日本が開発した国際宇宙ステーション(ISS)の補給機である「こうのとり」
の6号機が12月9日22時26分に種子島宇宙センターからH-ⅡBロケットに
載せて打ち上げられることが決まりました。
※天候によっては、打上げが延期される可能性があります。
「こうのとり」は約6tという世界最大の補給能力を持っています。
今回は新たに採用される日本製のリチウムイオン電池を使ったISS用
の新型バッテリなどが届けられる予定です。ISSの電気系統機器類で
日本の製品が使用されるのは初めてのことで、このバッテリへの交換
によって、2024年までISSの運用が延長できることになります。
1つのバッテリは総重量が250kg。
ISSでは現在48個のバッテリを使用していますが、新型バッテリでは
半分の24個で電力を賄えるとのことです。
今回は6個を運び、残りは7~9号機で順次運ぶ予定です。
このバッテリ輸送ができるのは世界で「こうのとり」だけのようです
ので、無事に送り届けてくれることを願うばかりです。
打ち上げの様子はインターネットで中継される予定ですので、興味の
ある方は、ぜひご覧ください。
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