日本が隣国の韓国を軍事力を駆使して併合したのが1910年で、韓国(この場合はいうまでもなく朝鮮半島全体を指す)はこれ以後1945年まで日本の植民地とされた。
NHKがこの事実を冷静に見つめ直す趣旨で特集番組を組んでいる。今日(20日)は、NHKスペシャル第3回目「皇民化政策」の実態に迫るものだった。 . . . 本文を読む
高校3年で歴史に興味をもつ生徒と「特別授業」を始めることにした。
昨年は「漢文」の勉強をしたのだが、そのおかげで我ながら「漢文」(「史記」のあれこれ、漢詩、「論語」と孟子など)の学習ができたと喜んでいる。今年は、日本史を進めようと、今の所は2名の女子だが、テーマは「教科書に書いてあることは正しいのか」、その疑問点をさぐろう、である。 . . . 本文を読む
標記の集いが今日北大の学術交流会館で行われた。1950年の「イールズ闘争」、1960年の「安保闘争」などを体験した当時の若者たちが全国から集まった。150名ほどの研修室は超満員。あまりつきあったことのなかった人たちも含めて、当時の面影を探りながら再会を懐かしんだ。
10人以上の人たちが報告し、60年前50年前のこれらの歴史が(北大だけではなかったが)あったからこそ今の「市民社会」の基礎がつくられて . . . 本文を読む
「窓ぎわのトッとちゃん」。あまりにも有名な黒柳徹子さんの自伝のエッセイである。1981年から講談社から出され普及した750万部はこれまでのベストセラーという。それほどたくさんの人に読まれ、そして「こういう学校に子どもを入れたい」という期待が重なった書である。 . . . 本文を読む
私は、大学で所属していた研究室は「教育史比較教育」だった。そのためか、今に至るも教育史に関心がある。「故(ふる)きを温めて新しきを知る」の故事に習うほどのことではないが、いわゆるフリースクールは自由学校であり、自由教育の理念にもとづく。だからその歴史に目がいく。 . . . 本文を読む
アラウンド古希の略である。新党「たちあがれ日本」の方がたがその主な内容だ。平沼さん与謝野さんをはじめとする新党の議員さんは平均年齢が古希前後という。70歳は「人生七十古来希なり」といった中国の詩人杜甫の言葉に由来する。 . . . 本文を読む
鳩山邦夫元総務相が自民党を離党した。その際、「与謝野馨元財務相、舛添要一前厚生労働相を結び付ける幕末の坂本龍馬のような接着剤的なことができたら本望だ」という希望をもっていたとのこと。 . . . 本文を読む
昨日は、「二・二六事件」のあった日。1936(昭和11)年2月26日、約1,400名の兵士が首相官邸や警視庁を襲い、蔵相等を殺した。彼らのスローガンは「尊皇討奸」「君側の奸を討つ」だった。その襲撃した連中もまた世を憂えていたのである。 . . . 本文を読む
昨日2月11日は「建国記念の日」であったが、この祝日が制定されたのが1966年のことだった。当初、賛否両論が非常に大きく、戦前あった「紀元節」の復活であるから反対という運動が活発に行われた。それに反して、戦前派は復活を主張した。 . . . 本文を読む
「学力」問題については、ちょっとの間タナにあげて…。
標記の書に強く共感を覚えた。寺島さんはテレビなどでも活躍しているのだが、その広い視野と未来への視点について常々感じ入っていたのだが、この書はこれをいっそう納得させられた。 . . . 本文を読む