大塚国際美術館は、一度外に出ることができる。鳴門の渦潮は渦が巻く時間帯が決まっている。大潮小潮と満潮干潮の時間で計算されている。そのため、美術館を途中で抜け出して観潮船に乗れる。船からは何か所も渦が見える。なかなかのものだ。
鳴門海峡は狭い海峡だ。潮の流れが速く、そのため渦潮ができる。大潮小潮は太陽と地球、月の位置で引力により引き起こす現象、毎月発生する。一方、満潮干潮は、地球が自転しているため、太陽と地球の位置から6時間に1回現象が起きる。このへん、地学検定の分野だな。ちなみに地元ではこの渦潮を世界遺産にしたいという運動をしている。
翌日は、陸上から海峡の見学と、橋を渡って、渦の見学もできるようになっている。渦の道という歩道を歩く。2日間と短い旅だったが、台風の直撃に合わずに済んで、充実した旅だった。