カープな毎日

カープファンのひとりごと。

4点差追いつくも延長で力尽きる

2016年07月20日 20時58分36秒 | 試合結果
中日 211 101 000 1 7
広島 010 203 000 0 6
勝利投手:田島3勝1敗6S
敗戦投手:今村2勝4敗
本塁打:[中日]大島3号

 大瀬良が今季初登板しましたが、初回に先頭大島に本塁打を浴びて先制点を許すと、更に安打と四球で2死1,2塁としてしまうと、福田に適時打を浴びて、この回2点の先制を許してしまいました。
 2回には2死無走者から大島に2塁打を浴びると、続くエルナンデスに適時打を浴びて1点を失うと、続く3回にも2死無走者から福田と堂上に連続短長打を浴びて1点を失ってしまいました。
 3回裏の打席で代打を送られて、3回7安打4失点で降板となり、今季初勝利はなりませんでした。

 打線は、2回に2死1塁から下水流が適時2塁打を放って1点を返し、更に2死3塁の得点機でしたが、會澤が左飛に倒れて追加点を奪えず、3回には1死から安打と四球で1,2塁としながら、丸とルナが凡退して得点を奪えませんでした。
 
 4回からは九里が登板しましたが、いきなり大島に3塁打を浴びて無死3塁のピンチを招くと、1死後に平田に適時打を浴びて1点を失いました。
 それでも、打線がその裏に2死2塁として會澤の適時打で1点を返すと、九里の内野安打で1,2塁として、田中が適時打を放って、この回2点を返して2点差に追い上げました。
 しかし、九里は、6回にも大島に安打を浴びてサイクル安打を決められると、続くエルナンデスに適時打を浴びて、3点差に広げられてしまいました。
 粘る打線は、その裏に2死3塁から代打松山の適時打で1点を返し、更に敵失と四球で満塁として、丸が2点適時打を放って、ついに同点に追いつきました。

 7回からはヘーゲンズが登板して三者凡退に抑えると、その裏に3番手福谷から2四球で1死1,2塁のチャンスを貰いましたが、會澤が三振、代打岩本が二ゴロに倒れて勝ち越すことができませんでした。
 8回はジャクソンがマウンドに上がり、2四球で2死1,2塁のピンチを招くも、代打森野を三振に斬って無失点で凌ぐと、9回は中崎が1安打無失点に抑えました。
 打線は、8回に1死2塁の勝ち越し機を作りましたが、丸とルナが倒れて無得点に終わると、9回は田島に三者連続三振に抑えられて、延長戦に突入しました。

 10回から登板した今村は、先頭の大島に四球を与えると、犠打で1死2塁とされ、2死後にビシエドを敬遠して1,2塁として杉山と勝負するも、適時打を浴びて勝ち越し点を奪われてしまいました。
 その裏も、田島に三者凡退に抑えられて、中日に惜敗して連勝は2で止まりました。


 大瀬良が1軍のマウンドに戻ってきましたが、まだ本来の投球ではありませんでした。直球は最速142㎞で球にキレもなく、制球も甘くなっていました。
 初回にいきなり先頭打者本塁打を浴びたことで、動揺したこともあると思うので、初回の2失点は仕方ないですが、2回と3回の失点はもったいなかったです。どちらも2死無走者からであり、これは何としても防いでほしかったです。
 とりあえず、打線の奮起もあり負けは付かず、1軍で投げることができたことで、終盤戦に向けて大きな戦力が戻ってきたという収穫はありましたが、今日の投球内容ではローテとして回ることは難しいと思います。次回の登板では、今日の反省点を活かして、しっかりと抑えて、完全復活した姿を見せてほしいですね。

 打線は、今日の終盤に神ってる攻撃で粘りを見せてくれましたが、肝心のところであと1本が出ませんでした。同点に追いついた6回2死1,3塁ではルナが三振、7回1死1,2塁と8回1死2塁の勝ち越し機でも、適時打が出ずに一気に試合をひっくり返せませんでした。
 それでも4点差を追いついた攻撃は素晴らしく、中日に脅威を与えたことは間違いないでしょう。次戦からも投手陣をしっかりと援護してほしいですね。
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3ラン3本の11得点で快勝

