軍艦島(ぐんかんじま)のこと

9月23日から4日間、職員旅行で北九州に行ったのですが、その中でも最も印象的だった視察か所として「軍艦島」がある。
この「軍艦」の形をした嶋は長崎半島から西に約4.5キロにあるもと三菱石炭鉱業の主力炭鉱だった「端島(はしま)」。南北約480メートル。東西約160メートルの小さい島はかつて存在していた日本海軍の軍艦「土佐」に、その外観が似ていることから軍艦島といわれている。
今は炭鉱が閉山になっているから無人島であるが、この島の由来から日本の産業を支えた石炭の算出地だったことから2015年に世界文化遺産に指定されている。

観光船がぐるっと一回りしてこの島の外観をほぼ見ることができたが、最盛期で約5,300人もいたこの島で、1916年には日本で最初の鉄筋コンクリートの高層集合住宅が作られたという。炭鉱の閉山は1974年1月で、この年の4月に無人の島になった。今は廃墟と化しているが、石炭産業の歴史を伝える世界遺産の地でもある。
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