呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

RCCラジオ

2017-01-27 13:45:35 | 天文台情報

明日、1月28日(土)12:00~12:30に放送される
「マツダミュージックドライブ」にかまがり天体観測館
が登場します。

河村アナウンサーに天体観望を楽しんでいただきました
ので、興味のある方はぜひお聴きください。

詳しくはこちらへ


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ISSをみよう

2017-01-26 13:55:55 | 星空情報

この1週間は夜に国際宇宙ステーション(ISS)を見るチャンスです。

確認しやすい日時を以下に挙げておきますので、ぜひISSの観察にチャレンジ
してみてください。

見え方は、点滅しない明るい点が空の中を移動していきます。

特に1月28日は18時頃に見えたISSが地球を1周して戻ってきたものが
再び見えますので、普段とは違うチャレンジができると思います。ただし、
条件はそんなに良くありません。

広島での予報(1月26日~2月2日)は以下のとおりです。
※軌道の関係で多少変わる可能性もあります。

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1月27日 

 時間 : 18時56分~18時59分 

 方角 : 南西~南東

 高度 : 12°~61°

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1月28日

 1回目

   時間 : 18時04分~18時10分 

   方角 : 南~東南東~東北東

   高度 : 10°~26°~11°

 2回目

   時間 : 19時41分~19時42分 

   方角 : 西~西北西

   高度 : 13°~19°

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1月29日

 時間 : 18時48分~18時53分 

 方角 : 西南西~北北西~北北東

 高度 : 12°~44°~23°

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広島でも見える!?

2017-01-21 13:19:16 | 星空情報

1月24日(火)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット
32号機が打ち上げられる予定です。

このロケットには防衛相単独での衛星打ち上げでは初となる
防衛通信衛星「きらめき2号」が搭載されます。

日没付近の打ち上げなので、ロケットの飛翔の際に作られる
煙や雲に太陽光が反射し、広島でも夜光雲として観測できる
可能性があります。



デルタIIロケット由来の夜光雲


日没後の南の空に注目してみてください。


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月の誕生に新説

2017-01-20 14:09:26 | 星空の楽しみ方

月はその昔、地球に火星サイズ(地球の半分ほど)の天体が衝突し、
その破片が集まってできたという説(ジャイアント・インパクト説)
が有力であると考えられてきました。

ところが、この説では月の組成やできるための条件などに疑問が
残っていました。

そして、この度、上の問題を解決しつつ、現在の月の存在を説明する
新説が発表されました。これは、小天体(地球の1/10~1/100ほど)
による複数回の衝突が月を作ったというもので、衝突の破片が集まって
小さな月を作り、それが複数回繰り返されることで、いくつかの小さな
月ができ、それら同士が衝突・合体して現在の月へと成長したという
考えです。

発表されたばかりなので、このシナリオが正しいかどうかを現段階で
述べることはできませんが、今までの問題を自然に解消できるのは確か
で、これからさらに詳しく検証されれば、月の形成シナリオとして、
有力なものとなるかもしれません。そうなれば、図鑑や教科書も書き
換えられることにもなりそうです。

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野良ブラックホール!?

2017-01-19 13:22:48 | 天文ニュース

大きな星は超新星爆発を起こして最後を迎えます。

慶應義塾大学の研究チームが、超新星爆発の残骸であるW44を調べたところ、
周囲よりもとても速く運動するコンパクトな領域が見つかりました。

さらに詳しく調べたところ、これは8,000年~5,000年前に作られたもので、
単独のブラックホールが原因である可能性が高いということが分かりました。

宇宙にはたくさんのブラックホールが存在していると考えられていますが、
ブラックホールは自分で光を発したりしないので、単独で存在している場合
は観測する手段がありませんでした。

今回の発見は今まで知ることができなかった単独のブラックホールのことを
知るための手がかりとなりそうです。



(画像:慶應義塾大学)


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