「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉七里ガ浜自宅厨房 / 春の庭とパプリカ・パウダー多めのチキン・カレー

2022-04-20 05:05:34 | 食べ物・飲み物
春らしい音楽を求めて。

これは、どや?

Mozart: Complete Flute Quartets ♪


フレンチ・ラベンダー。


いい香りはないものの、形が面白いのがフレンチ・ラベンダー。

ウルフアイの葉が出て来た。


春ですなぁ。

毎年元気なシマトネリコもどんどん葉を伸ばす。


かわいいグレビリア・エレガンスちゃんもこれから順番に咲くぞ。


春だらけな我が庭。

カエデもこんな具合。


ウツギ。


スモークツリー。


芝生から、枯れた葉を掻き出そうかな。


あぁ~、めんどくさ。

春はうれしいけど、やっぱり私は植物の活動が鈍る冬が好き。


だって楽だから(笑)。何もしなくていい。

春から夏って面倒・・・。

「おとーさん、どうしたの?」とドガティ君が問う。


今日も君はかわいいねぇ💛

サラダを用意。


ジャスミンライスに、ターメリックと塩とオリーブオイル。


炊飯器で炊く。

各種スパイスだけど、今回はパプリカ(右端の濃い目の赤いのがそれ)が多め。


ごくごく普通にチキン。


カレーとしては、一番作りやすいよね。

最も気を使わないのがチキン。

タマネギを炒めると、すぐやって来るドガティ君。


タマネギやトマトを炒め切ったら、ニンニクやショウガ。


さらにスパイスと塩。


手早く加熱。

スパイスは焦げやすいから注意。

ここでは火は弱めがいい。

もはや水分がほとんどなし。味と香りが凝縮した塊。


水、ブイヨン、バター、はちみつ、みりん。そんなところかな。


こちらはドレッシングづくり。


簡単で、アップル・ビネガー、マヨネーズ、ケチャップ。

まったくのおこちゃま的ドレッシングだ。

KIRIN本搾りを飲んだら、お替り。


パクチー。


これはカレーに添えるもの。

「すごい匂いやなー」とドガティ君が観察している。


チキンカレーは、肉を生のまま煮始めても大丈夫。


先に表面を十分焼いてなんてことはしなくていい。

「生でもええから、チキンをくれやー」


はい、できました。


おいしいわぁ~。


コクがあって、ピリピリ来て。

パプリカは使いすぎると苦みが増すが、多めのパプリカも適度ならとてもいい。

サラダもいいね。

この簡単ドレッシングがまた、いい。


パクチーはこういうスパイシーな料理に本当に合う。


美味し過ぎて大変。

ジャスミンライスをパクパクと食べる。香りがいいね。


こういうものっていくらでも食べられるね。

食事が終わったら、庭の芝の枯れたカスを掘り起こしましょう。


ついでに雑草も抜いて。


やってもやってもキリがない。

しかしそんな季節が始まったのです。


いくらでも取れるんだよねー。


憂鬱な季節だな。
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春はハヤシライス@鎌倉七里ガ浜 / ハヤシライスの地位向上を願う

2022-04-19 06:16:43 | 食べ物・飲み物
フランク・シナトラをどうぞ♪

It Might As Well Be Spring ♪

 

幸せな歌だねぇ♪ 

ウツギの白い球。すぐに開くよ。


その隣はワイヤー・プランツ。


春ですよねえ。

ムスカリも大きくなった。


剪定されたフウチソウが出て来た。


カシワバアジサイ。


ここまでは自宅の庭だ。

外に出ましょう。

アセビだ。これは白いが、ピンクの花もあるよね。


花を見なければ、これ(↓)がアセビの葉とはわからない。


これ(↓)は何?


よくわからんなあ。


カエデも元気だ。


紫陽花も、きっとすぐにつぼみをつける。


早いやつは4月のうちからつぼみが見られる。

ドガティ君の主治医さんへ。


お預かりの予約だ。

サラダがおいしい季節。


いっぱいいろいろ切って入れちゃう。


パセリはハヤシライスにかける。


そうなのよ、今日はハヤシライス。

ハヤシライスは伝統的な日本の洋食であり、安上りでおいしい、とってもお利口な料理。それにもかかわらず、ハヤシライスは日本の煮物系洋食の中でもカレーライスやシチューの後塵を拝しており、不遇な状況にある。私はハヤシライスが大好きなのだ。

タマネギと豚コマ。


諸説あるが、日本の西洋文化輸入拠点でもあった丸善の創業者である早矢仕有的(ハヤシ ユウテキ)さんがハヤシライスを考案したとの説が有力で、丸善は早矢仕さんの誕生日である9月8日をハヤシの日として日本記念日協会に登録した。

素晴らしい。ハヤシライスの普及の可能性が広がる。

パセリを用意しておこうね。


ハヤシライスにまつわる私の記憶では、千代田区大手町にあった旧大手町野村ビルの中の古いレストランが最も重要なものだ。真っ白で分厚いテーブルクロスがかかった立派な構えで、そこで、お昼に堂々とハヤシライスを出していた。それがまた見事なハヤシライスで、私は白いテーブルクロスにお汁が飛ばないように細心の注意を払いながら、その見事なハヤシライスを食べたのだった。食器も見るからに古い金属製で、あれは良かったなあ。

タマネギ。


豚コマ。適当に切る。


ハヤシライスというと牛のスライス肉が一般的だが、我が家はあまり牛は食べない。

ニンニク。


デミグラスソース。


ブイヨン、塩、ケチャップ、トンカツソース、はちみつ、胡椒。


バターを中華鍋に入れる。


加熱する。

するとドガティ君が見に来る。


我が家っていつも同じ光景だなあ。

そこでタマネギを炒める。すこぶる良い香り。


豚コマにニンニクを放り込み、炒める。


先ほどの調味料に、トマトペーストを加え、中華鍋に投入する。


塩と胡椒はまだだ。


この2つは、最後に味見しながら調整して加える。

そして軽く混ぜ合わせる。


水も加える。

ドガティ君が何ももらえないことを悟り、キッチンを出て行くところ。


これもいつもの風景だ。

水を加えたら加熱して、クツクツ。


タマネギが柔らかくなるまで煮よう。

味見して塩と胡椒を適度に加える。

完成だ。


ハヤシライスの地位向上を求めたいな。

こんなおいしいのに。そして簡単なのに。

まるでケチャップが主演する映画みたいな風景だ。


それって偉いよね。簡単でおいしいって。

ケチャップが主演するという意味では、ナポリタン・スパゲティと似ている。

でもハヤシライスよりナポリタンの方がはるかに多く食べられている。

ハヤシライス専門店があるといい。


ハヤシライスの復権を訴えたいね。

こんなおいしいのにねえ。


私じゃない誰かが(私には無理なので)、鎌倉ハヤシライス協会を誰か設立し、その直営店を開いてはどうでしょうか?

協会としてハヤシライスの簡単で安上りで美味しいレシピの開発と普及に努め、直営店でそれを実際に広く食べてもらうことで、ハヤシライスの地位向上を目指すのである。
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信州遠山郷の肉店スズキヤさんのテムチンを二度楽しむ@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2022-04-18 09:15:41 | 食べ物・飲み物
味付けされた豚のモツ、テムチン。


モツなんだが、この味付けがなんとも微妙にチューニングされていて、おいしい。

遠山郷やテムチンについてのお話が書いてあるよ。


味付け済みなのでそのまま焼いて食べればいいんだが、それだけでなく、揚げても、あるいは煮ても、おいしいのだ。

今回はまずコリアン風に煮て、その後網で焼いて食べる。


ここに動画がある。


この人がやってるみたいに簡単にフライパンで焼いても十分おいしいよ。

本麒麟を飲みましょう。


「おとーさん、何食べるの?」


すごい匂いがするでしょー。

だって豚モツの味付けだもんね。


これは350gも入ったお得な商品。


だから二通りに分けて、煮て楽しみ、網焼きにして楽しむのだ。

「ボクにもくれる?」


あげないよ。

最初はこちら。


中華だしと豆板醤とコチュジャン。

コリアン風煮込みだね。

あとはニラ。それだけだ。


これに水を足して煮ただけ。簡単でしょ?


