現在、梅雨に真っ只中です。
早く梅雨が明けて、星空を存分に楽しめるようになって欲しいものですね。
さて、夏が暑いのは太陽から受け取る熱の量が大きいせいです。
ところが、地球が最も太陽から遠く離れるのは夏なのです。
2017年では地球が太陽に最も近いのは1月4日で、この時の距離は
1億4710万 km です。逆に、最も離れるのは7月4日で、この時の
距離は、1億5209万 km です。
その差は、約500万km。
では、なぜ太陽から遠い夏の方が暑いのでしょうか?
それは地球が傾いているからです。夏は上から太陽の光が当たるので、
地面が熱を受け取りやすく、冬は横から太陽の光が当たるので、熱を
受け取りにくいのです。
つまり、500万kmの差で受け取る熱の差よりも、地球の傾きによって
受け取る熱の差の方が大きいのです。
もしも、距離の差がもっとあったり、地球の傾いている角度が違って
いたりすると、太陽に近い冬の方が暑くなるかもしれません。