2016年07月19日 21時34分07秒 | 試合結果

中日 000 003 000 3
広島 005 600 00X 11
勝利投手:岡田3勝3敗
敗戦投手:大野5勝4敗
本塁打:[中日]平田11号
    [広島]新井12号、田中9号、鈴木13号


 岡田は、2回まで無安打無失点に抑えると、3回に初安打を打たれて1死1塁とされるも、大野を犠打失敗させてピンチの芽を摘み取りました。

 打線は、初回に2塁打と四球などで1死1,3塁の先制機を作るも、ルナと新井が凡退して無得点に終わり、2回には無死1塁で下水流が併殺に倒れるなど、大野を攻め切れませんでした。
 しかし、3回に岡田、田中、菊池の3連打で無死満塁とすると、丸の押し出し四球とルナの犠飛で2点を先制すると、1死2,3塁から新井が3点本塁打を放って、この回5点を奪いました。
 続く4回には、安打と野選で無死1,2塁として、田中が3点本塁打を放ちました。更に2死後に連打で再び1,2塁とすると、鈴木が3点本塁打を放って、この回6得点でリードを11点に広げました。

 岡田は、5回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でしたが、6回に2安打とボークで1死1,3塁のピンチを背負うと、エルナンデスの犠飛で1点を失うと、続く平田に2点本塁打を浴びて、この回3点を失いました。
 しかし、7回は三者凡退に抑えると、8回も1安打無失点に抑え、8回を投げて5安打3失点に抑えました。

 打線は、5回から登板した2番手小笠原に2回を無安打1四球に抑えられると、7回は山井に、8回は岩瀬に無得点に抑えられましたが、9回をヘーゲンズが三者凡退に抑えて、中日に連勝しました。チームの貯金は今季最多の21となり、2位巨人とのゲーム差も10をキープしました。


 昨日のサヨナラ勝ちの勢いそのままに、投打の歯車がガッチリをかみ合って快勝しました。序盤は、打線がチャンスを作るも拙攻で得点を奪えず、大野を立ち直らせてしまうかと思いましたが、岡田が立ち上がりから力強い投球で中日打線を寄せ付けず、攻撃への良い流れを作ると、3回に自らの安打をきっかけにして打線に火をつけると、一挙5得点のビッグイニングを呼び込みました。
 更に4回にも岡田の犠打が野選を誘ってチャンスを拡大して、田中の3点本塁打に繋げました。
 6回には自らのボークもあり3点を失ってしまいましたが、ここで崩れることなく、その後の2イニングを1安打無失点に抑えて、しっかりと先発としての役割を果たしました。
 ようやく岡田にも白星が付くようになってきました。このまま先発ローテとして白星を積み重ねれば、新人王の十分に可能性があると思います。シーズン終盤に向けてきつくなってくると思いますが、最後までローテを守り通してほしいですね。
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新井のサヨナラ本塁打で後半戦白星スタート

2016年07月18日 23時05分32秒 | 日記
中日 000 020 000 2
広島 000 000 201 3
勝利投手:中崎2勝3敗17S
敗戦投手:祖父江1敗
本塁打:[中日]エルナンデス4号
    [広島]新井11号


 ジョンソンは、初回に連打で無死1,2塁のピンチを迎えると、平田とビシエドを抑えて2死とするも、ナニータに安打を打たれて満塁とピンチが拡大してしまいましたが、福田を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
 2回にも1死から2塁打を浴びて、2死3塁のピンチを招くも、大島を三振に斬ってピンチを脱すると、3回2死2塁もナニータを二ゴロに打ち取る粘投で中日に得点を与えませんでした。
 4回を初めて三者凡退に抑えて立ち直ったかと思われましたが、5回に1死1塁からエルナンデスに2点本塁打を浴びて先制点を許してしまいました。