10分も煮れば食べられるよ。

残りは全部網焼きで食べる。


「あぁ~、飛んだ油でもなめよ」とドガティ君が言う。


サッと加熱。


蓋をする。すぐ出来るよ。


ほら。おいちーーー。


「おとーさん、ずるいです」


ずるいだろぉ。

食べちゃった。


次は網焼きだ。

点火!


モツったって、いろんな部位があるからね。


食感が違うし、味も違う。


それを楽しむのよ。

スズキヤさんによるテムチンの味付けはとっても微妙。

豚モツをよくここまでやったよね。


小さく切られた豚モツをちょこちょこ焼いて、焼きながら食べる。

この旨さをわかって頂きたい。

動物性たんぱく質を食べるなら、その動物のあらゆる部位を食べましょう。


どんどん置いて、加減しながら焼く。

ひっくり返す。食べる。多少焦げる。脂がにじみ出る。


モツの一切れ、それぞれに表情があるので、それを見ながら焼く。

後から焼き始めた一切れが、先に食べた方が良い場合もある。

微妙なものだ。


ドガティ君は床を舐めまくっている。

この匂いは彼にはたまらないはず。


この小さな一切れをご覧ください(↓)。


おいしいに決まっている表情をしている。

お、無くなって来たよ。


おーー、この一切れ(↓)、すっごくうまそう。


どんどん焼いて行くのよ。

家の中にモツを焼く匂いが充満している。


これ(↓)なんか、見てごらんなさい。


肉がおいしい表情をしている。

ドガティ君の表情も真剣味を帯びて来た。


いやーー、うまいな。


どんどん食べる。

350gもあっという間になくなる。


これで終わりだ。

テムチンはスズキヤさんのホームページから買えるよ。

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世の中はなかなか上手く行かないと思いながらパンをかじる@鎌倉七里ガ浜

2022-04-17 08:19:12 | モノ・お金
Pascoのたっぷりホイップあんぱんを朝からかじっている。


あん + ホイップって名古屋的だ。

ちなみにPasco(敷島製パン)は名古屋の会社だ。以前仕事でいろいろとお世話になったので、義理堅い私は、見つけたらPascoのパンをいろいろと買うことにしている。普段は全粒粉入りのマフィンをよく買っている。

東京に本社を置くヤマザキの焼きそばパンもあるぞぉ。


昨日から妻がまた江戸の実家に両親のお世話に出かけている。すると途端に私の朝の食事はこうなるのでした。面倒でちまちま作る気がしなくなるのである。

このパンもあんもホイップも焼きそばもほとんど輸入品で成り立っている。そしてその価格が上昇している。そのうちこんなに手軽には買えなくなるかも。今日はそんなお話だ。

最近頻繁に聴くことになった、半世紀以上前のこの映画音楽。

Sunflower ♪

 

ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ(最近の俳優の名前はまったく覚える気すらないし覚えられない還暦過ぎの私も、なぜかこういう名前はスラスラと出て来る(笑))主演の映画ひまわりのテーマ曲だ。音楽は巨匠ヘンリー・マンシーニ。イタリア系の米国人だ。あのティファニーで朝食をとか、酒とバラの日々とか、ピンク・パンサーとか。。。いろいろあったねぇ。でもそうした米国映画の音楽に比べると、このひまわりのテーマ曲はなんとも哀愁に満ちたメロディでヨーロッパ的。聴いていると泣きそうだねぇ(´;ω;`)ウゥゥ 映画の筋書きを思うと、あまりに切ないメロディだ。

どうして最近やたらこの曲があちこちでかかっているかというと、この映画が旧ソ連邦時代のウクライナで多くを撮影されたからだ。海外映画の撮影が旧ソ連邦内で行われたのは、これが初めてだったとか。そしてまたこのひまわりという映画は日本人の感性に訴えるものがあったそうで、ソフィア・ローレンの映画の中では、日本で最も人気があるらしい。

でもここで、経済の話になる。経済は大事。そしてそれは、ウクライナの話と無関係ではない。

インフレなんて人生の終わりまでにはないんだろうなぁと思いそうなここ30年だった。しかし久しぶりにやって来ました、インフレが。

先週初に発表された3月の米国の消費者物価指数は前年同月比+8.5%ですよ。果てしなく上がりそうな気配になって来た。

【Source:米国労働省】

コロナ禍で落ち込んだ経済を刺激するべく、2年前から米国の中央銀行は金融をユルユルにしておカネを市場にばら撒いて来た。そして米国経済は見事にかつ加速的に盛り上がった。そして逆にインフレになって来た。

世の中はいつも不運なことが起こる。さらにロシアによるウクライナ侵攻が始まった。いろいろなことが絡み合い、モノが希少になった。小麦も石油も希少な金属もだ。ロシアはそれらの大輸出国だ。ウクライナも小麦を多く輸出している。そば粉なんて国産は少なくて、ロシアからも日本に多く入って来ている。街の立ち食いうどんやそばだって価格が上がるかもしれない。

こうなって来ると、当然ながらそのインフレ予想を織り込み、さらにそのインフレを抑えるべく米国の中央銀行は金融を引き締めるであろうから、それも織り込んで、ドルの金利は上がる。

米国の10年国債利回りは3%に迫って来た。

【Source:FRB】

元財務長官のサマーズ氏は、かなり以前から厳しく米国中央銀行を批判して来た。「もっと早く利上げしないとインフレが過度に進み、実際にそうなってからそれを抑え込もうとすると、今度は金利を大きく引き上げねばならず、すると今度は経済が抑圧され景気後退が深刻になる」と。実際にインフレが進行して来たものだから、ここへ来てサマーズ氏のFRB批判はどんどん強くなっている。


【Source:Bloomberg】

FRBも踏んだり蹴ったりだ。コロナ禍の前にインフレを予防するべく金利を上げ始めたら、当時の大統領(トランプ氏)から「金利を下げろ!」と脅しをかけられた。その後コロナ対応で追われて金融緩和しているうちにインフレが進み、サマーズ氏のような人から今度はまったく逆の批判を浴びせかけられる。

しかしサマーズ氏のご意見もごもっともなところがあって、以前にこのブログで見たことがあるけれど、米国の経済って、失業率が4%を下回るくらいまで来たら、そろそろ好景気も終わるという定則みたいなものがある。


【Source:米国労働省】

コロナ禍の前に、米国経済はすでにそういう状態になった。しかしコロナ禍で一旦失業率が急上昇して、その対応に政策当局は追われた。そして米国経済は全体としては急速に回復し、また失業率は4%を割り込んで来た。3月のそれは3.6%である。そしてインフレが迫って来た。どうも景気後退が来そうな時に金利を上げないといけないという辛い状況に入りそうである。

今年はどこかでかなり厳しい局面を見そうな気がする。

そんなわけだから、ドル vs. 円で言うと、相対的にドル金利が高くなる。経済がダメな日本では、いつまで経ってもその通貨である円の金利が上がらない。したがってより高金利で魅力的に見えるドルが買われ、高くなる(円安になる)。

【Source:Investing.com】

こちらも7年ぶりのドル高(円安)水準になった。

かつてはこうしたドル高(円安)になると、輸出に頼る国のイメージが強かった日本は輸出が好調になるだろうという予測のもとに、株式市場や国内経済は活況を呈したりしたものだが、世の中は変わった。

