さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの放流 <相模湾~東京湾>

2011-08-26 13:43:44 | 放流、イベント
8/22(月)、マダイ稚魚の県内一斉放流(※小網代は8/24)を行いました。



まだ暗い早朝5時に、作業開始!

遊漁船(奥の明るい船)には、既にお客さんが乗り始めています。




最後のエサやり。




そして巨大な活魚運搬船が到着しました。




生簀を筏から外して、




魚を集めます。




大きなキャンバス付きの網でマダイを水ごとすくって、




クレーンで持ち上げて、




船の生簀へ移します。




この作業を8面分。

既に準備していたこともあって、積込みにかかった時間は1時間!




65万尾のマダイ稚魚を積んで、




放流場所へ向かいます。


放流場所は

相模湾:福浦~小田原~大磯~茅ヶ崎~腰越~小田和湾
東京湾:松輪~横須賀市東部~横浜市金沢

です。

去年より尾数も場所も、ちょっと減りました。


さて、放流場所での作業はというと・・・




積込みと同様、水ごとすくえる網で魚を生簀からすくい、




大海原へ突っ込みます!

このとき、海中で網の先端を開きます。




網を上げると1匹も残っていません!

この方法だと、魚が傷つかずに済みます。

悪天候のなか、丸1日かけて無事に放流が終わりました。


とはいえイベント放流はありますし、クロダイはすごい勢いで成長中なので、
海上筏はまだ少しの間、賑やかです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 放映日の訂正 | トップ | マダイの放流 <小網代> »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

放流、イベント」カテゴリの最新記事