かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

キャバレー

2024年07月23日 | Movie
今日も酷暑。
これから関西へ移動予定。
新幹線が動いて良かった。



以前、ライザ・ミネリさんのサインをゲットした話はしたが、その代表作であるキャバレーのBDを見た。
アメリカ版で、日本語字幕はないが、英語字幕は見れるので、OK。

ライザ・ミネリの魅力を前面に押し出した映画ではあるが、ナチが台頭しつつあるベルリンを舞台として、怪しげな雰囲気が全般に漂い、単なるミュージカル映画とは一線を画する。
あのボブ・フォッシーが監督ということで、キャバレーの踊りの場面は、秀逸だが、その他の場面も、ユダヤ人の結婚式のシーンなど、ただならぬ気配がじわじわ迫る。
ミュージカルの映画化で、最後のライザ・ミネリのキャバレーの熱演で、急にエンディングを迎える。
すばらしいが、その後は、観客の想像に任せる手法。
あまり、いいその後があったようには思えないが。

おまけには、映画の解説付きのバージョンが。
かなりマニアックな情報を、映画を見ながら聴けるという趣向で、これもなかなかいい。

キャバレーは、たぶん日本でもヒットしたはずで、映画の看板が街にあふれていたのを覚えている。
いい映画だった。
特に、ミュージカルファンには。
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