かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ザ◦ビートルズの軌跡 & Nathan East・Jack Lee

2024年07月25日 | The Beatles


庭の朝顔がやっと咲いていた。
剪定しなかったのが悪かったのか、背だけ伸びて、開花が遅れた。
こらは、宇宙朝顔の何代か目で、種までできれば一応貴重?



今日は、音楽関係ダブルヘッダー。
第一弾は、映画。
ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ。
壮大なタイトルだが、デビュー前をよく知る人物へのインタビューが中心。
映像は、エドサリバンショー出演時のもので、本編で語られる時代の数年後のステージだ。
ただ、まさにリヴァプールから世界に旅立だった時のもので、内容とマッチしてないとも言えない。

インタビューだが、確かに貴重なものだが、既に語られたものも多い。
その中で、なんといっても貴重なのは、ピート・ベストが長々とインタビューに答えており、内容が率直で、今やジョンやジョージからはもちろん、たぶんポールやリンゴからも聞けないインサイダーストーリーだ。
この映像付のインタビューのための映画と言っても過言ではない。

ちょっと面白かったのは、最初のマネージャーであったアラン・ウィリアムスが、ビートルズを雇った最初の仕事は、カスバクラブの女子トイレの修理工事だったということ。
出来がひどく、2度と雇わなかったそうだが、それもあり、ビートルズが羽ばたくきっかけとなったハンブルグ公演を企画した人物だ。
ただ、丸投げしたハンブルグ側の興行主のコシュミダがとんでもない人物で、第1回目は、強制帰国となってしまうのだが。
2回目は、アランが身元保証人になったので、実現した。

もう一つ面白かったのは、初期のロード・マネージャーのトニー・ブラムウェルの証言で、デビューシングルのチャートを上げるため、ブライアン・エプスタインが、レコードを買い占めた話は、有名だったが、その他のリヴァプールのレコード店も売れると思ってたくさん仕入れたのだという。
ところが売れ行きは、いまいち。
実態は、レコードが売れるとビートルズが、リヴァプールを去ってしまうのではと恐れたファンが買い控えたのだという。
ありうる話だ。

既に鬼籍に入った出演者も多く(ほとんど?)貴重な記録になっているが、映画館でやるまでとは思えない?
シルバー料金で見れるようになったからいいものも?
マニア向けだが、今日最終日で、見れて良かった。

パンフレットは、手作り感満載で、貴重な評論と、ビートルズ研究所の秘蔵お宝が、多数掲載されている。



竹橋近辺で、ちょっと時間潰し。
1日1回の上映なので、時間の調整が難しい。



夜は、Nathan East & Jack Lee。
たぶん、4回目で、Jackとの競演も2回目。
キーボードのNoah Eastさんは、息子で、最初の来日の時は、13歳だったという。
Nathanの来日は、83回目というが、平均10回のステージとして、830回?!
今回は、クラプトンのツアーを終えての来日だ。
ドラムのDonald Barrettは、Lady GAGAとのレコーディングを終えての来日という。
小気味のいいドラミングを披露してくれた。



席は、前から2番目のど真ん中。
最高に楽しめた。
とにかくサービス精神旺盛で、定番曲と新曲をとり混ぜた構成も素晴らしい。
難曲にも挑戦し、ややJackさんとの調整不足も?
レコーディングの時は、しっかりできたのに?
ボーカルを入れる曲も多く、ベーシストメインの構成バンドとしては、異色かもしれないが、そのソフトな声が、見事に、演奏にマッチし、心地よい。



セトリ。
アンコールは、1曲だったのて、セカンドで入れ替えるか、2曲ともやるか。
セカンドがいいのは、わかっているのだが、帰りの時間を考えると、ちと辛い。
そこは、都民の特権ゾーン?

充実の1日だった。
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