「世代」の呼び方など

最近「Z世代」などという言葉が使われる。これは90年代後半から2015年前後にうまれた世代などをいう。だから10代から20代前半ころをさすのだろう。
ついでにそれ以前(80年代から90年代前半)をY世代(ミレニアル世代ともいう。2000年を挟む世代の意味のようだ)、さらにそれ以前(60年代から70年代)をX世代などというらしい。

では私たちのような昭和10年前後から終戦時ころまでを伝統主義者世代、戦後から60年代までをベビーブーム世代という。そういえば、戦後の2,30年間は子どもが多く生まれ、日本は戦後の復興期とあいまって「新しい社会を意気高く作っていこう」というような気風に満ちていたのではないだろうか。同時に学校が足りない、住宅問題、いろいろな社会問題も大きくなっていた。
では21世紀になってからうまれた世代はなんとよぶことになるのだろう。Zの次はないからまたもとにもどってA世代になる? このAの別称α(あるふぁ)世代ということらしい。

それぞれの世代のおおまかな傾向は言われる。Z世代はデジタルが当たり前の時代。活字よりもスマホ画面を重視することが特徴とのこと。これからはこのZ世代が日本だけでなく世界をうごかしていくという。特にこれはその世代の消費傾向を留意していく必要性からも意識化されているらしい。

われわれのような伝統主義者世代はこの10年間で減少していくから、消費傾向は何だ、といったテーマからは離れるのだが、「高齢者問題」として言外では厄介者世代として意識されているのではないだろうか。
(私はこの戦後の新日本再建を意識してきた世代の「復活戦」が必要と思うのだが、これを大胆に呼びかけ組織する部隊が必要なのだが…)。
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