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マエケン8回零封でまず1勝

2014年09月15日 21時22分03秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 030 010 00X 4
勝利投手:前田健11勝8敗
敗戦投手:杉内9勝6敗
本塁打:[広島]ロサリオ11号

 今日からは地元で巨人との首位攻防3連戦です。ゲーム差5と首の皮一枚繋がった状態であることを考えれば、3連勝以外は有り得ない厳しい状況で、大事な初戦の先発は前田健でした。
 前田健は、立ち上がりから全開で、力のある直球と切れの良いスライダーで巨人打線を翻弄しました。
 初回は1死から四球を与えるも、坂本と阿部を抑えると、2回から5回までは一人の走者も出さないどころか、外野にすら打球が飛ばない完ぺきな投球で、巨人に付け入る隙を与えませんでした。

 打線は、不振のキラが降格し、エルドレッドが1軍に復帰して、6番1塁でスタメン出場しました。
 2回にロサリオが杉内から本塁打を放って先制すると、更に四球と安打で1死1,2塁として、石原の適時打に敵失も絡んで2点を追加して、この回3点を先制しました。
 4回は2死から連打で1,3塁とするも、前田健が中飛に倒れて無得点に終わりましたが、5回に堂林と菊池の連続2塁打で1点を追加して、リードを4点に広げました。
  7回と8回は走者を出しながらも、共に併殺で潰して、更なる援護点は挙げられませんでした。

 前田健は、6回に片岡に初安打となる2塁打を浴びて、無死2塁のピンチを迎えましたが、代打矢野、長野、橋本を抑えて得点を与えず、8回1死1塁では片岡を併殺に打ち取り、8回を投げて2安打7奪三振の無失点に抑えました。
 9回はミコライオが登板し、無死1塁とされましたが、長野を併殺に打ち取って結果的に
は3人で片づけて、巨人を零封しました。

 ゲーム差は4に縮まり、まだ優勝へ望みを繋ぎました。1勝したからといって、油断できない状況に変わりはありませんので、明日はまた気を引き締めて臨んでくれると思います。

 前田健がエースらしい圧巻の投球で、巨人の前に立ちはだかりました。今季は巨人戦5戦勝ち無しで、後半戦はエースらしからぬ投球が続いていました。しかし、大詰めのペナントの行方を左右する大一番で実力を出し切りました。
 今日は文句のつけようのない今季最高の投球だったと思います。前田健の気迫がボールに乗り移り、巨人打線を圧倒しました。
 そして4番のロサリオが早く前田健を援護したい状況で、先制本塁打を放って役割をしっかりと果たしました。

 エースの快投に4番の本塁打とチームを加速させる要素がしっかりと詰まった一戦だったと思います。この流れで残り試合も戦えば、逆転の可能性は十分にあると思います。



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