予備費 10兆円!?

今年の予算の第二次補正案で問題になったのは、「予備費10兆円」という項だ。この予算は結局成立するのだが、そもそも「予備費」というのは、今の段階では予測しがたいことがもしも起こった場合で、国会で補正予算を審議することができないような場合に、政府の判断で不測事態に対応するために用意される予算額を指すのではないか。この第二次補正予算は総額で32兆円弱。このうち3分の1に当たる額を、政府の裁量で使えるカネ . . . 本文を読む
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「ごまめのはぎしり」という語、知ってますか?

「紙の爆弾」という雑誌4月号に、JAL123便が35年前(1985年)の8月12日午後6時56分30秒、群馬県の御巣鷹山に墜落した事件を書いたマッド・アマノというグラフィックデザイナーの記事の中に出てきた文字だ。この旅客機の墜落で乗客乗員524人中、520人が死んだ。私は当時から真相はわからないが、いずれにしても飛行機事故の一つだったろうと思っていた。しかし上の記事では、この事故はウラがあるという . . . 本文を読む
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小池百合子という知事

東京都の小池百合子という知事は、最近妙にマスコミに出まくっているという印象だ。三密とかコロナ対策とかがほとんどではあるが…。まもなく東京都に知事選挙。再選が確実視されている小池百合子知事だが、宇都宮健児さんという人が立つという。これはともかくとして、小池さんはやたらにカタカナ言葉が好きらしい。この連発には驚いたりあきれたり…。日本人なら正しい日本語を使え、といいたい。な . . . 本文を読む
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アメリカの黒人差別反対の闘いと歴史的文書

黒人への差別意識はまだ根強いことを痛感する。今のアメリカでの多くの市民の差別反対の行動は非常に積極的に見える。ある黒人に対する警官による暴行死は「まだこういう差別が続いているのか」と嘆きたくなるできごとだ。こういう問題にふれるたびに、アメリカの歴史の中に燦然とかがやく「宣言」の文章の一部を思い出す。その一つは、1776年7月4日にワシントンたちによって発表された「独立宣言」だ。この冒頭は「われわれ . . . 本文を読む
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また「麒麟がくる」について

テレビ番組はほとんどニュース系以外は見ることはないのだが、日曜日は「笑点」と大河ドラマがあるので少しばかり楽しみだ。笑点は、半世紀以上続いているというし、そういえばかなり昔からこの番組は見ていたように思う。また大河ドラマも大体見るのだが、今年は以前「織田信長」を演じる染谷将太という役者はちょっと違和感があるというようなことを記したが、この数回の出番ではなかなか大した役者ではないか、と違った意味の「 . . . 本文を読む
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「民度が高いからコロナの死者が少ない」という麻生大臣の話 … 民度が高くないから麻生氏などがまだ威張って入れるのでは?

20年6月5日(金)朝日新聞デジタル版の記事を引用しよう。自民党の「麻生派」の議員とのことだが中西健治氏が次のように発言した。中西氏 日本が世界の先進国の中でも数少ない自由を最大限に尊重する国であり、もはやアジアに残された稀有(けう)な国だ。我が国の新型コロナ対応が世界的に見ても、統制色が極めて薄いことはご承知の通りだ。自由という価値を守り続けてきたことは大変高い評価が受けられるべきものではないか . . . 本文を読む
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今年度初の授業

3月以降休校が続き、今週から「分散登校」ということで学校が始まった。私は久しぶりの授業をすることができた。高3の「日本史」。「密」を避けるためと言うことで2クラスに分けての授業だった。生徒たちも休校中の課題もよくやっていたし、日本史は初めてということだったか、皆まじめだ。これからが楽しみ。2時間続けての授業だったが、思ったほど疲労感はなかった。自分でもほっとした思い。一番最初の授業は「歴史の始まり . . . 本文を読む
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アベノマスク、9月入学制など

アベノマスクが我が家にも着いた。ウチは2世帯5人家族。しかし配達されたマスクは1セット2枚。わが家の女性たちは「これはイヤだ」とにべもない。試みに私がつけてみると、まずフツーの市販のマスクはつけたままで話をすることにそれほど違和感がない。しかしアベノマスクはこれで口や鼻を押さえると声を出すのにフツーのマスクよりもはるかにぐあいが悪い。「これは使い物にならない」というのが私の結論だ。だから開封してい . . . 本文を読む
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中国とアメリカ、どっちもどっちだ!

中国は香港の市民の動きを徹底的に叩き潰そうとしている。世界の良心は非常に批判的だ。しかし日本政府はこの民主主義を求める香港市民の声に激励の態度をとっているようではない。アメリカのトランプ大統領は新型コロナウイルス問題から始まってWHOが中国寄りだという批判を繰り返している。しかしアメリカでは人種差別(黒人差別)の動きが、こともあろうにトランプ大統領の姿勢に触発されているのか、激しさを増している。そ . . . 本文を読む
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学校、3か月ぶりで「復活」

3月初めから昨日まで学校はあっても生徒のいない場所だった。この間、在校生のいない卒業式とか先輩のいない入学式など、まさに子ども不在の学校が続いた。今日、フリースクールも高校も(心配はムダになったが)ほとんど欠席もなく出席。まさに3か月ぶりで学校が復活・再生したという感。生徒もスタッフも「よかった、また頑張ろうね」と励まし合ったりしながら喜び合った今日だ。授業は明日から。座り方や登校の調整など、これ . . . 本文を読む
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