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日記 … Kametarou Blog
三原じゅん子という議員
先日の国会で、三原じゅん子議員は内閣不信案に対して反対の討論にたち、スゴイケンマクで語った。よくこんなことを言えたものだとあきれる思いでありまたこの人のレベルの低さにさらにあきれるという感想だ。
「野党の皆さん、はっきり言って、もううんざりです。国民にとって大切な年金を政争の具にしないでいただきたい。高齢者の皆様の、生活への切実な不安をあおらないでいただきたい! 猛省を促します」
大切な年金問題をきわめて不誠実に説明していたのは当の安倍氏だ。高齢者に不安をあおっているのは誰なのだろう。
「民主党政権の『負の遺産』の尻拭いをしてきた安倍首相に感謝こそすれ、問責決議案を提出するなど全くの常識はずれ。『愚か者の所業』とのそしりは免れません!野党のみなさん、もう一度改めて申し上げます。恥を知りなさい」
問責決議案提出を「愚か者の所業」と決めつける、このレベルは何だろう。こういう決めつけでいえば、自分の意見と合わない論はすべて「愚か者の所業」であり、安倍首相に感謝できない者もまた「愚か者」なのだ。
この三原じゅん子という議員はどういう人か、と調べたら、タレント時代はともかくとして「八紘一宇」を賛美した議員だった。
戦時中、当時の日本の指導者は中国や朝鮮その他アジア諸国への侵略行為は「八紘一宇」という理想実現だと言っていた。天皇をいただく大日本帝国が大東亜(アジア)をひとつにするというような意味なのだが、それをたたえるような議員だった。「愚か者」は回り回って自分自身に突きつけられレッテルではないか。「恥を知りなさい」。
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