呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

自由研究

2024-08-02 16:28:52 | その他

夏休みの自由研究。

悩みの種になっている方もいらっしゃるかもしれません。
どうせやるなら、楽しみながらやりたいですよね。

夏休みといえば自由研究!は言い過ぎですが、かま天では毎年たくさんの相談を受けます。

自由研究にチャレンジされる方は、まず、自分がどんなことをしたいか、知りたいかを考えてみましょう。

星空の関連なら、星の動き、明るさ、色、星座、惑星、月、流星群、星の名前、神話、歴史……などなど、
いくらでもテーマが見つかると思います。

ブラックホール、宇宙人、探査機、宇宙開発なんてテーマも面白そうです。

まだ時間がありますから、自分が楽しいと思えるテーマを見つけて、とことん追求してみてください。

もちろん、学校の宿題に限らず、大人の方も含めて、興味のある方ならどなたでも自由研究にチャレンジ
できると思いますよ。

「やり方がわからない」、「まとめ方がわからない」というのもあるかと思いますので、今日はお勧めの
自由研究ガイドも紹介しておきます。

これは、映画「天気の子」や漫画「ブルーモーメント」などの監修を手がけられている雲研究者の荒木
健太郎さんが書かれたもので、テーマの見つけ方、研究の進め方、まとめ方、書き方などが具体的に
わかりやすく解説してあります。

ぜひ参考にして、自分だけの研究を楽しんでみてくだださい。

ガイドはこちらへ

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宇宙を学べる大学

2024-07-29 13:54:40 | その他
天文・宇宙の道に進むには、どうしたら良いのでしょう?

一番の近道は、大学で専門の勉強をしっかりとすることです。一昔前までは、
天文・宇宙の勉強をできるのは限られた大学だけでしたが、今ではたくさんの
大学に天文・宇宙に関係したカリキュラムがあります。

天文・宇宙といっても、その分野はとても幅広く、様々な要素を必要として
いるので、各大学がそれぞれの特徴を持って、研究や教育を進めています。

今日は、全国の天文・宇宙に関する研究をしているスタッフがいる大学と
その大学で天文・宇宙を学べるかどうかの度合いをまとめたサイトをご紹介
しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

また、周りに興味のありそうな方がいらっしゃれば、ぜひご紹介ください。

サイトはこちら
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時の記念日

2024-06-09 14:35:21 | その他

明日、6月10日は「時の記念日」です。

これは、今から104年前の1920年に制定されたものです。

日本書紀の中で、671年6月10日(グレゴリオ歴)に漏刻(水時計)が設置され、
鐘や太鼓を打って時を知らせたという記述があることから、この日が選ばれました。

ちょうど太陽が真南に来た時を正午としていたなど、元々、時刻は天体観測によって
決められていたので、時と宇宙はとても深いつながりがあります。

現在の時刻の決め方は、少し天文から離れてしまっていますが、どのように時刻が
決められているのかを調べてみると、とておも面白い発見がたくさんあると思い
ますよ。
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新天体を発見してみませんか?

2024-03-28 13:07:08 | その他

太陽系には小惑星や彗星など未発見の小天体がまだまだたくさんあると考えられています。

こうした未発見の天体をWebブラウザ上で誰もが捜索できるアプリ「COIAS」が公開されています。

COIASはすばる望遠鏡が取得した公開画像を使って、太陽系小天体の検出・測定・報告を行うことが
できるアプリです。これれまで8万を超える新天体候補の捜索に成功し、新天体候補のうちの45個は
追観測に成功し、さらに6つは太陽系外縁天体ということがわかりました。

詳しい使い方のガイドもありますので、「自分で新しい天体を見つけたい!」、「天文学に貢献したい!」
と思われる方は、ぜひチャレンジしてみてください。

詳しくはこちらへ

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うるう年

2024-02-29 13:09:33 | その他
今年は閏年(うるう年)ですね。
まさに本日29日が閏日です。

現在、私たちが使用しているカレンダー(グレゴリオ暦)では、
閏年は2月の末に1日を足して、366日の年にします。

これは、地球が太陽の周りを約365.25日の周期で回っているためで、
毎年0.25日(4分の1日)ほどずれてしまいます。そこで、ずれが
およそ1日分となる4年に1度、366日の年を作って、ずれを解消
させるのです。

ですが、地球の公転周期をもっと正確に表すと、365.2422日です。
毎年、0.2422日分だけずれていくので、実は、4年経っても正確に
1日分がずれる訳ではないのです。約0.03日ほど足りません。この
ままでは400年で3日もカレンダーがずれてしまいます。

このずれを抑えるため、
 (1)西暦年が 4で割り切れる年は閏年
 (2)西暦年が100で割り切れる年は閏年にしない
 (3)西暦年が400で割り切れる年は閏年
というルールができました。

これを使えば、約3300年で1日のずれにすることができます。

私たちが今、当たり前に使っているカレンダーも大昔から様々な
工夫やたくさんの種類が使われて、現在に至っているのです。

閏年の1日から膨らませて、「どんなカレンダーがあるのか」、
「1年の日数をどうやって決めたのか」や「どうすれば、1/4日
のずれが分かるのか」など、自分で考えて、自分なりの答えを
見つけ出してみると面白いかもしれません。

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