呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

2018年、最後

2018-12-30 12:12:14 | 天文台情報

2018年もいよいよラストです。

今年も多くの方に天文台へと足を運んでいただき、とても充実した年でした。
これもいつもかま天を応援してくださる皆さまのおかげです。
この場をお借りして、感謝を申し上げます。

今年は豪雨災害など、例年にはない経験をした年でした。
来年はした天災なく晴れの日が多くあることを祈ります。

2018年は、年明け早々の1月4日にしぶんぎ座流星群、1月6日に
日食など、楽しみな天文現象やイベントがたくさんあります。

一人でも多くの方に宇宙の神秘や魅力に触れていただけるよう一層
頑張りますので、ご都合の宜しい時には、ぜひかま天へお越しください。

なお、年末年始は2018年12月30日(日)~2018年1月3日(木)を休館
とさせていただきますので、次回の定例観望会は1月5日(土)です。

残り少なくなりましたが、皆さま元気に良いお年を。
そして、来年もよろしくお願いいたします。


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日食をみよう

2018-12-29 13:28:56 | 天文台情報

2019年、最初のかま天イベントはなんと日食です!

1月6日(日)に太陽の約35%が欠ける部分日食が起きます。
安全に太陽を観察できる器具や方法を使って、日食の様子を観察
しますので、ぜひ宇宙の壮大な天体ショーを見に来てください。

同じ地域で、日食を観察できる機会はそんなに多いわけではあり
ませんので、ぜひ、この機会に観察してみてください。

今回は
8時40分頃に欠け始め、9時50分頃に食の最大、11時10分頃に終わります。


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 「日食をみよう」

  日 時 : 2019年1月6日(日) 8時30分~10時30分

  場 所 : かまがり天体観測館

  対 象 : どなたでも(予約不要)

  参加費 : 大人200円、小人100円

  問合せ : TEL  0823-66-1166

         E-mail  info@kamaten.net

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しぶんぎ座流星群(2019)

2018-12-28 13:35:42 | 星空情報

2019年1月4日(金)に年間三大流星群の1つである
しぶんぎ座流星群がピークを迎えます。

3日(木)の夜遅くから4日(金)の朝にかけて観察
するのがおすすめです。明け方に近いほど条件は良く
なります。

今回は月明かりがなく、好条件で観察することができる
ので、明け方近くには1時間に10個以上の流れ星を見る
ことができそうです。

なお、この時季は夜になると想像以上に冷え込みますので、
これでもかというくらいの防寒をしておくことと、温かい
飲み物などを用意して、寒さで観察ができなくならないよう、
しっかりと準備して臨んでください。

流れ星を見つける一番良い方法は、楽な体勢で、なるべく
空の広い範囲をキョロキョロせずにボーッと探すことです。

しぶんぎ座流星群の場合は北極星のあたりを中心に広い範囲を
ぼうっと眺めるのが良いでしょう。

年初めに、流れ星に願いをしてみてはいかがでしょうか?

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星空散歩(35)

2018-12-27 13:08:41 | 星空の楽しみ方

冬は明るい星や形の分かりやすい星座が多く夜空がとても賑やかな
季節です。ぜひ、この機会に美しい天体たちを眺めてみてください。

季節の星座とは夜8時頃に南に見えるものが、その季節の星座なので、
この時季に夜8時頃、南の空を眺めていただければ、冬の星座たちが
見えます。(まだ、早冬なので、21時~22時頃が良いでしょう。)

ただし、冬の夜はかなり冷え込みますので、これでもかというくらい
防寒対策をして観察に臨んだ方が、しっかりと楽しめると思います。

季節ごとに季節の星座を見つけるための目印があるので、それを
覚えておけば、そこから他の星座へ辿っていくことができます。

まずは、方角を確認し、こちらを参考にしながら、ぜひ冬の星座を
探してみてください。



冬の星座たち
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遠方で新発見

2018-12-26 14:07:18 | 天文ニュース

すばる望遠鏡によって、準惑星クラスと考えられる天体「2018 VG18」が見つかりました。

しかも、発見された際の距離は180億kmと、これまで発見された太陽系天体
としては、最も遠いところに存在するものでした。

とても遠くにあるため動きが遅く、正確な軌道の決定にはしばらく時間が
かかりそうですが、少なくとも1,000年以上をかけて太陽の周りを回って
いるものと思われます。

氷が主成分と考えられ、明るさから推定される大きさは直径500kmです。

未知の惑星の存在を示すカギにもなり得るので、今後の詳しい観測結果
が期待されます。



発見された天体の想像図(画像:Roberto Molar Candanosa/カーネギー研究所)
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