3月24日(金)の夜に空の中で月と金星が大接近します。
今回は午後8時30分頃で考えると、0.5°ほどの距離に近付いています。
満月の大きさが約0.5°ですので、、かなり近いといえます。
時間が経つにつれて、さらに月と金星は接近していきますが、高度が
徐々に下がっていき、最後には沈んでしまいますので最接近まで観る
ことはできません。
現在、金星は-4等で、宵の明星として圧倒的な明るさで輝いています。
さらに、双眼鏡を使えば、同一視野の中に両方の天体をおさめることが
できるでしょう。
午後8時30分の位置は、西の空(やや北より)、高度約8°に見えます。
ここはちょうどおひつじ座のあたりです。
また、鹿児島や沖縄などでは、月が金星を隠す「金星食」が起きますので、
Web上でのライブ中継等をご覧いただくのも面白いと思います。