来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
小学校の運動会
二人の小学生の孫たちの学校は今日運動会だった。今年一番の好天ともいえるいい日だった。
子どもたちは一生懸命に走り踊り、グランドで躍動した。父母たちもまた自分の子どもだけでなくどの子どもたちにも満面の微笑みで接し、そして駆けた。
私の小学校時代の運動会とどこが違うのだろう。たしかに食べるものの種類が増えたり、敷物の種類が高級になったりしたという程度の変化はあったと言えるかも知れないが、原
型は変わっていない。お弁当も、おいなりさんとのり巻き、フルーツがあり、お茶がある。それらは昔よりも複雑な装いをしているが、基本形は同じだ。このいわば日本の原風景といってもいい小学校運動会だった。
子どもを中心として、小学校を中心として、地域の人たちが楽しみ、交流した。まさに地域のセンターが学校という日本の原風景を思い出す。応援のスタイルも、応援団の口上も、昔を思い出させてくれる。紅組白組の子どもたちは、ゲームが終わればまた同じクラスの友だち。
都会でも田舎でも暮らした体験があるのだが、この懐かしく親しみのある風景はこれまで何十回も触れてきたものだった。たくさんの小学校がなくなったが、面影をとどめるグラウンドを見ると、どこでもほぼ同じシーンがつくり出されていたことを彷彿とさせる。
いい一日だったという実感である。
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