呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

明日からスター・ウィーク

2021-07-31 14:17:20 | 天文ニュース

8月1日(土)~7日(金)は、「スター・ウィーク ~星空に親しむ週間~」です。

これは、子供から大人まで幅広く星空に親しんでもらおうというキャンペーンで、
一人でも多くの人に星空に親しんで欲しい、星空の美しさを知って欲しいという
想いから始まりました。

夏休みで夜更かしができる時期でもありますので、この機会にぜひ星空を
眺めてみてください。


詳しくはこちらへ

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土星が衝

2021-07-30 13:03:56 | 星空情報

8月2日(月)に土星が衝を迎えます。

衝とは太陽系の天体が地球から見て太陽の真反対に来ることを
指します。つまり、満月の時の月と同じような位置関係にその
天体が来るということです。この日が満土星ということですね。
満月と同じ状況なので、一晩中、土星を観察することができる
観察の好機となります。

今年はやぎ座の方向にあり、その東隣にあるみずがめ座には
木星が明るく輝いています。

また、かま天にきていただければ、大きな望遠鏡で土星を観察
することができますので、環の様子などをご覧になりたい方は、
ぜひ皆さまでお越しください。


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ミラをみよう(2021)

2021-07-28 14:03:31 | 星空情報

星座を形作る星は太陽と同じように自ら輝いている星で、恒星という種類の天体です。

恒星の中には何らかの原因で明るさが変わる変光星というものがあります。

中でも有名なくじら座のミラ(不思議なという意味)は、星自体が膨らんだり縮んだり
することによって、約330日をかけて明るくなったり暗くなったりを繰り返します。

明るくなった時には2等星ほど、暗くなった時には10等星ほどですので、時期によって
は肉眼ではっきり見えていたり、全く見えなかったりします。

2021年にミラが一番明るくなるのは8月下旬頃と予測されていましたが、どうやら
思いのほか早い極大を迎えており、今が一番明るくなっているようです。

午前3時頃であれば、南東の空、高度約30°に位置していますので、秋の星座の見つけ方
も参考にして探してみてはいかがでしょうか。

もしかすると、クリスマスツリーのてっぺんに飾る星の謎をミラがにぎっているかも
しれませんので、見つけられるようになるとより星空を楽しめるようになりますよ。



お化けくじらの前足の付け根がミラです。

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夏の流星群(2021)

2021-07-23 13:05:17 | 星空情報

これから8月下旬頃にかけて、いくつかの流星群が活動期を迎えます。

7月中は30日にみずがめ座δ流星群、同じく30日にやぎ座α流星群が極大
を迎えます。今年は下弦前の月があるので、流れ星が現れる条件がよく
なる夜遅くから明け方にかけての時間は月明かりに邪魔されない工夫が
必要です。

8月には年間3大流星群の1つであるペルセウス座流星群があります。
今年はかなりの好条件で観察できる年ですので、逃すのはもったいない
ですよ。

8月12日/13日の夜遅くから明け方にかけて観察するのがおすすめです。
せっかくの夏休みですから、夜更かしをして、明るい流星の観察にチャレ
ンジをしてみてください。なお、流星が流れる条件は明け方に近づくほど
よくなります。

観察は寝転がるなど楽な体勢で、頭の真上あたりの広い範囲を見ておく
のがおすすめです。ただし、時間帯や日にち、場所によっては月明かり
や街灯りの影響を受けるので、なるべく月などが邪魔にならないような
工夫をするとたくさんの流れ星を見つけることができます。

流れ星や探し方についてはこちらへ


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自由研究②

2021-07-22 13:33:52 | その他

夏休みの悩みの種、自由研究。

どうせやるなら、楽しみながらやりたいですよね。

苦労する原因の1つには「やり方がわからない」というのがあると思います。

そこで、今日はお勧めの自由研究ガイドを紹介します。

これは、映画「天気の子」や漫画「ブルーモーメント」などの監修を手がけられている
雲研究者の荒木健太郎さんが書かれたもので、具体的な自由研究の進め方、まとめ方が
わかりやすく解説してあります。

ぜひ参考にして、自分だけの研究を楽しんでくだださい。

ガイドはこちらへ


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