円安だからっていいものじゃないらしい。この円安にもかかわらず、日本株式市場は暗い。

労働者の給料がいつまで経っても上がらず、経済が相対的に落ちるばかりの日本からすると、海外で外貨建てでインフレになり、かつ円安になると、円表示のエネルギー産品の価格や食料品価格は相当な上昇になる。国民は暮らしにくくなり、日本経済はさらに疲弊するムードだ。

米国株式市場も暗い。ご覧のとおりだ(↓)

ダウジョーンズ30種平均(オレンジ)S&P500(ブルー)ナスダック(グレー)
【Source:Investing.com】

昨年末を100として見たグラフだが、まったく冴えない。特に若い企業が多いナスダック市場は冴えない。若い企業はおカネがない。資金調達をしなければならない。だから金利が上昇する状況は、若い企業にとって厳しいのだ。

一方金融機関が多く含まれ、経営が確立されている企業が多いダウジョーンズ等の古い指数にとっては金利上昇はむしろ望ましかったりする面もある。金利が上昇すると、一般的に銀行は儲かるし、歴史ある企業は、若い企業に比べて、おカネはわりに潤沢にあるから金利上昇の影響を受けにくいからだ。

そうしたことが、この指数間のパフォーマンスの差になって出ている。

このように米国株式市場において冴えないナスダック市場に属する、我らのRIVIAN AUTOMOTIVE社の株価を見よう。RIVIANは電気自動車メーカーで、米国人好みのピックアップ・トラックやSUVを作っている。

【Source:Yahoo! Finance】

昨年秋の上場以来、あまりいい局面はない。

昨年の高値から十分下げたからもういいだろうと思い、黄色い☆マークのあたりから時間を分散して、下げ局面の中5回に分けてゆっくり私はその株式を購入したのだが、いまいち。。。

その後もさらに下がってしまい、「あらあら・・・」な状態なのである。

みなさんもRIVIANを応援してあげてね。

Drive Modes | 8 modes, all terrains, one R1T. Ride along, off-road and on.

 
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峠のおかず屋 GOKURAKU@鎌倉市極楽寺 / アングロ・サクソン / 猪スジ焼にんにく胡椒味

2022-04-16 06:23:09 | いろいろ
昨日早朝、峠のおかず屋 GOKURAKUの記事をこのブログに掲載したら、かなりの反響があって、驚いた。

朝5:42にアップロードしたら6時頃からコンスタントにこのブログに人が入って来た(下の画像の①)。

結局昨日の訪問者、閲覧数は以下のとおりだ。

訪問者: 6,030人(当ブログを同じ人が何度見てもダブルカウントはしない)
閲覧数 :11,822(同じ人がクリックして当ブログをあちこち見たら、それを全部カウントする)



昨日の峠のおかず屋 GOKURAKUの投稿はのべ6,898回閲覧されている(上の画像の②)。その下にトップページの閲覧が 756回とあるが、これも昨日ブログの冒頭に置いてあった峠のおかず屋 GOKURAKUの投稿を見ていると思っていい。

面白いのは多くの人がGoogle検索からこのブログに入って来ていることだ。3,907人がGoogle検索を経て当ブログを訪問していて(上の画像の③)、この数字はちょっと異様だ。峠のおかず屋 GOKURAKUはまだネット上の情報が少ないたいため、Googleでそれを検索すると当ブログがヒットする確率がかなり高い状態だったのでしょう。

さあみなさん、本日の天気は良くなるよ。峠のおかず屋 GOKURAKUに行ってみましょう。Google Mapsで表示すると、場所はここだ:

話は変わる。久しぶりにタヌキを間近に見た。タヌキが七里ガ浜住宅地の中の緑のプロムナード(↓)を横切っていった。

あるお宅の庭から出てきて、このプロムナードを横切り、また別のお宅の庭に入っていった。



鎌倉市内はタヌキが多い。

本日の音楽は懐かしいこれ♪

Rick Astley - Together Forever (Official Video) [Remastered in 4K]

 

彼はとってもハンサム♪

昔英国に住んでいた時にこのヒット曲が出て、カセットテープで購入したと記憶する。CDとカセットテープが共存し、レコードが消えて行った時代だ。

ところで、政治家もメディアもよく英米(その他も含むことがある)を指す言葉として「アングロ・サクソン」という言葉を使う。日本だけじゃない。世界中でだ。

・・・なんだ、いきなり。この話は(^^;;

これ(↓)は、Bloombergの今年2月12日付のニュースだ。

【Source: Bloomberg】

読んで行くと、ロシア外務省の報道官が英米の動きに反発して「アングロサクソンは戦争を必要としている。どんな代償を払ってもだ」と述べたとある(↓の画像の下線を施したところ)。

【Source: Bloomberg】

ついでに言うとその下には「ロシアはこれまで、ウクライナ攻撃の計画はないと繰り返し否定している」とある(ウソばっか)。

アングロ・サクソンとは、もともとは大陸からイングランドにやって来た人たちを指す言葉だ。

5世紀あたり、アングル人(オレンジ)がデンマークの根本のあたりから、サクソン人(ブルーと紫の中間くらいの色)がそれに隣接する北ドイツから、今のイングランドに侵入した。それらを合わせてアングロ・サクソンと言う(5世紀の時点ではすでにイングランドにおいてローマ人の勢いはない)。


【Source: ウィキペディア】

この大陸から移動して来た人たちを指す言葉「アングロ・サクソン」が、その後はるかあとになり、一般的には英米(あるいはそれ以外を含むことがある)を指す言葉として使われるようになった。

また特にイングランド人は、自分たちの文化や歴史が「アングロ・サクソン的である」とする傾向があるようだ。

しかしアングロ・サクソン的であるとは、どういう意味だろうか?


イングランドは歴史的にごった煮の国だ。

アングロ・サクソンの前はローマ人が、その前はずっと土着のブリトン人が支配的だった。

アングロ・サクソンのあとにはフランス人が入って来る。

他にも古くから北方のヴァイキングが入ってきていた。

アングル人もサクソン人も外からやって来て、一時期イングランドを支配した人たちであるに過ぎない。


さらに、文化的なものや精神的なものは別にして、DNA的には現代のイングランド人に占めるアングロ・サクソン的割合は低い。それもかなり低い。

DNA的には今のイングランド人の祖先のほとんどは、イベリア半島からやって来た人たちということになっている。

それは、ローマ人がイングランドに来るはるか前から、あの島にいた人たちなのだろう。


さらに、5世紀に侵入して来たアングロ・サクソンによるイングランド支配は11世紀には終わってしまう。

1066年にノルマンディ公ウィリアムがイングランド王になったのに伴い、それは終了したのである。

そのノルマンディとは今のノルマンディとほぼ同じで、フランスの一部である。ここからフランス語やフランスの文化のイングランドへの流入が始まる。


イングランドにとって1066年は、日本で言うと例えば1192年みたいな年だ。かつては1192年が鎌倉幕府が成立し武家政治が始まった年であると教えられた。私もそう教えられた。しかし今はそうは教えないらしい。ご存じでしたか?

