DeNA 201 000 130 7
広 島 000 011 020 4
勝利投手:石田3勝1敗
敗戦投手:九里3勝6敗
セーブ:山﨑2敗18S
本塁打:[DeNA]嶺井3号
先発の九里は、初回に2塁打などで2死3塁とされ、牧の中前適時打と宮崎の適時2塁打で2点を失うと、3回には死球と安打などで1死1,3塁のピンチを招き、牧の適時打で追加点を奪われました。5回の攻撃で代打を送られて、5回を投げて6安打2四死球3失点でマウンドを降りました。
6番に長野を起用した打線は、4回まで長野の2塁打のみに抑えられていましたが、5回1死後に長野が2塁打で出塁し、2死後に會澤が適時打を放って1点を返すと、続く6回には安打と盗塁で2死2塁として、マクブルームの適時打で1点差に追い上げました。
しかし、6回から登板した藤井が、7回に嶺井に本塁打を浴びて1点を失うと、8回にはケムナが小園の失策と安打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、牧を併殺に打ち取ってピンチを脱したかと思われましたが、連続四球で満塁とピンチを拡大させてしまい、嶺井に3点適時2塁打を浴びて試合が決まってしまいました。
9回裏は松本が登板して、2死後に四球と安打、マクブルームの失策で満塁のピンチを迎えるも、神里を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
打線は、8回裏に安打と2四球で2死満塁として、坂倉の適時打と暴投で2点を返しましたが、反撃もここまででDeNAに惜敗を喫して4位に転落しました。
先発の九里が、序盤から失点を重ねてしまい、5回で早々に降板となりましたが、打線が中盤以降に反撃して、一時は1点差まで追い上げられながらも、中継ぎ陣が失点してしまい突き放されてしまいました。
藤井が嶺井に喫した本塁打は仕方ないとしても、ケムナの3失点は痛かったです。無死1,2塁のピンチで牧を併殺に仕留めながら、その後に連続四球を与えて適時打を浴びる最悪の結果となりました。
まだ2点差だったことを考えれば、宮崎に四球を与えた後、若しくは連続四球を与えたところで松本に交代させてほしかったです。たぶん、今日から9連戦が始まったことから、あまり中継ぎ陣を使いたくなかったため、続投させたと思われますが、致命的な失点に繋がってしまいました。
もし、8回のピンチを無失点に抑えていれば、試合の流れが変わっていた可能性もあっただけに、この3失点は悔やまれます。
ケムナは、これで登板3試合連続失点と精彩を欠いた投球が続いており、疲労が溜まっていると思われます。一度、リフレッシュさせる必要があるかもしれませんね。