「イスラエル」関連のことを学び直す(1)

タイトル通りの問題意識。

イスラエル関連のニュースは、この数十年、絶えることなく(「イスラエル」という語を目や耳にしなくなるということなく)世界情勢を伝える情報網の中で出てきた。
かつて高校で「世界史」の授業を担当したとき、第二次大戦関連でドイツのナチス勢力が国内のユダヤ人を大量に殺戮した(今のポーランド南部のアウシュビッツ収容所という「殺人工場」で110万人以上)ことなどを強調した記憶がある。日独伊の三国がそれぞれの地域で無謀で大量の殺傷行為を行っていたのだが。

世界史の教科書(東京書籍「新選世界史B」。今は改訂されているかも知れないが)に次のようなイスラエルの歴史の始まりが記されている。
「ヘブライ人(イスラエル人)は各地を移動する生活をしたのち、パレスティナに定住し、ヤハウエを唯一の神とする信仰を形成。
BC11世紀、エルサレムを都とする国をつくった。紀元前6世紀、新バビロニアに国を滅ぼされ多くのヘブライ人はバビロンに連行された(バビロン捕囚)。
このようなくらしの中で、ヘブライ人の中で、メシア(救世主)の出現を確信する一神教が確立された(指導者モーゼ)。

この一神教がその後のキリスト教につながる「ユダヤ教」。この聖典が旧約聖書、キリスト教のそれは新約聖書だ。
上のモーゼをリーダーとしたユダヤ人の脱出ドラマが「映画『十戒』」であるが、この映画についてのコメントは2023年10月10日に記しているので「乞うご参照を」。

イスラエルの概要。
 人口、約950万人(ユダヤ人74%、アラブ人21%)。面積は日本の四国程度。
 宗教、ユダヤ教徒が74%、イスラム教徒が18%。

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