ちなみに上の1066 & ALL THAT(↑)は子供向けのちょっとおふざけな歴史本である。英国では何十年にもわたり、ベストセラーだ。

その本の中のある頁に下の絵がある。左側がヘンリー8世、右側がローマ教皇だ。自分の離婚が原因で、ローマ・カトリック教会からイングランド国教会を分離独立させてしまう王がヘンリー8世だ。ここでも「6人ワイフがほしい」と言っている。



ちょっと話が脱線した。

とにかく1066年にはアングロ・サクソンによるイングランド支配は終わる。


DNA的にも歴史的にも、現代のイングランド人にとって過去の一部に過ぎないアングロ・サクソンという言葉が、米国人(たまにオーストラリア他も)にまで含めて当てはめられ、使われている。

逆に本来のアングロ・サクソンであるデンマーク南部やドイツ北部をひとくくりにして、そこの人々を「アングロ・サクソン」と呼ぶ機会もほぼない。

アングロ・サクソンって、概念的で文化的な用語になっちゃっているのでしょうね。

という、とりとめのない話。それを普通は延々とブログに書かないよね(笑) しかしそれがこの日盛んに考えたことなのだから仕方がない。

ついでにリンボウ先生の名著、イギリスはおいしい。


いい本です。

1 塩はふるふる野菜は茹でる。


いいねえ。リズムがいい。

くったくたに野菜を茹でてしまい、とにかく塩でもかけて食べればいいのだということがまかり通る英国の食事の話である。これは30年以上前の本だから、今はもう少しましなのかも。

ここでまた話が変わる。めまぐるしいね、このブログは。

私は本日とてもおいしいが、とても安いものを食べる。


猪スジ焼にんにく胡椒味を食べよう。


これはもう普通に網焼きにして食べよう。


特に調理はしない。

スズキヤさんがおいしくニンニクと胡椒味を効かせてくれているから、ただ焼くだけで食べることにした。


本日は休肝日。

私の好きな豆乳バナナ味を飲もう。


何度も申しますが、これ、おいしいですよ。

網焼奉行(この調理器具の名前)を出して来る。


ドガティ君が見に来た。


おいしい匂いがするもんねぇ。

「おとーさん、それ、ください」


猪スジ焼にんにく胡椒味を網に置く。


めちゃくちゃうまそうだなぁ。

焼けて来たよ。


牡丹鍋で出てくるきれいにスライスされた猪肉に比べたら、この商品はひとつひとつ形が違う細かい肉だ。

骨の近くからこそげ落とすのだろうか? 

安い肉だ。しかしそれをおいしく食べる工夫が、スズキヤさんにはあるのだ。

切り方、下味のつけかた。そしてあらゆる部位を売る。

スズキヤさんはそこが偉い。


そして狩猟肉だからね。

肉本来の味ってものがあるわ。

水を足して再度加熱。


肉を焼きましょう。


いい香りだねえ。


キレイでしょう?

これが猪のスジ。


こうなったら(↓)、食べましょう。


おいしいわぁ。

焼いた肉ってなんておいしいのかと思わせる、猪のスジ。

塩味、胡椒味、ニンニク味。


200g、焼いてつまんで食べ切った。

スジとは言うが、別に固いわけではないよ。普通に噛める。

スズキヤさんのHPはこちらだ https://www.jingisu.com/

話は元に戻る。と言っても、アングル人やサクソン人どころではない。もっと英国の歴史を遡る。

英国で発見された1万年前のヒト(チェダーマンと呼ばれている)は、最近の研究によると、肌は褐色で、目は青く、毛髪は黒くて癖があったということだ。関心がある方はリンク先をご覧ください。


最初のYouTubeにあったRick Astleyなんてずいぶんハンサムなんだけど、彼の遠い先祖なんて、いったいどんな人だったんでしょうねえ。Astley姓ってイングランド、ウォーリックシャーに元々は多かったらしいが。

以上、イングランドを一時期支配したに過ぎないよそ者の「アングロ・サクソン」にまつわる、どうでもいいお話でした。でも私は英国人のことを安易に「アングロ・サクソン」と呼ぶのは、今後避けることにする。

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春の鎌倉 / 峠のおかず屋 GOKURAKU(@鎌倉市極楽寺)に行き、海沿いを七里ガ浜住宅地に戻る

2022-04-15 05:42:49 | あちこち見て歩く
春の鎌倉の遠足話を進めよう。

ここから先は打越トンネル(通称「おばけトンネル」)だ。


本日の音楽もピアノ♪ 

YouTubeでお愉しみください。

Mozart: Complete Piano Sonatas

 

昔からこのあたりにお住まいの方から聞いた話だと、この打越トンネルは昔はただ素掘りのトンネルだったらしい。危ないねぇ。で、途中に枝道もいくつかあったとか。そんなわけで「おばけトンネル」なんて呼び名も出来たらしい。

今はこんな状態で、安心して通れる。


それでもクルマのすれ違いは出来ない。

譲り合いが必要となる。


この打越トンネルを北(山方面)から南(海方面)へ抜けると、すぐの所にお店がある。

前回ここを通った時、発見した。

なんだか楽し気だぞぉ♪


妻が近づく。

お店の構えが上品だね。


峠のおかず屋 GOKURAKUというお店だ。


ザッとこの地図でこれからのコースをお勉強しておきましょう。



① 北(上)の方からやって来て、打越トンネルを抜ける。
② すると峠のおかず屋 GOKURAKUがある。
③ ずっと南へ下ると極楽寺がある。
④ 江ノ電極楽寺駅。
⑤ 我が七里ガ浜住宅地の東端。
⑥ 山ばかりの地図に見えるが、実は海が近い。由比ヶ浜西端。

峠のおかず屋 GOKURAKUのこの日(4月8日)のメニュー。


基本的にはお惣菜を売るお店だ。

とても美味しそうなカレーのルゥなんてのがこの日は売られていた。日によってはガパオや別途ジャスミンライスが売られている日もあり、組み合わせればガパオ・ライスの出来上がりだ。メニューは日々変更されることが多い。

● 平日は我々が今回使わせてもらった屋外の茶屋席のみ
● 土日は屋内イートイン・サービスも行なう

平日の屋外茶屋席としてはテーブルがひとつあって、4~6人くらいは座れる。そこが空いていれば、買ったモノをそこで食べられる。

ということで、我々は、この日売られていたエスニックからあげ(パクチーの多いサラダと旨辛ドレッシング付き)を買って、そこで食べた。


とってもスパイシーだよ。

肉自体に味がしっかり染み込んでいる。

いいねぇ、これ。とてもおいしいよ。

二人でこれを半分に分ける。あぁ~、おいしそう💛


ビールやチューハイも売られてたよ。


シュパッと開けよう♪

この日はおにぎりもあった。


おいしそうでしょ?

こちらはエスニックからあげ。


いやぁ~、これはおいしいわ。


たまりません。

ここまでかなり歩いてお腹が減った奥様が、お食事中。


おいしいから、何度も見せちゃう。


横にはランドセル。


このお店のお子様のだ。

ランドセルがいい風景。とってもカジュアルな雰囲気だ。

我々がここで食事させてもらっている途中でも、稲村ケ崎小学校から自宅へ戻る子供達が前の道を次から次へと通って行った。

いい場所にあるね、峠のおかず屋 GOKURAKU♪


店頭から坂の上を見ると、こんな風景。


傘の下で食事を済ませた。


本来はおかずを買う店なのだろうが、我々が食べたエスニックからあげをこの傘の下で食べさせてもらって、楽しかったな。

私はチューハイを飲んで上機嫌(笑)。

峠のおかず屋の他の部分。こんな建物だよ。


坂道を下がってから、再び撮影(↓)。


ごちそうさまでした。

峠のおかず屋 GOKURAKUへ行ってみたい方は、こちらを(↓)



ご関心ある方は一度行ってみましょー。

住所:鎌倉市極楽寺4-11-10 


坂を下り、南へ。


こんな畑のある谷戸って、いいですよね。


さらに下ると、普段よく見る風景が近づいて来た予感。


おぉ~、月影地蔵だ。


七里ガ浜住宅地から山を抜けて来ると、よくここに出て来るね。

しかし今回は、そのまま海方面へ向かおう。

老舗の盛華園(中華料理)とナルセ(肉屋さん)。


江ノ電が通る。


江ノ電極楽寺駅だ。


駅前は、みなさんの憩いの場。


駅からスグのところにブーランジェリー・べべがある。


パン屋さんだ。

左端のパンを購入した。


店を出て、江ノ電沿いに歩く。

我々は、どんどん海の方に向かっている。

江ノ電が通過。


焼き豚で有名な稲村亭。


こちら(↓)って、お店? 


