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日記 … Kametarou Blog
「8040」と「2040」
ともにうしろに「問題」がつく。言うまでもなく前者は80歳の老親が40歳の引きこもりのわが子の暮らしを見ているということだし、後者は2040年になったとき、日本社会は、20年後の2040年になったとき、少子高齢の「現状」がストレートにきわめて深刻な問題を現出することを意味する。8040は現在問題であり、2040は20年後問題だ。(8040は8050と言われることもある)
これらについて何度も言ってきたが今の内閣はどういう問題提起をしているのか、きわめてあいまいではないのか。それぞれ担当部局はあるようだが、どうもまだ「調査・現状把握」を旨とするレベルではないのか。「少子化担当大臣」はこれまで20代を数えるが具体的に何をどうしようという政策を示していない。少なくとも国民的議論になるような問題提起はしていない。
おとなの引きこもり問題も増加の傾向をもちながらこの問題への対応はまだはっきりしていない。
少子化対策であれば育児手当を大幅に多くするなど誰もが考えられることから始めればいいのではないか。また大人の引きこもり問題についても、できることからということで「大人のためのフリースクール」的な施設をアピールすることから議論を前進させることができるだろう。カネなど、最新鋭の戦闘機を爆買いすることを考えたらカンタンなことではないのか。
日本の未来への「投資」を政策上でもっともっと積極化しなければ、次には「悪夢のような安倍政権時代」と言う言葉がまさに現実化するだろう。
※ 6月3日、6月9日付けで似たテーマでコメントしてきた。
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