 打線は、若松を捉えられず、初回1死1塁では丸が併殺に倒れると、2回から5回まで1安打に抑えられて3塁さえ踏めませんでした。6回に石原の2塁打と犠打で1死3塁のチャンスを作りながら、田中と菊池が凡退して得点を奪えませんでした。
 
 ジョンソンは、6回に先頭打者に四球を与えるも、福田を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取ると、7回には四球と安打などで1死2,3塁の大ピンチを迎えましたが、エルナンデスと平田を連続三振に斬って追加点を与えませんでした。
 すると、その裏に連打で無死1,2塁のチャンスを作ると、松山の一ゴロが敵失を誘って1点を返して、更に新井の四球で無死満塁として、鈴木の犠飛で同点に追いつきました。なおも1死2,3塁の勝ち越し機でしたが、代打岩本と代打會澤が凡退して同点止まりでした。

 8回からはジャクソンが登板して、先頭ビシエドに四球を与えるも、次打者ナニータを併殺に打ち取って3人で抑えると、9回は中崎が三者凡退に抑えました。
 2番手祖父江に代わった9回裏1死後に新井が本塁打を放って中日に逆転勝ちして、後半戦初戦で劇的なサヨナラ勝ちを収めました。これで貯金は最多タイの20に戻しました。

 中盤までは、勝てる気配が感じられませんでしたが、7回の大ピンチをジョンソンが無失点に抑えたことで、試合の流れが変わり始め、直後にしっかりと同点に追いついて、流れを掴んで9回のサヨナラ勝ちに繋げました。
 後半戦の初戦をサヨナラ勝ちという最高のスタートを切れました。オールスター休みで流れが変わることが一番心配でしたが、これで再びチームに勢いが生まれることは間違いないと思います。明日もこの良い流れを続けていってほしいですね。
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後半戦に向けた期待の戦力

2016年07月17日 22時42分31秒 | 日記
 明日からのリーグ戦再開に備えて、マツダスタジアムで全体練習が行われました。
 その中で、新外国人デラバー投手がシート打撃に登板して、田中、小窪ら4人を相手に17球を投げて、無安打1四球に抑えました。直球の最速は150㎞で、スライダーやスプリットの変化球も投じました。
 本人のコメントでは、全球種を良い感覚で投げられたと、早くも手応えを掴んだようです。しかし、投球後は、緒方監督や石原からクイックなどについてアドバイスを受けたようです。
 投球自体は問題ないようですが、クイックなど細かい部分では、まだ日本の野球に適応するまで時間が掛かるかもしれません。ジャクソンとヘーゲンズの状態が良いので、しばらくは2軍での調整となるので、その間に克服してもらい、1軍に招集された時には、即戦力として投げられるように準備してほしいですね。

 また、後半戦では大瀬良が先発ローテに復帰する見通しとなり、明日からの中日3連戦で復帰登板を果たすようです。また福井も近々復帰する可能性が高くなっており、選手に疲れが出てくる夏場の戦いに向けて、大瀬良と福井、そしてデラバーの3投手が加わるのは、とても心強いですね。

 2位巨人に10ゲーム差をつけているとはいえ、長いペナントレースでは何が起こるか分からないので、最後の最後まで気が抜けません。今季は野手の選手層は厚くなっており心配はしていませんが、投手は一抹の不安があります。しかし、投手陣も後半戦に向けて新たな戦力が加わったことで、25年ぶりの優勝を目指す体制は整ったはずです。後は、緒方監督のコメントどおりしっかりと準備をして自分たちの野球をすれば、最高の結果になると思っています。
 
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鈴木誠が敢闘賞を受賞

2016年07月16日 23時04分54秒 | 日記
全パ 000 030 110 5
全セ 021 000 200 5
本塁打:[全パ]大谷1号、浅村1号
    [全セ]筒香2号、丸1号