最近出来たね。

ここまで来ると、我が家も近いなあというムード。


音無川が太平洋に注ぐ。


そうそう、「ここは山の中だぁ!」と思って歩いていると、実は海の近くだったということが多いのも鎌倉の魅力のひとつ。

サーファーが多い駐車場だ。その向こうはやはり海。


これ(↓)が見えたら左折。


左側はベネッセが運営する高齢者施設。


かなり立派ですよ。毎日窓から海見え生活が出来る。

やっと海に出た。

稲村ヶ崎が眩しいね。


ここから西の小動(こゆるぎ)までを七里ヶ浜と呼ぶ。

いつもこんなに気持ちいい場所です。


サーファーが多数。いつもサーファーだらけ。


たいした波がなくても、サーファー達って、ただ浮かんでいるだけで楽しいらしい。


寒いだろうにねぇ。。。



1日1本というバス便もある。

七里ヶ浜行きは1日に1本だけで、このバス停に朝8:34分に来る(赤丸のところ)。


15年以上ここに住んでるけど、乗ったことがないわ。

江の島が見えて来たぁ~♪
俺の家も近いぃ~♪ 

と桑田さんがかつて歌った。


ウィンドもサーフィンも、まだまだお愉しみ中。


やっと帰って来たな。


こちらは鎌倉プリンスホテル。


その坂道を上がる。

振り返ると海。


自宅はここからスグだが、ここも坂道だらけだ。

それを上がって来た。


ここまで来ると、先は平坦だ。

七里ガ浜住宅地に戻ったよ。


西友七里ヶ浜店で食材を買いましょう。


疲れました。

だってすごい距離を歩いたから。


もうちょっとで我が家ですねぇ。


帰宅すると、ビオラが迎えてくれた。



春になり、モリモリなビオラ。

この日の収穫で、ノビル。


よく洗って塩漬けにしましょうね。


これを食べるのが楽しみだ。2日後かな。
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春の鎌倉 / 極楽寺の御開帳、大仏切通、笛田・極楽寺の住宅地へ

2022-04-14 04:16:38 | あちこち見て歩く
春の鎌倉を歩きましょう。

4月7日から9日まで、極楽寺では本尊の御開帳が絶賛開催中だった。

鎌倉検定資格保持者の妻が「本尊釈迦如来像を見ておきたい」というので、私もお供として付いて行った。

今回の画像は4月8日に撮影したもの。6日前だ。

こちらは我が七里ガ浜住宅地の一部で、住所で言うと鎌倉市稲村ガ崎5丁目。


音楽付きです。YouTubeでこれを聴きながら、ごらんください。

Chopin - Best of Piano

 

暖かい春の日。玄関前で猫がこっちを見ている。


にゃん♪

住宅地の端っこの階段。


この階段は、もう何十回もこのブログに登場しているね。

山道を上る。


下る。


すると住所は鎌倉極楽寺に切り替わる。

成就院のお墓だ。


これはシャガ。


英語だとバタフライ・フラワーと言うらしい。

学名はイリス・ジャポニカですって。


春になると、このあたりではやたら咲いている。

極楽寺の谷戸のひとつを行く。


シャガが咲くところには、これも咲く。


はて、これは何という名前だったか。

すぐに極楽寺に到着する。


これが山門だ。

堂々の家紋で、ミツウロコ。あの石油やガスの会社じゃないよ。


ミツウロコは北条氏の家紋。

自撮り棒と三脚は禁止ね。



境内に入るのは久しぶりだ。


この日は、ずいぶんたくさんの人が来ていた。


本堂の中まで入れてもらえた。


不動明王坐像、薬師如来坐像、文殊菩薩坐像があって、間近に見られた。

ここにもミツウロコ。開基は北条重時。


時宗公お手植えの咲分け桜が見える(↑)。

解説はこちら。


全体はこんな木の形だ(↓)。


解説にあるとおり、一重の花と八重の花が混じりあう桜の木なのだ。

これは八重かな。


これも八重かな。


こっちは一重。


これもそうだね。


珍しいね。

八重たって、よくある八重桜あるいはカーネーションのように幾重にも重なったものではないが。

開基重時公のお墓へ行くには、極楽寺の本堂の裏から境内を出て山の方へ向かう。


左右、どっちに行けばいいのか?


結構な登坂だ。


この先だ。


でもね、お墓自体は撮影不可になっている。


ということでお焼香をして戻る。

再び山門の前。

今日はミツウロコをよく見る日だ。


稲村ヶ崎小学校の正門前を北上する道がある。


谷戸を上がって行く。

ここからは以前一度ご紹介した道だ。


妻が大仏切通を歩いたことがまだないというので、私もそれにお供した。

ここのところ、極楽寺あたりばかりを歩いている。

したがってブログ掲載の機会も多い。

大仏切通へ行くのに極楽寺からなら、ここが最短コースだ。


この谷戸は馬場と呼ばれるらしい。


ここのひとつ西の谷戸はわかりやすく「西ヶ谷」と呼ばれる。

道が細いね。


ここにもシャガ。


英名バタフライ・フラワー。学名イリス・ジャポニカ。

覚えましたか?(笑)

ここからは傾斜がきつい。


しかし、これ、何でしょうねえ?

なぜこんなつくりなのでしょう?


きっと何か経緯があるのでしょうね。

さらなる急傾斜に挑む。


もうぜえぜえする。


すると上水道施設にたどり着く。


この景色(↑)、ちょっと前にも掲載しましたね。

そこに上がるとご覧のとおり。


遠くに海も見えるよ。


休憩できますよ。

ここでお弁当を食べるといいかも。


ここで下の地図を見て、これからの道順を説明しておきましょう。

現代においてはだれもが幅広い藤沢鎌倉線(32号線)を使い、易々と長谷寺や大仏のあたりから藤沢市方面へとクルマで抜けて行く。でもこれは昔は無かった道路だ。鎌倉時代から何百年もの間、多くの人は大仏切通を歩いて上がったり下がったりしながらここを通り抜けたのだ。ご覧のとおり、二つは並行している。



ここから始まるウォーキングコースの詳細:
① 先に見た上水道施設。
② 大仏切通への一方の出入口。
③ 分かれ道で、大仏切通(左方向)と源氏山や北鎌倉(右方向)。
④⑤ このあたりは切通が連続する楽しい道。
⑥ やぐらがあり、その先で現代の藤沢鎌倉線にリンク。


下り道が続く。


大仏切通はまもなく始まる。


今度はすごい上り坂。


でもまた下り坂。


史跡ですからね。大事にね。


いかにも鎌倉だ。


周囲を山に囲まれた鎌倉と外をつなぐ古来からの道は、多くが切通しの形状であって、特に重要な切通は「鎌倉七口」と呼ばれる。

この大仏切通もその七口のひとつだ。何気ない撮影だけど、ここは重要なポイントなんだな。


ここらあたりは緩やかな下り。


どんどん下る。

前回ここを通った時と違って、妻が前にいるので、画像を見た人にとって切通の幅や高さが把握しやすいだろう。


下る下る。


鎌倉市の紋章。


前回の掲載時も何度も申しましたが、このコースは面白いですよ。


ここを前回(↓)私とドガティ君が通った。


小型犬向けの高さ感(?(笑))

