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小泉純一郎の「原発ゼロ」

これは今日の毎日新聞の「風知草」というエッセイ風記事の見出しである。書いたのは山田孝男という記者(?)。

4月、経団連企業トップと参加したシンポジウムで原発維持を求められた小泉純一郎は「ダメだ」と一喝。小泉はその後ヨーロッパ各地を視察して帰国し「今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんなゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知惠を出す」。

原発の使用済み核燃料を10万年、フィンランドのオンカロ(世界で唯一の着工された最終処分所)の地中深く保管して毒性を抜く。これにかかる年月は10万年間。

10万年間という時間は、人類の先祖が全世界に向かってアフリカ大陸を出発したころからの時間である。原発が出す核のゴミが無害になる時間である。

また帰国後の話として、小泉は「日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかない」と強調したという。
「自然を資源にする循環型社会を、日本はつくる」べきという。

政治家引退したから言えることだ、という批判もあるだろ

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