北朝鮮とも友好関係をつくった方がいいのでは

南北朝鮮の首脳が抱擁しあって友好を確認しあっている。アメリカの大統領も北朝鮮の非核化の作業に疑義がある旨語っているが、方向は対立よりも友好への道を模索しているのではないだろうか。

日本は、とにかくアメリカの家来として「断固制裁」を叫んでいたかと思うと、米朝首脳会談が取り沙汰されると、「拉致問題も忘れないでね」とトランプに頭をさげる。自分たちの積年の責任をヨソに置いてだ。そして今はアメリカの対北朝鮮政策のあれこれにオタオタしているサマは実にみっともない、また情けない。

思うように北の非核化の歩みが進まないとしても、北の金正恩にとっても米朝首脳会談で確認しあった「非核化」への道しかないことははっきりしているのではないだろうか。日本政府はトランプ政府の目つきを見て政策のあれこれを忖度するという主体性のない、対米従属の姿勢から脱却することが大事だと思うのだが。
主体的な外交の姿勢をもって北とも友好関係をつくることの方が万事によいと思う。

しかし一方においては、北朝鮮脅威を最大限に、また無期限に叫ぶことが日本の軍拡政治にとって都合がいいのでは、という推量も成り立つ。ベラボウな軍事費は北朝鮮対策を口実にしているから。

あれこれの世論調査で、安倍さん支持率が微増しているとか。まあこれも支持・不支持ともにあまり差がない。どちらも40%前後。しかし「安倍一強」が展開されている。
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