安倍元首相へのテロと統一教会問題

安倍氏を殺害した山上徹也容疑者の行為が安倍氏が統一教会の支持者であることと関係があると報道されている。そして、「因果関係として報じることは、安倍さんに責任の一端があったかのような、そういう印象操作になっている」と報道のあり方に抗議する声もある。

しかし安倍氏が統一教会の活動のサポーターであったことは間違いのないことなのであり、そのことを含めて犯罪の枠組みを報じることは問題だというのは、それこそ問題なのではないか。山上容疑者が統一教会を憎み、これをいわば「親の仇」的な存在として闘う意志が安倍氏襲撃の基本だったのだから。もちろん、この殺人行為を免罪するなどでは全くない。犯罪行為の動機とか背景をはっきりさせる上での必要なことである。そして統一教会がこれまで反社会的な行為をやってきたこともまた事実だ。

犯罪のバックグラウンドを解明するためにこの教団の活動の中で問題とされてきた部分もしっかり解明してもらいたいものだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 政治・社会の... 豊臣秀頼は秀... »