 マツダオールスターゲームの第2戦が行われ、カープでは2番2塁菊池、3番中堅丸、6番DHエルドレッド、8番右翼鈴木と4人がスタメンに名を連ねました。

 菊池は、打撃では4打数無安打でしたが、持ち味の守備で光るプレーがありました。同点の9回無死1塁の場面で、今宮の1,2塁間への鋭い打球を横っ飛びで捕球すると、2塁へ好送球して1走を封殺して、ピンチの芽を摘み取りました。
 抜けていれば無死1,3塁の大ピンチになっていた可能性が高いだけに、1点の価値がある素晴らしいプレーだったと思います。

 丸は、3回に塚原から右翼席へ特大の本塁打を放ち、一時はリードを3点に広げる価値ある一打でした。残念がら白星には繋がりませんでしたが、この本塁打は、シーズン後半戦に向けて弾みがついたと思います。

 エルドレッドは、2回の打席で安打を放って出塁すると、戸柱の左飛で本塁を狙うも、好返球により残念ながらアウトになってしまいました。故障の影響を感じさせないプレーで、1軍復帰に向けて良いアピールになったのではないでしょうか。

 そして、鈴木誠は、2回に無死満塁の場面で犠飛を放って初打点を挙げると、5回には打ち損ないが内野安打となる神ってる安打を放つと、7回には左翼へ2塁打を放って、3打数2安打1打点の活躍で敢闘賞を受賞しました。
 現在の好調なチームを象徴する存在として注目されていますが、昨日も神ってる安打を放つなど、球宴でも結果を残しました。シーズン再開後もこの調子でチームのムードメーカーとなりそうです。
 
 派手な活躍をして選手はいませんでしたが、持てる力を出し切って、シーズン中と同様のプレーを見せてくれたので、後半戦も好調な状態を維持して、悲願の優勝に向けて期待が持てそうですね。
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全ウが完敗

2016年07月14日 22時50分28秒 | 日記
E 030 030 000 6
W 010 000 000 1
勝利投手:長谷川(巨)
敗戦投手:青柳(阪)

 フレッシュオールスターが行われ、1-6で完敗しました。カープからは、西川、桒原、藤井、塹江の4人が出場し、西川が1番2塁で、桒原が9番遊撃で先発出場しました。
 西川は4打数無安打と結果を残すことができませんでしたが、桒原は9回に先頭打者として楽天の安楽から2塁打を放ってチャンスメイクしました。次打者の西川が中飛に倒れるなど後続が続かず、得点に繋がりませんでしたが、最後に1安打放ったことは、大きな自信にして、後半戦に繋げてほしいですね。

 投手では、藤井が4番手として4回から登板して、先頭ヤクルトの山崎に四球を与えて出塁を許してしまいましたが、次打者を味方の好守にも助けられて併殺に抑え、続くオコエは三振に斬って、1回を無安打1四球無失点に抑えました。
 また、塹江は8番手として8回から登板して、打者3人を全て内野ゴロに打ち取って、1回を無安打無失点に抑える好投でした。
 
 藤井は、先頭打者に四球を与えてしまいましたが、1軍で活躍するオコエから三振を奪うなど打者3人で抑えました。反省点もありますが、結果は悪くありませんでした。塹江は、三者凡退に抑える好投で、しっかりと結果を出すこともできたと思います。
 2人には今日の経験を後半戦の投球に活かして、飛躍のきっかけにしてほしいですね。

 明日は、ヤフオクドームでマツダオールスターゲームが開催されます。真中監督がスタメンを公表しており、カープでは1番中堅で丸、6番1塁で新井が出場します。
 前半戦の好調なチームを象徴するような活躍を見せてほしいですね。ただ、残念ながら、明日は仕事の関係で観戦することができません。残念ですが、結果だけを見ようと思います。なお、更新もできないと思います。  
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零封負けで黒田の日米通算200勝ならず

2016年07月13日 21時14分02秒 | 試合結果
巨人 010 003 200 6
広島 000 000 000 0
勝利投手:田口5勝6敗
敗戦投手:黒田6勝5敗
本塁打:[巨人]阿部5号、村田11号


