カープな毎日

カープファンのひとりごと。

大瀬良4回5失点で初黒星

2020年07月04日 21時20分48秒 | 試合結果
阪神 210 200 211 9
広島 000 003 000 3
勝利投手:岩貞1勝1敗
敗戦投手:大瀬良2勝1敗
本塁打:[阪神]マルテ2号、大山1号

 スライド先発した大瀬良は、初回安打と犠打で2死2塁とされマルテに2点本塁打を浴びて先制を許すと、続く2回には西川の拙い守備による2塁打と自らの野選により1死1,3塁としてしまい近本の犠飛で1点を失いました。
 4回には連打で無死2,3塁のピンチを招くと2死後近本に適時2塁打を浴びて2点を追加され、大瀬良はこの回限りでマウンドを降り、4回を投げて毎回の8安打で5失点でした。

 打線は、2番2塁で上本、5番一塁堂林を起用しましたが、2回から5回まで毎回安打を放ちながらも繋がらず岩貞から得点を奪えませんでした。しかし、6回ni
連打で無死2,3塁とすると、鈴木誠がの2点適時2塁打、2死後にはメヒアの適時打で3点を返して2点差にまで詰め寄りました。

 5回は高橋樹が無安打無失点に、6回は薮田が1安打無失点に抑えましたが、2点差に追い上げた直後の7回に今村が安打と盗塁に犠打で1死3塁とされ、糸井の適時打とボーアの犠飛で2点を失ってしまい、更に8回に登板した中村恭が安打と2四球で1死満塁として上本の犠飛で1失点、9回には中崎が大山に本塁打を打たれてしまい、マツダスタジアムでの今季初戦は大敗を喫して、借金1となってしまいました。

 大瀬良は明らかに前2試合に比べると調子が悪く、制球が安定しておらず、ナイターからデーゲームにスライドした影響は大きかったと思います。
 スライドの盈虚を考えれば初回に2失点は仕方ないと思われますが、2回は防げた失点でありもったいなかったです。西川が目測を誤って2塁打としてしまい、更に岩貞の犠打を大瀬良が3塁に投げて野選となりましたが、無理をせず1塁に投げて2死3塁として打者勝負という選択もあったと思います。たぶん本調子ではなかったことから、気持ちに焦りが生まれたのかもしれません。
 そして今日の試合の最大のポイントは4回の投球で、無死2,3塁から連続三振で2死をとり、無失点で切り抜けるまであと一歩のところまできましたが、近本に痛恨の適時打を打たれてしまいました。大瀬良は近本と相性が悪いことを考えれば、次の上本と勝負する選択もあったと思います。
 ここを無失点で切り抜けていれば、試合の流れが変わっていたと思われるだけに、もう少し慎重に投げてほしかったですね。
 今日の失敗を次戦に活かして今日の借りを返してほしいですね。
コメント