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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Lead Belly & Pat Metheny

2025年05月27日 | Music


今日は、曇りだが、涼しくて過ごしやすい。
昼は、横浜では、昨日公開されたLead Bellyの映画。


恥ずかしながら、まったく知らなかったのだが、今の音楽に大きな影響を与えた人だったことを知った。
12弦ギターの名手として有名だったそうだが、それ以上に、今のフォーク、ロックの元祖的なミュージシャンだった。

刑務所暮らしもあったそうだが、当時は、喧嘩による殺人など日常茶飯事で、かつ黒人は、差別的扱いを受けた。
Lead Bellyは、その犠牲者の一人でもあったわけだが、そんな境遇も背景にした歌を作り歌い続けた。
ジョンよりも、厳しい環境下だった分、一層心の叫びを感じる内容だ。
その心に響く歌声は、海を渡り、ロニードネガンは、自作の歌として大ヒットさせた。
スキッフルブームの始まりだ。
てっきり、ロニードネガンが元祖と思っていたが、その元祖は、Leadで、そこからロックが生まれた。
彼自身も、自分の歌のつもりで、歌っていたようだ。
著作権という概念が希薄だった時代。
そして、今も、ポールを始めとした多くのミュージシャンがカバーしている。
ロックファンは、見るべし。


そして、夜は、Pat  Metheny。
前回は、クラブだったが、今回はホール。
流れは、前回と一緒だったが、長さも内容も2倍?だった。


集大成的な内容で、彼の業績や、ディスコグラフィの展示も。


彼が使っているブランドのコーナーも。
試しで弾くこともできる。
優しい音に聞こえるのだが。


彼のコンサートに行ったことがある人なら、この布に隠された部分に何があるのかは、想像が、つく。
ラストと、アンコール1曲目で、ベールがはがされたが、中央が、リズムマシーン、右がベースで、左が、エレキギター。

コンサートは、最初は、通常のギター演奏。
ただ、いろんな曲が紛れ込んだ自由自在な演奏で、カーペンターズや、デビッドボウイやボサノバの曲も。
3曲目から、いきなり過激な演奏。
ギターを過激にかき鳴らす。
4曲目は、弾くというより、弦をひっかく?
そしてピカソギター登場。
見たのは、2回目だが、メインのギターっぽいところは、左手のみでベース。
右手で、ハープみたいな演奏と、琴みたいな演奏をして、きらきらした音になる。
今日は、MCが多くて、トランペットからギターに変わった経緯とか、バリトンギターとの取り組みの話とか。
そのバリトンギターも大活躍。
低音部で、ベースを作ってから、それをループさせながら、高音部で、メロディを演奏したり。
とにかく多彩かつ美しい。


これが噂?のリズムマシーン。
このマシーンがリズムを刻む中、Patがそれぞれのベース、ギターを演奏し、その音がルーパーで、繰り返される中、リードギターを弾き、荘厳な演奏が繰り広げられる。
唯一無二。

ということで、2時間半に迫る大熱演。
アンコールは、3回4曲?
アンコールラストは、And I Love Her。
すばらしかった。
大満足。


ここに来ると、思わず映してしまうスカイツリー。
まだ登れていない。
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