goo blog サービス終了のお知らせ 

「自由主義」への歯止めは必要なのでは

TPPで、ある国が金融自由化に反対しているのに日本などは自由化を迫る方針であり、逆に日本は農製品など5品目の自由化はできない旨主張するという。

かつての選挙で自民党は「TPP交渉には参加しない」と言ってきたが、今はこれを裏切っている。しかし農製品の関税撤廃はできないということで何とかいいわけをしようとしている。外国に対して「自由化促進=関税撤廃」を迫り、自分のところではこれに矛盾することを言わざるを得ない。

そもそも国際経済の面での自由貿易の推進という趨勢は正しいのか。地産地消が叫ばれ、環境問題についても地域の事情を十分斟酌して経済をすすめることが必要と言われる。

なんでも国際的交流を自由に行うという無原則的な交流は国際的な弱肉強食を強め、自国の利益を損なうことにつながるのではないだろか。

自由主義を適度にコントロールすることは国内的な問題にとどまらず国際交流の面でも重要な原則だと考える。今のような動きは必ず社会的差別の助長と環境面での矛盾を大きくさせていくことになるのではないか。

国内の政治状況は今や自民党安倍内閣の独裁的傾向が強まりこれを抑える政治的な力や社会的な抵抗勢力がつくられていないことが恐ろしい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 人間はまだ「... 小泉純一郎の... »