途中でちょっと助けてあげれば、小型犬も十分楽しめる切通し。

やぐらも見ておきましょう。


前回と同じだけどね。

随分岩肌が削られ、その手前はステージのように平らだ。


何か小さな建物があったのかもしれない。

調べていないけど。

周囲はスギが多いよ。


はい、ここで大仏切通のコースは終了。


もう一度地図でご確認ください。

我々は⑥を出たところだ。



ここで旧道は、現代の道である藤沢鎌倉線(32号)に出会う。



藤沢市方面と鎌倉市(長谷)をつなぐ道路だ。

これを使えば、クルマでの鎌倉からの出入りはた易い。

火の見下バス停付近。


そのまま鎌倉市笛田から同市極楽寺へとつながる住宅街を行く。

自然の石を利用しながら、コンクリートと石で作った擁壁をつなぎ、その上に住宅が建っているという面白い構造。


このあたりは水がとても豊富だ。


岩壁を水がしたたり落ちる。


そして溝を流れ落ちる。

いいねえ、ちょっと京都みたい。そう言われればそういう気もする。


ここを流れた水は先ほどの藤沢鎌倉線(32号)に沿って北あるいは西へ向かって流れ、最後は柏尾川に合流する。そしてそれはやがて向きを南へ変え、江の島のすぐ近くで太平洋に注ぎ込む。

鎌倉中心部に向かった多くの流れが素直に寄り集まり、最終的に滑川となって南に向かって流れるのとは対照的だ。

しかしどれもこれも、やがて太平洋へ注ぎ込むことは同じ。


坂を上り続けると、やがてトンネルが見えて来た。

打越トンネルだ。


このあたりの小高い山を打越山と呼ぶ。

打越トンネルは、「おばけトンネル」なんてあだ名もあるよ。

【つづく】

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ケイジャン料理@鎌倉七里ガ浜(2)Hank Williamsを聴いてジャンバラヤをつくる

2022-04-13 04:00:34 | 食べ物・飲み物
再びケイジャン料理の話だ。

次はジャンバラヤ(↓)。


【Source:フリー画像】

ケイジャンの語源や歴史的背景については昨日チラッと触れたとおりだ。



ケイジャンやニューオーリンズという言葉も、フランスからの入植者とおおいに関係ある言葉だったが、ニューオーリンズのあるルイジアナ州はフランス領のあとスペイン領になっている。

同じくケイジャン料理のひとつとされ日本でも有名なジャンバラヤは、スペイン領時代に持ち込まれたスペイン料理のパエリアに起源を持ち、ルイジアナ州あたりで独自の素材を使い発展したものと言われている。だから、調理はパエリア鍋で出来る。

しかし前回書いたとおりケイジャン料理の「ケイジャン」という言葉は、フランスからの北米北東部への移民あるいはその子孫を指す「アケイディアン」という言葉が語源であるからして、フランス領の後のスペイン領時代にパエリアから派生したジャンバラヤをケイジャン料理のひとつとするのは、ちょっと変な気がするなぁ(⇐いちいち私はうるさい(笑))。



私もジャンバラヤのレシピをいくつか調べてみた。そのレシピたるや、あまりにいろいろ。食材的にもこれでなきゃいけないみたいなことは、どうもなさそうだ。

作り方はパエリアと同じ原理と言っていい。米を炒めたり、スープを吸わせたりするのである。

ジャンバラヤではないが、私も過去にこのブログで、ジャンバラヤと類似のこと、つまりパエリアと似た作り方で、別の食材や調味料を使うことを何度かやっている。

「スペイン人がパエリア鍋を持って海外に移住して、現地の料理や食材に感銘を受け、現地の食材や調味料を使い、パエリア的調理法(=生米を炒めた後、スープを吸わせる)に当てはめ、新たな料理を発展させたと仮定したら、どのような料理が可能か?」という妄想物語だ。

【その1】スペイン人がインドに移住したら

これ(↓)がそれだ。


黄色いのはパエリアでよく使われるサフランではない。

ターメリックだ。スパイシーなインド風パエリアである。

いろんなスパイスが使われている。

上に載っている肉はチキンでタンドーリ風味付けだ。

【その2】スペイン人が台湾に移住したら

下の画像がそれだ。


ルーローハンに似せたものだ。

生米を炒め、その後中華風スープを米に吸わせてある。

肉は豚バラ肉で、八角を効かせて甘辛く煮てある。

これ、めちゃくちゃおいしかったですよ。

【その3】スペイン人が日本に移住したら

それがこの写真(↓)である。


生の米をごま油で炒めたあとで、和風だしを米に吸わせている。

ニシンやミョウガやシイタケやネギが載っていてまったく和風である。でも作り方はパエリアと同じ。

で、ジャンバラヤも結局こういう発想と同じだよね。作り方としてはパエリアの原理に従うが、スペインとは環境が異なる土地(ルイジアナ州)柄、使える食材と調味料が違う。それだけのことだ。

作ってみましょう。しかし今回は敢えてパエリア鍋ではなく、フライパンで作ることにする。具材の量が多いので、浅いパエリア鍋だとちょっとかき混ぜにくいのである。

カーペンターズではなくって、本家本元のハンク・ウィリアムズでJambalaya (On the Bayou)♪

 

タマネギとニンニク。


パセリとパプリカ。


こちらはサラダの材料(↓)。


パセリはサラダにもジャンバラヤにも使おう。


なんと、シャウエッセン! おいしいよね、これ!!


ぶすぶす切る。



ピーマンとパプリカ。


ブイヨン。お湯で溶く。


オリーブオイルとニンニク。それを加熱。


そこにタマネギ。


なんでも私って、この風景だな。

インド・カレーでも作るみたいだ。

しかしここからはちょっと違う。



香り的にはナポリタン・スパゲティを作っている途中みたいな感じ。

ピーマンやタマネギを炒めているからね。


ここでシャウエッセン!


軽く炒めましょう。

そして生の米。


ケイジャン・スパイスを準備。


米をよく炒める。


やがてケイジャン・スパイスを投入。



さらに炒める。


香りがすごいよ。

そこでブイヨンを溶いたスープを入れた。



ここからが問題だ。

普通パエリアを作る時は、パエリア鍋にアルミホイルを被せて作る。

私もいつもそうだ(↓)。



しかし今回はパエリア鍋ではない。

フライパンとその蓋を使うのだ。

ということは、密閉度がいつもとは違う。


パエリアのレシピを見ると、レシピにより米の量に対するスープの量が、1倍もあれば、2倍、3倍なんてのもあって、説明はかなり異なる。

以前調べたことがあって、ひょっとしたら私の推測違いかもしれないが、どうもこれは本質的違いではなく、炊き込む時に使う調理器具の密閉度の違いのようだ。

カンタンなパエリアの素を使ったようなレシピだと、パエリア鍋で作ることはまったく想定しておらずフライパンに密閉度の高い蓋をしてパエリアを作ることを想定している一方、スペイン料理専門家のレシピだと、パエリア鍋にアルミホイルを被せ、水分も途中でかなり蒸発してしまうがとにかく元気よく作ることを想定していて、それが先ほどの水分の量の差に反映されているように見受けられる。


今回は、T-falの密閉度高いふたで、弱火で作りましょう。

ライム。これは最後に絞る。


パエリア鍋でパエリアを作る時の癖があり、あちこちフライパンを廻す。


不安になり最後の方で味見すると、かなり米が固い。

そこで水を足した。


ライムを切る。


最後に味見して、足りなければ、これらを使いましょう。


炊き込んだあと、10分ほど蒸した。

パエリアのように、最後に高度なおこげ作りなどはやらなくていいらしい。

前回ご紹介した西川先生も40年近く前におっしゃっていた。



ジャンバラヤはスペインのよく出来たパエリアにはかなわないと。作っていて、私もそんな気がする。ジャンバラヤがダメなのではなく、それはそれですごく美味しいのだ。

しかしインド料理店のマトン・カレーと日本のカレーライス、あるいはイタリア料理店のボロネーゼ・スパゲティと日本のミートソース・スパゲティみたいな、そういう違いがスペイン料理店のパエリアとこのジャンバラヤの間にあるように思う。