 黒田は、初回に安打と犠打で1死2塁とされるも、坂本と長野を内野ゴロに打ち取って無失点で切り抜けましたが、2回に阿部に本塁打を浴びて先制点を奪われました。
 3回と4回は三者凡退に抑え、5回には1死から連打で1,2塁のピンチを招きましたが、田口を犠打失敗、橋本到を一ゴロに抑えて追加点を与えませんでした。

 黒田を援護したい打線は、初回に田中が四球で出塁するも牽制死してしまい、3人で攻撃を終えてしまいました。2回には四球と安打で無死1,3塁の同点機を作りましたが、次打者鈴木の打席で一走新井が盗塁を試みるも、最悪の三振併殺となってしまい、下水流が敬遠気味の四球で歩かされて、石原は右飛に倒れて、絶好の得点機を潰してしまいました。
 4回はルナが四球と盗塁で2死2塁とするも鈴木が中飛に倒れ、続く5回には安打と犠打で2死2塁としましたが、田中が二ゴロに抑えられて、田口から得点を奪えませんでした。

 黒田は、6回に山本の2塁打で無死2塁のピンチを招き、2死3塁となったところで、阿部に適時打を打たれて1点を失い、更に村田に2点本塁打を浴びて、この回3点を失ってしまいました。
 7回も続投した黒田でしたが、2塁打と犠打で1死3塁とされて、橋本到に適時2塁打を浴びてしまい、2死後には坂本にも適時打を打たれて、6回2/3を投げて6失点でマウンドを降りました。
 
 8回は3番手オスカルが、9回は4番手九里がそれぞれ三者凡退に抑えましたが、打線は6回まで田口に3安打無得点に封じられてしまいました。7回からは2番手の宮國が登板し、8回に2死1塁から、ルナが2塁打を放つも、本塁を狙った丸がアウトになってしまい得点を奪えませんでした。
 9回はマシソンの前に三者凡退に抑えられて、巨人に零封負けを喫して、黒田の日米通算200勝は次戦以降に持ち越しとなりました。

 今日で前半戦が終わり、カープは52勝33敗2分の貯金19で、2位巨人に10ゲーム差をつけて終えました。

 
 今日は黒田の日米通算200勝が掛かった一戦ということで、野手陣が気負いすぎていたからか、序盤から攻撃がかみ合いませんでした。
 初回の無死1塁では田中が牽制死、2回無死1,3塁では、まさかの三振併殺で立ち上がり不安定だった田口を助けてしまい、3回以降は攻略の糸口を掴むことができませんでした。
 黒田も必死に耐えて、2回の1失点で踏ん張っていましたが、6回に阿部に適時打を浴びて試合の流れは完全に巨人に傾いてしまい、さすがの黒田も、この流れを止めきれませんでした。
 前回も5併殺を喫するなど、黒田本人よりも、周りの選手の方がプレッシャーを感じてしまっているように思います。いつものように平常心で試合に臨むのは難しいかもしれませんが、まずは黒田と同様にチームの勝利を第一に考えてプレーすれば、黒田の偉業も達成できるはずです。
 次戦こそは、黒田の記録達成を見たいですね。
 


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新井の2本塁打で快勝

2016年07月12日 22時59分12秒 | 試合結果
巨人 100 200 000 3
広島 014 070 10X 13
勝利投手:野村11勝2敗
敗戦投手:内海4勝3敗
本塁打:[広島]新井9号、10号、下水流4号


 野村は、初回に先頭の橋本到に2塁打を打たれると、1死後に坂本の適時打で先制点を奪われました。しかし、好調な打線は、2回1死から新井が本塁打を放って同点に追いつくと、続く3回には菊池と丸の連打で無死1,2塁とすると、1死後に新井の適時打と鈴木の適時2塁打で2点を勝ち越して、内海をマウンドから引きずり下ろしました。更に1死2,3塁のチャンスで2番手田原誠から下水流の適時打と石原の内野ゴロの間に2点を追加して、4点のリードを奪いました。
 
 しかし、4回に野村が2死無走者から連続短長打と四球で満塁のピンチを迎えると、小林誠に2点適時打を浴びてしまいました。更に直後の4回裏に田中が四球で出塁して無死1塁としながら、菊池が併殺に倒れてしまいました。

