しまのわ2014企画「とびしま海道 とっておきの星と海」の関連企画として、
星景写真展「星の風景」
が7月14日(月)から呉市役所で始まります。
星景写真とは、星空と地上風景を同一画面に収めた「星空のある風景写真」
のことです。
今回の呉展は日本星景写真協会の第2回全国巡回展の最後にあたります。
星景写真という言葉にまだ馴染みのない方も多いかもしれませんが、
どんなものかは一目みていただければ、分かると思います。
素晴らしい作品ばかりですので、感動すること間違いなしです。
ぜひ、ご覧ください。
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「星の風景 -日本星景写真協会巡回写真展-」
日 時 : 7月14日(月)~8月29日(金) 8時30分~17時15分
※土日、7月16日(水)は閉館です。
場 所 : 呉市役所ロビー
観覧料 : 無料
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明日は7月7日。
七夕ですね。
七夕(古くは棚機とも書かれる)は1300年ほども前から行われている伝統的な
行事で、沿岸の地域では、願い事を書いた短冊を笹に飾り、7月7日の朝に海へ
流すのが風習です。つまり、7月6日の夜から7月7日の朝にかけて行う徹夜の
お祭りなのです。
もともとは奈良時代に中国から伝わり、日本の棚織津女(たなばたつめ)の伝説と
合わさったものだと言われています。これは村の災厄を除くために水辺で衣を織り、
神の降臨を待つ巫女のお話です。
現在知られている七夕伝説は、結婚してから働かなくなった、機織の上手な織姫
(こと座のベガ)と牛飼いである彦星(わし座のアルタイル)を天帝(はくちょう座の
デネブ)が天の川を隔てて引き離し、7月7日にだけ会うことを許すというお話です。
古来は旧暦の7月7日に行う秋のお祭でしたが、1873年の改暦後はグレゴリオ暦
(新暦)の7月7日に行われることが多くなりました。残念ながら、新暦の7月7日は
梅雨の最中なので雨の日が多く、星空の行事を行うには難しい時期となっています。
2014年の場合、旧暦7月7日は8月2日に当たります。 本当の七夕の日は毎年
必ず半月になります。夜半に月が沈み、その後に天の川が見えるようになるのです。
さて、みなさんはどんな願い事をしますか?
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「七夕の夜に星と土星をみよう」
日 時 : 8月1日(金)~3日(日) 19時30分~21時00分
場 所 : かまがり天体観測館
対 象 : どなたでも
参加費 : 大人200円、小人100円
問合せ : TEL 0823-66-1166
E-mail kama-bg@jewel.ocn.ne.jp
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地球は太陽の周りを1年かけて1周します。
この地球の通り道は真円ではなく太陽を焦点の1つとする楕円になって
いるため、1年のうちで地球と太陽の距離は約500万kmも変わります。
一番太陽に近いところを近日点、遠いところを遠日点と呼びますが、
遠日点の通過は今日(7月4日)です。
北半球で考えると、実は1年のうちで地球が最も太陽から離れているのは夏、
近づいているのは冬なのです。