来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
真田幸村という武将
今日のNHKテレビで、戦国の武将「真田幸村」の活躍ぶりを紹介していた。
これを見ながら、子どもの頃の話を思い出した。私たちは、もちろん今のようなマスコミの世界などではなく、大人の読む雑誌「キング」とか「日の出」などをこっそり見ていたり、時代モノの小説を好んで読むようになっていた。時代モノはだいたい戦国乱世の英雄たち、特に徳川方は「たぬきオヤジ」のグループで卑怯ずるい人間たち、豊臣方は滅び行く美学を兼ね備えた武士たちのグループという区分けを前提とした話だった。
その中でも特に重要な役割を果たしたのは豊臣方の軍師真田幸村とその家臣たち「真田10勇士」の戦いである。猿飛佐助、霧隠才蔵、その他(8人はもう忘れてしまった!)が紀州に隠れ住んでいたが、豊臣側の使者がやってきて「ぜひご協力を」と切望される。ここで「義を見てせざるは勇なきなり」とばかりに幸村を先頭にして大阪城にはせ参じる。
大阪の冬の陣と夏の陣で獅子奮迅の戦いを行い、徳川家康を震い上がらせながらも刀折れ矢尽きて散っていく彼ら10人の姿は実に日本的ヒーローであった。
今の世にこれに類する政治家は誰だろう。Oさん?、Sさん? Kさん? 分からない。いずれにしても徳川の天下(自公の天下)を脅かす幸村のような勢力はありやなしや。
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