中日 000 010 110 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:小笠原5勝6敗
敗戦投手:アンダーソン3勝4敗
セーブ:R.マルティネス2勝1敗22S
本塁打:[中日]レビーラ1号
先発のアンダーソンは、3回まで1安打に抑えると、4回に安打と死球に盗塁で2死2,3塁のピンチを迎えるも、木下を遊直に打ち取って無失点で凌ぎました。
しかし、5回先頭のレビーラに本塁打を浴びて先制点を奪われ、更に四球と盗塁で2死2塁とされましたが、大島を投直に打ち取って追加点は与えず、6回を投げて3安打4四死球1失点でマウンドを降りました。
7回は中崎がマウンドに上がり、2死後に連打で1,3塁とされ、大島に適時打を浴びて1点を失うと、続く8回は九里が登板するも、安打と犠打で1死2塁とされ、レビーラに適時打を浴びて痛すぎる追加点を奪われました。
打線は、4回に2四球と暴投で2死2,3塁のチャンスを貰うも、小園が三振に倒れてしまい無得点に終わると、8回2死2塁も坂倉が二ゴロに倒れてしまいました。
9回は矢崎が1安打無失点に抑えるも、9回裏は初めて先頭打者を出しながら、続く松山と小園が連続三振、會澤が二邪飛に倒れて、2試合連続零封されて、チームは3連敗となりました。
先発のアンダーソンは、6回1失点と先発の役割を果たしましたが、打線が繋がりを欠き援護できませんでした。5回を除き毎回走者を出しながら、連打は一度も無く散発6安打で2試合連続で零封されました。
昨日が、1安打零封されたことで、打線全体が重苦しい雰囲気になり、今日もその流れを引きずっているように感じました。
さらに、中崎と九里がともに失点してリードを広げられたことで、重苦しい雰囲気をさらに重くしてしまい、終盤の得点機も逃してしまったと思います。
7回の時点では点差が1点で、まだ試合展開は分からない状況でしたが、ここで中崎を2番手として登板させたことに疑問を感じます。リードを許している状況なので矢崎を投入しなかったかと思いましたが、点差が3点に広がって敗色濃厚の9回に矢崎を起用したことから、負けているから起用しなかった訳ではないようです。さらにこの場面で矢崎を起用するのは無駄使いにも思われます。
今の中継ぎ陣で中崎の役割は、点差のついたビハインドの場面での登板で、矢崎はリードまたは逆転を狙う場面での起用と思われるので、今日の継投には疑問を感じます。
佐々岡監督は、中崎の復活に期待しているようですが、今の中崎にはその期待に応えることができないと思うので、もっと役割を明確にして、適切な起用をしてほしいです。