完成された保守本流と、そこからの発展編の変種みたいな違いが。

出来たぞ。味見してみる。


ちょっと足りないので、さきほどの調味料を足す。

軽く混ぜる。


食卓へ。


ほぉ~、こんなのなんだ。

おもしろいね。パエリアから変種のごはんの一つ。

サラダもあるよ。



結構イケますよ。

ヤミヤミ♪



ケイジャン料理のお勉強の連続投稿が終了した。

と思ったら、番外編。

ケイジャン料理じゃないけれど、ケイジャン・スパイスを使った磯辺揚げ。


妻が磯辺揚げを作る時に、ついでにケイジャン・スパイスを使ってみたらしい。

これはイケる。おすすめですよ。
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ケイジャン料理@鎌倉七里ガ浜(1)ニューオーリンズの画像に触発されシーフード・ガンボ / Jambalaya♪とBlue Bayou♪

2022-04-12 04:00:17 | 食べ物・飲み物
私が中学生だった時の大ヒットアルバム、カーペンターズのNow & Then♪

そのアルバムが出た1970年代前半を起点にして、1960年代あるいはそれより前を振り返って昔の音楽を懐かしむという構成の素晴らしいアルバムだ。それゆえタイトルがNow & Thenなんだが、その時点でのNowが今ではすでに半世紀前だ。

その中にJambalaya (On The Bayou)という曲がある。皆さんもメロディにご記憶があるでしょう?


何度か繰り返される歌詞がある(↓)。最初は動画開始後50秒を過ぎたあたりで出て来るよ。

Jambalaya and a crawfish pie and filé gumbo♪

この曲でジャンバラヤってのが日本でも有名になった。中学生だった私もジャンバラヤが何であるかは当時の音楽雑誌を読んでいておおよそわかった。crawfishがザリガニを指すこともわかった。しかしその歌詞にあるgumboが何かはよくわからなかった。

この曲はやたらrhyme(韻を踏むこと)があって、末尾が「オゥ」という言葉で終わる小気味よさがある。だから歌詞のこの箇所でgumboが使われたのだろうね。ガンボと日本では書くが、発音をなぞってカタカナにすれば、ガンボゥだねえ。オゥだらけの歌詞。。。

そしてガンボが何かを理解しないまま、私は成人した。

やがて私はこの本に出会うのだった。西川治著「悦楽的男の食卓」だ。



当時から面白く、他にはない内容で、読む人を唸らせていたブルータスの編集である。

1985年つまり今から40年近く前の雑誌とは思えない内容で、世界中を旅して食べる料理専門家の西川治さんが豪華な写真とともに極端にエキゾチックな料理を紹介していた。世界のあらゆる野菜や肉のあらゆる部位を、あらゆる調理法で西川さんは食べたことがあるのではないかと思われるすごい内容だった。



その中でジャンバラヤやその他のアメリカ南部の料理の説明がある。



下の画像でたくさん写っているのはエビではない。ザリガニだ。


まあとにかくすごい本だった。私は将来読み返さない本を保存しておく趣味はなくてどんどん捨てるか売るのだが、この本は購入後40年近く経った今も自宅に保存してあって、こうやって時々見ている。残念ながら、ガンボについてはここにも解説はなかった。

これまでにジャンバラヤについてはいろいろと理解する機会があった。しかし結局ごく最近まで私はガンボを理解することがなかったのである。

ところがかつて勤めた会社で同僚だったHさん(現在サンフランシスコ在住)が最近ニューオーリンズを訪問した。そこで撮影された楽しげな画像(↓)にレストランの風景があり、そこにガンボ(左側の画像の上の方に黄色い字でGUMBOと書いてある)とあるのを見て、私は急にガンボへの興味が湧いて来た。因みに右上の画像にあるのはジャンバラヤだ。



いいなぁ。楽しそうだなぁ。。。

この画像を見たので、中学生の時に疑問に思ってから半世紀も経って初めてガンボを理解しようと思い立った私は(なんて私は怠慢なんでしょう?)、あちこちのウェブサイトを調べてみたのだった。

結局ガンボもケイジャン料理のひとつだ。ケイジャンとはコチュジャンやテンメンジャンと同じ・・・ウソ。ケイジャンはCajunと書いて、語源的にはAcadian(アケイディアン、アカディアン)からAを除いたものだ。アケイディアン⇒Aを除いてケイディアン⇒ケイジャンである。

じゃあそのAcadianとは何かということになるが、それは昔カナダの東海岸にフランスから入植した人たちの一部(ないしはその地域)を指す。英国からの圧迫を逃れ、米国のあちこちに移る人が多かったが、その頃フランス領であったルイジアナ州に移り住んだ人も多かった。そうした人たちやその子孫がその地で作った料理がケイジャン料理ということらしい。


ルイジアナ州の中心的な街がニューオーリンズだが、その綴り(New Orleans)が英語的でないのもまさにそのフランスの植民地であった歴史の反映だ。フランス語読みすればオルレアンである。内容が何だったかは覚えてなくても「オルレアンの戦い=ジャンヌ・ダルク」って、世界史で暗記した記憶がありますよねえ?

このラベルにも「アメリカ・ニューオリンズの味」と書いてあるでしょ。


今日はこれも使ってガンボを作る。

ラベルを見ると、内容的には我が家にもすでにあるスパイスが多いけれど、よくわかんなから、これをそのまま使いましょう。



ガンボにもいろんな種類があることがわかった。

(1) まず食材的にあまりに多種多様だ。(2) 形態的にはスープみたいにしてすする場合もあれば、ねばりをつけてカレーみたいにして米と食べる場合もあるようだ。(3) ねばりとしてオクラを使うことが多いが、そうでない場合もある。(4) トマトを使うのも使わないのもある。

ということで、調べていても全体的にさっぱりまとまりがつかない。

本格的に米国のウェブサイトのレシピを見ていると、こちらで入手が困難な材料が多く嫌になっちゃう。結局日本語のウェブサイトをあちこち見て適当に端折って作ることにした。

前置きが長過ぎるのがこのブログの特徴だが、とにかく調理開始! 本日はガンボとライス。それだけだ。

まずはこれ、オクラを買って来た。



とろみを付ける材料として、ケイジャン料理では重宝されるらしい。

小麦粉やフィレ・パウダーなどもとろみとして利用されるらしい。

小麦粉はここでもあとで使う。

セロリとピーマン。


タマネギ。


刻んだオクラ。


オクラも不思議なものだ。昔々、英国に住んだ時に「オクラ!」と書いてオクラが売られていた時、私は「日本のオクラも有名になったものだ」と誇らしく思ったが、なんとオクラは東アフリカ原産らしい。そのオクラという名前も、もともとは東アフリカの言葉らしい。英国の方がよほど日本より早くオクラに親しんだのだろうね。

トマト。



オリーブオイルにニンニク。で、加熱。


タマネギを炒める。


これって正しいガンボなんだろか?

なにせ食べたことがないもので、よくわからない。

ドガティ君も不思議がっている。


セロリにピーマン。


小麦粉にバター。


水にトマトをぶち込んだ。


調味料は以下のとおりだ。



胡椒、塩、ケイジャン・スパイス、鶏ガラスープの素。

それらを入れる。


煮ているうちにトマトは完全に煮崩れる。


味見してみる。

へぇ~、こんな味なんだと思う。

そこでポップにするためにケチャップをちょっと加える。


軽く洗ったムキエビとホタテ。


ホタテは本場メキシコ湾岸ではさすがに食べないと思うけどねー。

しかしそれでも味は出るよね。だから入れてみよう。

味見して、胡椒とケイジャン・スパイスを追加。


ちょっとスコッチを飲む(なぜ?)。


あとは全体を煮たら、終わりだ。


ドガティ君は床を舐めている。


完成。よくわからないガンボ + タイ米。


できたなーー、ガンボ。

しかしこれが正しいのだろうか? さっぱりわからない。

だって本物を食べたことがないのだから。


私をニューオーリンズに連れてって♪

よくわからないものの、とにかく普通においしいガンボでありました。



かなりスパイシーだ。

ところで冒頭のカーペンターズの歌ジャンバラヤで、繰り返される言葉にBayouがあるが、これは川あるいは湖等で流れが極めてゆるやか、あるいは止まっているところを指す言葉だ。

私がカーペンターズの次にその言葉を聴いたのは、リンダ・ロンシュタットのBlue Bayouだった。カレン・カーペンターが学校の先生みたいだとすれば、リンダ・ロンシュタットは近所の色っぽいお姉さんみたいで、10代の私には刺激的だったのだー。

Blue Bayou

 

こちらもいい歌だから、クリックしてみてね。

様々な記憶は音楽とともに。

料理の記憶ですら、そうだねえ。
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七里ガ浜東から腰越行政センターに最短距離で行くには広町緑地を横切ればいい

2022-04-11 00:00:40 | あちこち見て歩く
本日はベートーベンの交響曲第六番をどうぞ。

Beethoven "Symphony No 6" Karajan

 

そんな雰囲気なのだ。

暖かい日は冷やしきつねうどん。 



ランチを食べたら出発しよう!・・ってどこへ?

腰越の行政センターへ。それには広町緑地を横切って行くのが近い。

例えば西友七里ヶ浜店(黄色で囲ったところ)から腰越行政センター(赤で囲ったところ)までの最短コースは濃い青の丸で示されたコースであり、わずか2.5km、徒歩で30分だとGoogleは言う。Googleはあまりウソはつかない。


何しに腰越まで行くかというと、3度目のワクチンを接種しに行くのである。

ファイザーだ。

横断歩道を渡りましょう。


階段を上りましょう。


もっと階段を上りましょう。七里ガ浜住宅地内なのにすでにハイキングコースに入ったような状態。


すると広町緑地の入口が見える。


また登りだわ。。。


ここで道が分かれる。私が行くのは右側。


石切場方面に向かうのが正しい。


今度は下り。


ここは広町緑地の外周コースの一部でもあるよ。


あらあらすごい下り道。腰に来そう。


まだ下る。


下り続けると、平らなところが見えて来た。広町緑地の中心部で、盆地状になっている。


下りたところが蛙池。


岩が多い。


こんなところ(↓)をずっと上から下りてきたのでした。


川沿いの気持ちいい道を行く。


ベートーベンの交響曲第六番は、あたかも広町緑地のために作られたような気分。

田園だねえ、広町緑地って。

弦楽器や管楽器が織りなす音楽が心地えぇ~♪


メタセコイヤ2本が見えて来た。


左手には大エノキ。見事だ。


メタセコイヤの間を通り抜ける。


牧歌的なワクチン接種への道。

3本目のファイザーという注射1本のために、私はいっぱい歩く。

でもいいじゃないですか。

ステキな道、ステキなファイザー(笑) 

ファイザーはなぜかPfizerと書く。日本法人本社は新宿西口にありますよ。

以前よく仕事で行ったなー。


広場ではお弁当食べてる人も。


ここは広町緑地からの出口の1つ。


ここから住宅街に出られる。


腰越方面に抜けるのだ。


のどかな住宅街ですなぁ。

緩く曲がった道がいいね。


見事な岩の壁。

好きなんだけど、今はゆっくり観察しているヒマがない。


にわかに自分の行き先に関して、自信がなくなる風景(↓)。


私は正しい道を歩いているのだろうか?

ちょっと不安だが、まあいいや。そのまま行こう。

農家の無人販売。長ネギにほうれん草だ。


おっと、私は正しい道を歩いていたみたいだ。

腰越の駅から手広の交差点方面へ抜ける道だよ。


腰越の行政センターはこの道沿いにある。

あれま、ここにも野菜の無人販売がある。


野菜の無人販売がこの地区は多いねえ。

きっといい人が多いのよ。

リーズナブルな価格で人気の̪シリス。七里のカレー好きな方がよく行くシリス。


業務スーパー。


初めて店内に入ってみた。

買い物は出来ない。持って帰るの大変だもんね。

また帰り道が徒歩だし。

斜め向かいに行政センターが見える。


私の今回の目的地だ。

「新型コロナウィルス・ワクチン接種会場」と書いてあるよ。


ちょっと待たされたが、入ってから注射してもらうまでは10分ほど。

そのあと15分ほど休憩して、私は行政センターを出た。

さあ帰るぞ。

コーヒー豆、売ってますよ。


帰りはまた別の道を行こうね。

でもまた広町緑地を横切るよ。

Googleでは出て来ないけれど、おそらくこちらの方が距離が短いと思う。

古い橋。


ここは二又川という川らしい。


横浜にそんな地名があるよね。

あちらは二俣川と書くが。

モンタナ幼稚園にやって来た。久しぶりだな。


この中に幼稚園や修道院があるのだ。


壁を拡大してみると、こんなのでーす(↓)。


モンタナ幼稚園に沿って進む。


これでモンタナ幼稚園は終わり。


また牧歌的なエリアに来たぞ。


今日の音楽がベートーベン交響曲第六番なわけがわかりますでしょ。

とってもカントリーな雰囲気なのでした。ワクチン接種なのに(笑)。

土の道を奥へ奥へと進む。


今日は恵まれているぞ。なかなかいい散歩だ。

帰り道の途中、こんなところで副反応がひどくなったら、救急隊員さんが来てくれるのかしら。


里山だねぇ。キジやサルでも出て来そう。

私は桃太郎かい!!


菜の花。


ここは畑ばかり。


こんなところをゆっくり帰る。

ここからがまた広町緑地だ。


上がって行きますよー。しんどいけど。


どんどん上がる。上がるばかりの道。


そう思ったら今度は下り。


あまり下りたくない。どうせまた上りになるのだから。


「この先行止り!!」とあるけど、そうは見えないねえ。


ずいぶん人が通っているように見受けられる。

私はそちらへ行かないのだから、どうでもいいけど。

ほら、やっぱり下りになった。


シダの若い葉が出ている。


ちゃんとシダの葉になっているよ。かわいらしいね。


シッカリした厚みのある葉が特徴のアオキも、春の新しい葉は色も淡くて柔らかい。


開けたところに出てきたぞ。


変わったビワの木。斜めになった幹から、垂直に2本の枝が出ている。


すでに実があるね。ビワの葉は大きい。


湿地だ。


ここからは木道の上を歩かないといけない。


子供が喜びそうな木道。

オトナもうれしくなるねえ。


誰も来ないな。

ありがたい。すれ違うには、ちょっと狭いから。

でもここで向うからキレイなおねーさんが来たらいいな。

すれ違いが困難な場所で、すれ違う楽しさ。


しかしそんなことは起こらなかった。

まだまだ続く木道。

まだ歩いたことがない人は、ぜひ一度歩きに来てください。


まだあるよ。


ここで快適な木道も終わり。


なぜか木片を敷き詰めた道に。


歩きにくいったらありゃしない。

また上って行く道だ(´;ω;`)ウッ…


すごい上り( ノД`)シクシク…


おっ、ここは七里ガ浜住宅地に近いかもよ。


やっぱりね。七里の水質浄化センターの煙突が見えるから。


ほらあった。ここ(↓)を⇒へ。


我が住宅地の端っこが見えた。


ここからは急な下りになる。


ここが広町緑地からの出口のひとつ。


浄化センターの脇に出て来るんだよね。

これがさっき見えた煙突だ。


はい、これで七里ガ浜住宅地に戻りました。


山を越えて腰越の行政センターまで大層なワクチン接種だった。

iPhoneによれば、往復5.3km歩いたらしい。

ワクチンって4回目もあるらしいねぇ。。。
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