盤にはいったのかという議論があった。GHが選曲したからというまことしやかな説もあったが、真相は、まだ突き止められていないようだ。解説にも、選曲を誰がしたかという議論が載っている。

ただ、言えるのは、赤盤、青盤を比べると、青盤の1枚目のインパクトは強いことだ。まさに、ビートルズが生まれ変わり、新たな世界を切り開いたという言葉がふさわしい。
もちろん、ラバーソウル、リボルバー頃からその傾向は明白になっていたのだが、当時は、前期、中期、後期という分け方ではなく、前期、後期=ツアーをやっていた時代とやめてから、という分け方だったから、こういう印象になった。
今、ベスト盤を作ったら、赤盤、黄盤、青盤になったかもね。
最初に買ったビートルズのLPがOldiesだった私だが、後期の音楽により興味をいだくようになったのは、今から思うと、この赤盤、青盤の編集方法にあったような気がする。

今もしょっちゅう流れるビートルズの曲。でも、やっぱりオリジナルを一通り押さえておきたい。しかも、懐かしいビニール盤でという方にはお勧め。
CDの方が、取り扱い易いけどね。

明日から、小旅行。
アップできるかな?
コメント
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