呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

月と惑星が集合!

2019-11-28 15:26:44 | 星空情報

11月29日(金)に3つの惑星と月が並びます。

見えるのは、月・金星・木星・土星で、西から順に、木星→金星→月→土星
と並んでいます。

3つの天体は他の星たちに比べて、圧倒的に明るく輝いていますので、
建物などの邪魔するものさえなければ、街中でもすぐに見つけることが
できると思います。ただし、南西の空が低いところまで見通せる場所で
ないと全部を観察するのは難しそうです。

ご覧になりたい方は、午後5時30分~午後6時頃に西の空を見てみてください。


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水星をみよう

2019-11-27 13:07:04 | 星空情報

肉眼で見ることができる惑星は、水星、金星、火星、木星、土星の5つ
です。のうちで最も見つけるのが困難なのが水星です。

水星は最も太陽の近くを回る惑星で、地球から見ると、太陽の近くを
行ったり来たりするような動きをするため、常に太陽の近くにあり、
とても見づらい天体です。

11月28日(木)に水星が西方最大離角を迎え、これから数日間ほどが、
明け方に水星を見るチャンスが訪れます。

それでも高度が10°以下とかなり低いので、地平線まで見通せる場所や
高いところに登るなどして、空のかなり低いところが見える場所で観察
すると良いと思います。方角は東北東です。

午前6時頃に真東よりやや南寄りの空の低いところを探してみましょう。
太陽が昇る前であれば、双眼鏡を使った方が見つけやすいです。

近くに目印となる星がないので、なかなか見つけづらいと思いますが、
水星を自分の目で確認したことがある人は、そう多くはないと思います
ので、ぜひ、この機会に早起きをして探してみてください。


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アンドロメダ銀河をみよう

2019-11-21 15:06:52 | 天文台情報

いよいよ明日から「アンドロメダ銀河をみよう」が始まります。

今回は、大きな望遠鏡や双眼鏡を使ってアンドロメダ銀河を中心に
秋に見ることができる天体たちを観察していきます。

派手な天体はあまりありませんが、その分、好奇心や探求心を
くすぐるような魅力的な天体がたくさんありますので、しっかりと
防寒をして、ぜひご参加ください。



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 「アンドロメダ銀河をみよう」

  日 時 : 11月22日(金)~24日(日) 19時30分~21時00分

  場 所 : 呉市かまがり天体観測館

  対 象 : どなたでも(申込不要)

  参加費 : 大人200円、小人100円

  問合せ : TEL  0823-66-0925

        E-mail info@kamaten.net

  ※ 雨天・曇天の場合は室内で宇宙の話をします。

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ウルティマ・トゥーレの正式名称が決定!

2019-11-20 14:16:26 | 星空の楽しみ方

人類が直接探査したもっと最も遠い天体の正式名称が決定しました。

この天体は、地球から60億km以上も離れたところにあり、2019年1月2日に
探査機ニューホライズンズによって接近観測が行われ、2つの球がくっつい
た雪だるまのような形をしていることが分かっていました。

これまでは「世界の果て」を意味する「Ultima Thule(ウルティマ・トゥーレ」
という愛称で呼ばれていましたが、アメリカ・メリーランド州付近の先住民族
「Powhatan(ポウハタン)」の言葉で「空」を意味する「Arrokoth(アロコス)」
が正式名称として採用されました。



アロコスの様子。
(画像:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute//Roman Tkachenko)





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しし座流星群(2019)

2019-11-14 14:52:42 | 星空情報

11月18日(月)に、しし座流星群がピークを迎えます。

今年は月明かりの影響がつよ強く、条件はよくありません。
ピークの時間は14時頃と予想されていますので、17日の夜
遅くから18日の朝にかけて、または18日の夜から19日の朝
にかけて観察するのがおすすめです。

ただし、最近はあまり活発な活動を示さないので、おそらく、
1時間に数個程度の出現数に留まるのではないかと思います。

過去には1時間に数千以上の出現を見せたこともある流星群
ですが、平年は10個/時間ほどの出現数ですので、もともと
多くの流星が見られる流星群ではありません。

それでも観察にチャレンジされる方は、暖かい格好をして、
頑張ってみてください。

流れ星はいつどこに出現するか分からない上、平均すると0.2秒
ほどで消えてしまいますので、楽な体勢で、なるべく空の広い
範囲をキョロキョロせずに探すことが大事です。

放射点のあるしし座の方向を見るよりも、頭の真上あたりを
中心に広い範囲をぼうっと眺めるのがよいでしょう。

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