呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

月面Xをみよう

2021-04-16 13:00:20 | 星空情報

4月19日(月)の21時10分頃に月面X(エックス)と呼ばれる現象が見られます。

これは月に当たる太陽の光の当たり具合で、月面にたまたま「X」という文字が
浮かび上がるものです。

上の時間の前後30分ほどは観察できると思いますので、望遠鏡をお持ちの方は、
ぜひ観察&撮影にチャレンジしてみてください。

次回、月面Xが見られそうなのは6月17日(木)21時30分頃です。



画像中央あたりにXの字が見えます。


また、最近では「LOVE」や「A」の文字を発見されている方もいらっしゃい
ますので、みなさんも光と影が演出する面白い地形を見つけてみてください。

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星が見えなくなる!?

2021-04-15 14:04:08 | 天文ニュース

1957年に初めて人工衛星の打ち上げに成功して以来、人類はたくさんの
人工衛星を宇宙に投入してきました。これまで打ち上げた数は10000基
以上、現在軌道上にあるものだけでも4000基を超えます。

さらにははこれまで打ち上げてきたロケットの残骸や破片、宇宙飛行士が
落とした部品や工具など、たくさんのものが地球を周回しています。

人工衛星の数が増えることで宇宙の研究が難しくなったり、スペースデブリ
と呼ばれるロケットの破片などの危険性が指摘されたりと宇宙に存在する
人工物の問題がいくつか上がっていましたが、この度新たな問題が浮上し
ました。

人工衛星やスペースデブリが光を反射して星を見えにくくしているのです。

宇宙にある人工物が夜空へ与える影響について見積もった結果、1つ1つの
物体が及ぼす影響は小さいものの全体としては人工物がない場合に比べて、
10%以上も夜空が明るくなっている可能性が示されました。

現在も人工衛星による衛星通信網の構築(一度に数十基が打ち上げられる)
が進められており、一気に人工衛星の数が増えることが予想されるため、
さらに星を見る環境が悪くなることが懸念されています。

便利になるのはよいですが、星が見えなくなるのは寂しいですね。
どうしたものか悩ましいところです。





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月と火星が接近

2021-04-14 13:24:48 | 星空情報

4月17日(土)に空の中で月と火星が接近します。

今回は夕方に星が見え始めてから地平線下に沈むまでの間に
だんだんと近づいていきます。19時30分頃は約1.5°、沈む頃
の23時には0.5°(月一個分)まで近付いていますので、肉眼
や双眼鏡を使って、月と火星が接近している様子を観察して
みましょう。

20時頃であれば、西の空、高度40°あたりに見えます。
星座でいえば、おうし座の方向です。

ここまで近付くのは珍しいので、ぜひ観察してみてください。



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北極星を見つけよう

2021-04-10 13:45:09 | 星空の楽しみ方

星空を見る時に最初にすることは「方角を確認する」ことです。

星を使って、方角を知るには“北極星(Polaris)”という名前の星を
見つければOKです。他の星は時間が経つと東から西へと動いていき
ますが、この北極星だけは北の空にあって1年中昼も夜も動きません。

ところが、北極星は1つの星ですから、たくさんの星の中から1つだけ
を見極めるというのはとても難しいです。ですから、北極星を見つける
ための目印が空にはあります。

目印は2つあって、1つは北斗七星、もう1つはカシオペヤ座です。
なぜ、2つもあるのかと言うと、季節や時間帯によってはどちらかが
山の向こうに沈んでいるなどして、見えないことがあるからです。

春から夏にかけては北斗七星、秋から冬にかけてはカシオペヤ座を使う
のが便利なので、今回は‟北斗七星(Big Dipper)”を使った北極星の
見つけ方をご紹介します。

北斗七星はおおぐま座のちょうど尻尾の部分にあたり、スプーンの形に
星が並んでいます(北斗七星とは「北にあるひしゃくの形をした七つの星」
という意味です)。

下の図のような星の並びを探し、スプーンの柄とは反対側にある2つの星
(指極星と言います)を結びます。その線をスプーンの表側に向かって
延ばしていくと1つの星にぶつかります。これが北極星です。



北斗七星から北極星への辿り方

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初飛行なるか!?

2021-04-09 14:08:56 | 天文ニュース

2021年2月19日に火星へと到着したNASAの火星探査機Perseverance。

Perseveranceには太陽電池を搭載したヘリコプター(ドローン)である
Ingenuityが一緒に搭載されており、日本の日付で4月12日(または11日)
に史上初めての他惑星での動力飛行実験を実施する予定です。

実験の様子は4月12日(月)16時30分(JST)頃からWeb上で配信される
予定ですので、興味のある方はぜひご覧ください。

また、4月10日(土)午前2時(JST)からは飛行前の報告(詳細情報
や目標など)も行われる予定です。



4月5日に撮影されたIngenuityの様子(画像:NASA/JPL-Caltech/ASU)


詳しくはこちらへ(英語のページ)

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