 それでも、野村が5回を三者凡退に抑えると、その裏に無死1塁から新井が2点本塁打を放って追加点を挙げ、更に無死1塁で下水流も2点本塁打を放ちました。
 火のついた打線は、まだ止まらず、2死無走者から田中が死球で出塁して、盗塁に悪送球も絡んで3塁に進むと菊池の適時打で1点、その菊池が盗塁を決めて丸の適時打で生還して1点、更に代わった矢貫からルナが安打で続いて1,3塁として、新井の適時打で1点を挙げて、この回7得点で一気に試合を決めました。
 7回には船越のプロ初打席初安打と田中の2塁打で無死2,3塁として、菊池の犠飛で1点を追加しました。

 野村は、6回にも2死から四球と安打で1,2塁とされましたが、小林誠を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、この回限りでマウンドを降りました。

 7回は今村が1安打無失点、8回は一岡、9回は九里がそれぞれ三者凡退に抑えて、2位巨人に快勝して、チームの貯金を今季最大の20として、ゲーム差を11に広げました。野村はリーグトップを独走する11勝目を挙げました。

 
 今日は新井が試合の行方を左右するポイントでしっかりと得点を叩きだして、試合の主導権を巨人に渡しませんでした。
 初回に野村が1点を失いましたが、2回に新井の本塁打で直ぐに追いついて巨人に流れを渡さず、続く3回には適時打を放って勝ち越し点を挙げて試合の流れをカープに引き寄せて、その後の3得点を呼び込みました。
 そして最大の分岐点となったのは5回の2点本塁打でしょう。4回に野村が2死無走者から2点を失って、巨人打線を勢い付けてしまったことで、次の1点を奪ったチームに流れが傾く展開だっただけに、5回の本塁打はカープに流れを引き戻す価値ある本塁打だったと思います。

 新井の勝負強い打撃が光った試合ですね。明日は日米通算200勝を目指す黒田が先発します。新井が黒田を強力に援護して、地元マツダで偉業を達成してほしいですね。
 
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戸田140球の熱投でプロ初完投初完封

2016年07月10日 20時12分43秒 | 試合結果
広島 350 010 000 9
阪神 000 000 000 0
勝利投手:戸田4勝1S
敗戦投手:岩貞4勝7敗
本塁打:[広島]丸12号



 初回に3連続四球で無死満塁のチャンスを貰うと、ルナが適時打を放って1点を先制すると、続く新井にも適時打が飛び出して2点を追加しました。更に四球で1死満塁としながら、會澤と戸田が倒れて3点止まりでした。
 しかし、2回に連打で無死1,3塁として、丸の二ゴロの間に1点、ルナの適時打の1点を挙げて、岩貞をマウンドから引きずり下ろしました。代わった石崎から連続四球を選んで1死満塁とすると、2死後に會澤の2点適時打と戸田の適時打で3点を追加して、この回5得点を挙げて試合の主導権をガッチリと掴みました。

 戸田は2回まで完璧に抑えていましたが、3回に安打とルナの失策で無死1,2塁のピンチを背負いましたが、代打大和を三ゴロ併殺、上本を一邪飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
 続く4回にも1死から連続長短打で1,3塁のピンチを招きましたが、ゴメスと中谷を抑えてピンチを脱すると、5回にも2死から安打と四球で1,2塁とされるも、鳥谷を三飛に打ち取って阪神に得点を与えませんでした。

 打線は、3回に3番手榎田から安打と四球で1死1,2塁としましたが、新井が二ゴロ併殺に倒れて無得点に終わりましたが、5回に2死から丸が本塁打を放って1点を追加してダメ押し点を挙げました。
 6回にもマテオから連打で無死1,3塁としましたが、松山、會澤、戸田が3者連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。更に8回にも藤川から2安打1四球で1死満塁のチャンスを作りましたが、會澤と戸田が倒れて追加点を挙げられてませんでした。

