かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

アンタッチャブル

2018年03月06日 | Movie



アンタッチャブル製作30周年ということで、BDが出たので、ゲット。
以前出ていたのと吹き替えが違うそう。
AMAZONの評価では、吹き替えに注目する人が多いようだが、TV版の吹き替えは、TVでカットされたところのみ英語+字幕になりやや興ざめ。
やっぱり、英語で見た方がいいのでは?

画面がやはり綺麗。
見た当時の気持ちが蘇る。

というのも、この映画が流行っていたころ、ちょうどシカゴ赴任の前で、見て、こんな凄いところに行くのかとちょっと心配になったのだ。
行ってみると、暗黒街のイメージを払拭するためクリーン化され、逆にビジネス中心の面白みの少ない街に変貌していた。
ただ、アルカポーンの時代からまだ50年ぐらいということで、まだ彼はシカゴ市民にとって身近な存在だったし、彼が常連だったというイタ飯屋にもよく行った。

映画は本当によくできている。配役といい、演出といい、完璧だ。
おまけに、当時の監督、出演者のインタビューが出ているが、彼らの製作意図が見事に、本映画に反映されていたことがわかる。
アルカポーンの時代のギャングの怖さは出さなくてはならないが、あまりにもドギツクなり過ぎてもいけない。
ちょっと息抜きになるようなシーンを入れるなど。

街並の再現、並べたクラシックカーにもこだわりが。
確かに、見ごたえのあるシーンだった。
撮影に使われたラサールストリートは、高層ビル街に変わっているが、ビルの下層階の外観は、現状維持が義務付けられたため、あのような撮影ができた。
まだ、CGがない時代の映画だ。

ショーンコネリー、ロバートデニーロの演技の迫力が秀逸。

ギャング映画に興味のある方は是非。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする