土井善晴先生の語り。
この動画を視聴してみてください。しゃべりながら、キレイなお弁当がすぐ出来る。土井先生の語りは見事だ。聞き惚れちゃう。引き込まれるでしょう? 土井先生風にしゃべったら料理が上手くなりそうな気になって、私もなにか料理を作る時は、土井先生のようにしゃべることにしている。
「土井先生への質問(お弁当)」篇 WEB
ではやってみましょう。
連日重いものばぁ~っかり食べて、お酒もゴクゴク飲んでたら、胃腸かて肝臓かて疲れますわ。そんな時は、まずお酒は止める。当たり前ですけどね。そして食事に関しては、何か軽いものをアッサリと食べたいと思わはるでしょ? 今日はそんな時、私がいつも作って食べてるものを載せてみましょう。過去にも、このブログに登場したはずですわ。
まずは、ちくわなんです。
袋の左の方に「たんぱく質入り」と書いてある。そりゃそやろねえ。魚のすり身やさかい、ちくわはええんです。あっさりした食材やけど、魚のすり身。そこがちくわの偉いとこですわ。ちくわ齧ってたら人間はずっと生きていけまっせ、ほんまに。
これを好きなだけ買って来ますねん。
ちょっとその前に、サラダをこしらえときましょ。
ドレッシングも最低限。酢と醤油とオリーブオイル。
ドレッシングは、これだけでええですわ。爽やか味のドレッシングにしときましょ。
十六茶はおいしいですよ。これをゴクゴク飲んでたらスッとしますわ。
この2リットル入りボトルが100円ちょっとで西友で売ってます。
安過ぎるんちゃう?と思うけど、こっちにとってはありがたい話や。1本買って来てゴクゴク飲むんです。
ちくわ以外は何でもええんですけど、ここではアスパラとシイタケ。エリンギとかでも合いますわ。ししとうでもなんでも、お好きにしはったらよろしやん。
ちくわは斜めに切りましょう。こんな風にチャッチャと切ってみましょう。
ころころっとかわいらしいでしょ?
なんぼでも好きなだけ使いはったらええですわ。
シイタケは大きいのやったら4分割。普通のやったら2分割。
アスパラは3cm~4cmの長さで切りましょう。
そうしたら、こんな風に全体をまとめておきましょ。
みんなキレイなもんですなぁ。
調理前の状態も、調理後の状態も、食材はどっちも可愛らしく見えます。
調味料はこれだけですねん。
めんつゆ、酒、バター。
これに限らず、このブログに出て来る料理って、簡単なもんばぁ~っかりですわ。
最後に七味をかけましょう。
フライパンだけはねぇ、面倒かもしらんけど、蓋つきのを使こうてくださいね。
この調理は蒸す時間があるさかい、蓋がないと話にならんのです。
あぁ~、いつまでも見ていたい食材やね。
ちくわもアスパラもシイタケもキレイこと。
ここからはあっという間にできまっせ。
よう見といてくださいや。
フライパンを加熱してバターを溶かし、全部を軽く炒めましょう。
これ、わかります? バターが食材に絡んでますやん(↓)。
この段階でもういい匂いがしますわ。
で、軽く炒めたら、そこへめんつゆと酒をブレンドしたものを一気に注ぎましょう。
最初強火で加熱しますけど、ぶくぶくしたら、弱火にして蓋しましょう。
酒蒸しですわ。
これ、1~2分でええんです。
中を見てください。クツクツやってますでしょ。
いつまでも蓋したままボケェ~ッと加熱してたら、あきませんよ。
まだ水気が残っているかどうか、っちゅうくらいまで行ったら酒蒸しは終わりや。
サッと蓋を開けて、残った水気を絡めるように炒めましょう。
最初バターは多少焦げてフライパンにくっついてはるけど、酒とめんつゆを入れたところでそれはとれて、最終的に全部食べもんに絡むんです。
めんつゆを使うと、最後はちょっと照りが出て、おいしそうですわ。
こうなったら終わりです。
切るのに3分。加熱し始めてからは3分もあったらできまっせ。
どないです、おいしそうでしょ。
ごはんを炊いて、サラダやみそ汁でもあって、これをおかずに食べたら「あぁ、幸せ」てなもんですわ。
甘辛い味になってます。そこに七味がまた合うんですわ。
おいしいおかずはおいしい表情してます。
簡単に早く作れる、おいしい、安い。
普段の食事いうたら、こういうのがええでしょ。
サッと作って食べてみてください。
これ、おいしいわぁ~。こんなん、なんぼでも食べれます。
でも控えめにしときましょ。今日は体を休める日にしたんやさかい、そこでまた食べまくってたらあきまへん。