 戸田は、7回こそ三者凡退に抑え、8回は安打と四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、江越を三振、福留を二ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けました。
 そして9回もマウンドに上がり、安打、死球、安打で2死満塁のピンチを迎えましたが、最後は西岡を中飛に打ち取り、140球を投げて8安打6奪三振でプロ初完投を初完封で飾りました。また、チームは阪神を3タテして貯金を今季最多の19まで増やしました。


 今日は何といっても戸田の熱投でしょう。打線が2回までに8点を奪って楽な気持でマウンドに上がれたと思いますが、3回以降は7回を除いて毎回走者を背負く苦しい投球でした。それでも得点圏に走者を背負ってから、気迫の籠った投球で、後続をしっかりと抑えて、阪神打線に得点を与えませんでした。
 9回は球数も100球を超えていたので、交代するかと思いましたが、首脳陣は続投させました。流石に疲れが見え始めて、制球がばらつき始めて、甘い球を捉えられるなど、かなり苦しい状況だったと思います。それでも2死満塁となった場面では、最後の気力を振り絞って左腕を振り切って、西岡を打ち取りました。
 この9回の投球は、今後に絶対に活きてくるとはずです。戸田が先発投手として、一回り成長したと試合だったと思うので、後半戦の活躍が期待できそうですね。

    
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3本塁打で快勝してリーグ50勝一番乗り

2016年07月09日 22時47分57秒 | 試合結果

広島 003 010 300 7
阪神 010 000 000 1
勝利投手:岡田2勝3敗
敗戦投手:能見5勝7敗
本塁打:[広島]新井8号、丸11号、鈴木12号


 岡田は、初回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、ゴメスを中飛に打ち取って無失点で切り抜けましたが、2回に連打で無死1,3塁とされて、岡崎に適時打を浴びて先制点を奪われ、更に能見に四球を与えて無死満塁とピンチを拡大してしまいました。しかし、ここで奮起して西岡を三ゴロ、鳥谷を遊飛、江越を三振に斬って追加点を与えませんでした。

 打線は、能見に2回まで1安打に抑えられていましたが、3回に1死から連打で1,2塁とすると、2死後に新井が3点本塁打を放って逆転に成功しました。更に5回には死球と犠打で1死2塁として、丸が適時打を放って追加点を挙げました。

 岡田は、逆転した直後の3回に2塁打と暴投で無死3塁のピンチを招きましたが、ゴメスを三直、中谷と北條を連続三振に斬って無失点で切り抜けました。4回は三者凡退に抑えるも、5回は無死1塁とされながら、江越、福留、ゴメスの主軸を凡打に打ち取ってピンチの芽を摘み取り、6回1死1塁では代打緒方を併殺に打ち取って、阪神に追加点を与えず、6回7安打7奪三振1失点で降板しました。

 打線は、6回に2安打で1死1,3塁としながらも、田中が投ゴロ、菊池が三振に倒れて無得点に終わりましたが、7回に2番手榎田から丸が本塁打を放つと、更に1死1塁から鈴木が2点本塁打を放って、試合を決めました。

 7回からはヘーゲンズが登板して、安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、江越と福留を抑えて無失点で凌ぐと、8回に登板した今村も2死2塁のピンチを招くも、代打伊藤隼を右飛に打ち取って得点を与えませんでした。
 9回は一岡が抑えて、阪神に快勝して、阪神戦6連戦となり、チームの貯金は今季最多の18となりました。

 岡田は、毎回のように走者を背負う苦しい投球でしたが、粘り強い投球で最少失点で凌ぎました。特に2回の投球は素晴らしかったです。1点を失って、更に投手の能見に四球を与えて無死満塁とした時には、このまま大量失点かと思われましたが、ここで吹っ切れたかのように力強い直球で阪神の上位打線を抑えて追加点を与えませんでした。
 ここを1失点で凌いだことで、阪神に傾きかけた流れをカープに引き戻して、直後の新井の逆転本塁打を呼び込んだことは間違いありません。
 今日の投球内容であれば、ローテ投手として安心して試合を任せられると感じました。これから白星を積み重ねてくれること、間違いなしですね。
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