夜はずっと雨が降っていた。
明け方にはそれが止んだ。
すると、山荘の前の道はこんな状態になる。
森はしっとりとしてね。
すごく香りがいいのですよ。
気温も低いから、適度に湿度があるのが心地よい。
今回の連続投稿で初回に書いたとおり、滞在中はずっとスマホの受信が悪かった。
困るよねぇ、こんなの。
電話するには問題はないが、携帯での受信でインターネットを扱うことに問題があった。
こちら(↓)が原村の舗装道路の終わり。一番高いところだ。
ここより先に舗装道路はないよ。
ナラの葉がしっかり濡れている。
こちらはアザミ。
アザミはこのあたり、いっぱいありますよ。
今は鮮やかな緑色のカエデの葉。
でも、もう少ししたらこれも赤みを帯びてくる。
こんな具合にね(↓)。
これは2016年に撮影した画像だ。記録によると9月らしい。
楽しみだねぇ。
紅葉の時期に私はまたここへ来れるのだろうか。
雨天のあとの山荘の周りの散歩は退屈だ。
出来ることなら、ドガティ君は農場の広場とか、尖石縄文遺跡公園とか、弓振公園とか、七里ヶ浜とか、そんなところへ行きたいらしい。
「ボクは退屈です」とドガティ君が言う。
それでもなんとか近所を歩いてもらう。
すでによく知っている道を、のろのろと歩くだけでは退屈なドガティ君だ。
そしてジワジワと彼は自分が行きたいところに我々を誘導する。
ここ(↓)だ。ドガティ君のプライベート運動場。
ドガティ君はここで遊びたいのだ。
「おとーさん、その長いリードを付けてください」
「今度はそのボールを投げてください」
投げると走って取って来る。
しかしそのボールは気に入らなかったらしい。
バッグの中に勝手に返却している(笑)。
ではその代わりにトリポッポを使いましょう。
これは気に入ったみたい。
そのまま遊んでいる。
やがてまたボールを交換。
ボールをおかーさんが隠して、その後彼が走って取りに行く遊びだ。
おかーさんがボールを岩の上に置いた。
しかしボールが岩の下のやぶの中に落ちてしまう。
それとは知らないドガティ君は岩の上でボールを探している。
「ボールがないない、ボールがないない」
「いったいボールはどこにあるのでしょう??」
どこにあるんだろうねぇ(笑)。
どんなに探してもみつからないわ。
あちらの遠くの場所(↓)でも、同じようなことをしているおかーさんとドガティ君。
楽しそうでしょ。
プライベート運動場はいいところなんです。
ワンコ連れのみなさんは、ここで遊んでください。ぜひお越しくださいね。
舗装道路の中では、原村で最も高い場所にある交差点。
ここからなら阿弥陀岳もすぐにたどり着くらしい。
そう書いてある。
私は行ったことがないが。
ひとりさっさと勝手に階段を上るドガティ君。
「ボクはもう疲れました」
そうですか。
ニンゲンもおなかが減りました。
このオリーブオイルは最高だわ。
すくって飲めるよ。
【つづく】